りん日記

ラーとか本とか映画とか。最近はJ-ROCKも。北海道の夏フェスふたつ、参加を絶賛迷い中。

09年11月に読んだ本

2009-12-09 21:32:43 | 


『高橋留美子劇場』3 高橋 留美子作 小学館 09年11月刊

『聖☆おにいさん』4 中村 光作 講談社 09年10月刊

『奇縁まんだら』 瀬戸内 寂聴著 日本経済新聞出版社 08年4月刊

『グッドデザインカンパニーの仕事』 水野 学著 誠文堂新光社 08年11月刊

『原始の骨』 アーロン・エルキンズ著 ハヤカワ文庫 09年9月刊

『ニッポン硬貨の謎』 北村 薫著 創元推理文庫 09年4月刊(単行本05年6月刊)

『きのう何食べた?』3 よしなが ふみ作 講談社 09年10月刊

『駅から5分』3 くらもち ふさこ作 集英社 09年11月刊

(『鈍い球音』 天藤 真著 創元推理文庫 95年6月刊(単行本71年12月刊))

(『覆面作家は二人いる』 北村 薫著 角川文庫 97年11月刊(単行本91年11月刊))

(『覆面作家の愛の歌』 北村 薫著 角川文庫 98年5月刊(単行本96年9月刊))

(『覆面作家の夢の家』 北村 薫著 角川文庫 99年10月刊(単行本97年1月刊))


()内は再読の本です。

『原始の骨』、「スケルトン探偵シリーズ」は第1作からずっと読んでるけど、
面白かったのは第4作目くらいまでで、あとはもう……
今回のもほんとにひどい。もう期待するのはやめよう。

『ニッポン硬貨の謎』は体裁としてはエラリー・クイーンのパスティーシュだけど、
実質はクイーン論。
著者の北村薫さんが卒論として書いた論文が元となっているそう。
これを読むと、クイーンを、特に中心に論じられてる『シャム双生児の謎』を読み返したくなるけど、
いま読むのやっぱりキツいんだよなー
で、代わりにというわけじゃないけど、北村さんの文章がもっと読みたくて
「覆面作家シリーズ」を読み返しました。
「円紫さんと私シリーズ」より好きだったりします。
キャラクターがぶっとんでる分、かえってすんなり読める。
「円紫さんと私シリーズ」の主人公の、
普通の女子大生のありえない「可憐さ」には逆にひいてしまう。
北村さんがデビューしたとき、性別不明の「覆面」でデビューしたため
この作者は男性か女性かとちょっとした話題になったそうだけど、
この主人公の造形は男性ならではで、女性だったらちょっと書かないキャラだと思います。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬じたく | トップ | 兄弟 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(^-^ (yuuhi)
2009-12-11 13:48:23
ご無沙汰です(^-^)
ようやく時間少し余裕でるので、本読みスタートします(^-^)

ゆきかこい。。。いいねえー。
なんだか、そういう父子の時間が、子供が成長したときの、あったかい思い出になってたりするんだよね(^^
返信する
Unknown (りん)
2009-12-14 21:30:33
~yuuhiちゃん

毎月締め切りがあるとひと月があっという間でしょ。
大変だよなー
応援してるよ!!
(それが具体的な形にならなくてごめん…)

>なんだか、そういう父子の時間が、
>子供が成長したときの、
>あったかい思い出になってたりするんだよね

そうかもしれないね。
お金使ってどこかに連れていくと
「楽しかった!?楽しかった!?覚えててよねっ」
って親としてはつい思っちゃうけど、
こういうなんでもないことが案外心に残ってたりするものよね。。。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事