南のまち、と森の端

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間近に迫った宮崎国際音楽祭

2018-04-26 17:07:32 | 芸術文化

第23回宮崎国際音楽祭は4月28日から5月13日まで宮崎県宮崎市のメディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)をメイン会場に開かれます。
初代音楽監督にアイザック・スターンさんを迎えて1996年に始まったこの音楽祭(当初は宮崎国際室内楽音楽祭)の今の音楽監督はヴァイオリニストの徳永二男さん。今回の特徴といえば、ヴァイオリンのチョン・キョンファ、チョーリャン・リン、ドン=スク・カン、諏訪内晶子、三浦文彰さん、チェロの趙静さんらアジア出身の演奏家に焦点を当てている点。興味ある室内楽のほかオーケストラは豪華メンバーを揃える宮崎国際音楽祭管弦楽団。広上淳一さんや鹿児島県出身の下野竜也さんらがタクトを振ります。
メインプログラムは
5月4日=演奏会1「夢のあとさき~フランス音楽のエスプリ」。ドン=スク・カン、三浦文彰、趙静、児玉桃さんら出演。
5日=演奏会2は「アジアのヴィルトゥオーソ~達人たちの饗演」。チョーリャン・リン、諏訪内晶子さんら出演。
6日=演奏会3「レジェンドの帰還~チョン・キョンファのブラームス」。
11日=演奏会4「エクスペリメンタル・コンサート レガシー~武満徹の残したもの」。野平一郎、徳永二男、福田進一、藤木大地、高木綾子、小林美樹さんら出演。
13日=演奏会5「プッチーニの世界 『ある晴れた日に』。中村恵理、福井敬さんら出演。
スペシャルプログラムとしては、▽徳永二男「魅惑のタンゴ」(4月28日・新富町文化会館)は徳永、京谷弘司さんら出演。▽シリーズ「Oh!My!クラシック~仲代達矢『85歳の自画像』」(4月30日)、米良美一さんら出演。▽チョーリャン・リン、諏訪内晶子さんらが出演する「2violins~海峡を超えるアジアの響き」(5月1日)。▽趙静+大萩康司「10弦の響き~やすらぎのアンサンブル」(5月2日・門川町総合文化会館)▽シリーズ「ポップス・オーケストラinみやざき~宮川彬良のびっくりアカデミー」(5月12日)など。
ほか500円コンサート(5月3日)、子どものための音楽会(5月8日)、新星たちのコンサート(5月12日)、ストリート演奏会(4月29日・宮崎市橘通交差点特設ステージ)ほか多彩なプログラムが組まれています。
個人的に昨年は都合により聴けなかった音楽祭、今回はできるだけ聴きに行こうと、大いに楽しみにしています。

問い合わせは宮崎国際音楽祭事務局 0985-28-3208 

公式ホームページhttp://mmfes.jp


宮崎国際音楽祭のパネル(芸術劇場正面)

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