スキージャンプ&スポーツ竹内元康発言

スキージャンプ選手、全日本コーチ、解説者、トレーナーを経て・・・今だから語れること。

あの部分とあの部分!

2001-12-04 04:29:40 | スキージャンプ
船は開幕戦から連続6位以内で1表彰台。
コンスタントにきてるねぇ。
しかし、頭を獲るためにはまだ注文がある。
ここまでの好調な要因としてはアプローチでのポジションの安定性が昨年よりよくなっているところにある。
でも、ポジションを変えたことによって一番の特徴であった踏切でカンテを長く踏んでいることができなくなった。
言い換えればタイミングが狂うとそく飛距離に反映してしまうということ。
今のジャンプでよくしたい部分はフライトの一番高いところまで行く間に頭が下がりすぎないようにすること。
後頭部が背中とまっすぐなラインになっていけるとマキシマムはまだ遠くに持っていけるはず。
そこが修正されてこないとフライトの後半で胸が反っていくようになる。
これがでてると後半の伸びというものが出てこないし、ランディングもより安定感を増さない。
ファンの皆様には非常によく見えてると思うけど、船が本当によかったときは、あんなもんじゃない。
そこらへんができてきたら、トップとれるよ。


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