「アトムおやじ」の自然農園~自然と遊ぶ~

自然農法研究農園を中心に、天然生活を楽しみながら、いろんなことを妄想していきます。

無農薬の種生姜の畝も掘ってみた!~自然農園~

2019-11-12 20:59:11 | 自然と遊ぶ!

今朝もウッドデッキが濡れていた。が、雲一つない空が広がっていた。

残念ながら、そのうちにサンゲイジングが出来ないほど、冬の空を思わせる雲がお日様を隠すことが多くなってきた。

それでも、ストーブを点けなくても済んでいたが、朝食後は寒さを感じていた。

そんなことから、午前中、時間を持て余して1時間も早く家を出て自然農園に向かっていた。途中、買い物に寄ってはいたが、麦の播種もしたいと考えていたからだ。

で、秘密基地に車を停め、直ぐに自然小屋に行き麦の種を探していた。

が、そこでも麦の種を見つけられなかった。

これは、もしかすると、この時期の麦蒔きはするなというサインだと考えてしまった。

というのも、先日、米を作ってもらっている農家さんに、11月中旬の麦蒔きが一番良いと教えてもらっていた。が、成長の遅い自然農園では、肥料たっぷりの慣行農法と同じにはいかない。

むしろ、残していた種麦が見つからなくて良かったのだと。

で、仕方がないので、インゲンを穫ってから観回りしていた。

そして、無農薬の種生姜を植えていた畝を掘って見ることにした。

●無農薬の種生姜の畝も掘ってみた!

で、最も茎が伸びているものから掘ってみた。

やっぱり少し小さい感じだ。種生姜が残っていてくれたのが良かった。

 

次に、その西の株も掘ってみた。さらに、少し小さい感じだが、種生姜も残っていた。この畝は、然程、高くしていないこともあったからだ。

すると、一本の茎が根元から折れており、15cm位上が草刈りのようなもので切ったような痕が残っていた。

 

覚えがないが、この痕は刈払い式のヒップソーが当たって折れた?とも思われた。

そして、茎が倒されていたものも掘っておくことにした。この株では、残念ながら種生姜を見つける事ができなかった。

 

今日も3株を掘ってみたが4月下旬の植え込みでは遅くて大きくなる前に寒くなってしまう感じだ。

●来年の植え付けの準備まで!

で、来年も3月の種生姜の確保は難しいようだし、最悪、食用の無農薬生姜でも良いことが分かった。

その前に、自家種生姜を上手く保存して、畝を高くし草藁マルチで暖かくして植えつければ3月の植込みでも良いことも分かった。

そして、今日の3株のうち1株に種生姜が見つけられなかったことから、右の生姜専用畝をさらに高くしようと考えた。

この畝では、去年、全く種生姜が残っていなかったことから少し嵩上をしていた。それで、今年は種生姜が残ってくれていたようだ。

同じ根菜類でも、薩摩芋や落花生と違って、沢山、掘り返さなくても済むので、土壌菌叢を崩すことは少ないことから、生姜は自然農園に向いてる根菜類かもしれないと感じたからだ。

それにこうした作業は、植える直前ではだめなので、今の時期しかできないと。

そんなことを考えながら生姜専用畝の嵩上げをチガヤの根っこの駆除をしながらしていた。

 

その嵩上げの土は畝間に溝を掘るようにし、土壌菌叢を崩さないようなるべく耕さないようにもともとの生姜の畝に積み上げるように高くしていった。

 

そして、今日、掘った分は全て来年の種生姜として保存することにした。

で、前回、掘ったものと合わせて、恒温庫で保存するのだが、適当な容器ががなかったので、ダンボールに新生姜と親生姜を別々に入れて保存しておくことにした。

●温州みかんと大玉金柑を収穫!

そして、畝の嵩上げで疲れていたが、神吉鶴のエリアを通って道具を運んで行こうとしたところ、薄っすらと黄色くなった温州みかんが目に止まった。

で、そのみかんを穫っていると、その先にもっと美味しそうに橙色に熟した大玉金柑が見えた。

 

それは、沢山、色付いているわけではなかったが、その大玉金柑も穫って帰ることにした。

この大玉金柑の木は、去年の台風で塩害にあって、海側の半分が枯れてしまった。

それでも、今年も実を提供してくれているのが有難い。