mixiのワーキングマザーフォーラムで共働き夫婦のあり方についてのトピックが立っていたのをきっかけに考察。
息子1号出産後は産休明けに職場復帰したため、搾乳して出勤、冷凍母乳を持って登園みたいな生活で、私が結構手一杯だったため、オットが赤ん坊を抱っこして出勤する係でした。
初めての母乳育児に産休前の仕事の名残でトラぶっていたこともあって、結構私がいっぱいいっぱいだったため、オットが家事・育児を担う機会が多かったですね。
年齢的にも30代前半で会社でのポジションもお互いに係長程度だったのと、そもそも私は子供が苦手であまり子供を持ちたくなかったのを子供好きのオットがムリ言って作った子だったってこともあって、オットの育児参加は積極的だったと思います。(もちろん、私にとっては至らぬ点だらけで不満でしたけど。)
息子2号の出産後は、ちょっと時間のかかる研修を受けたかったこともあったし、もう最後の機会だと思って育児休暇を1年間取得しました。
すると、オットは待ってましたとばかりに大学院に社会人入学してしまったため、仕事と通学で、家事・育児は殆ど私任せに。
あまり構わなかったのが原因だと思うのですが、息子2号はオットになついていません。(例えば、離婚するからどっちについてくる?と聞いたら、息子1号はとても悩むと思いますが、息子2号は迷わず私を選ぶと思います。)
復帰後、大学院に通いながら出張がちなオットがなつかない息子2号と過ごす時間をなんとなく避けて、子供たちの世話が私に偏りました。
すると露骨に会社は私を閑職に追いやってくれ昇給昇格ストップしましたが、子供たちと接する時間は確保できました。その間、オットは出張、残業三昧。
私が昇給昇格が留まっている事は本意ではないこと、オットが家事育児にかける時間が以前より減っていることについてはまったく納得していないことをオットにぶつけたのは2年後です。
それから、週に2日はオットが子供たちを迎えに行くようになりました。
私も、出張や休日出勤が多いセクションになったため、スケジュール調整は綱渡り状態でハラハラどきどきになりましたが、オットが子供たちと過ごす時間は格段に増えました。
私の繁忙期にはオットが殆ど毎日、迎えに行って子供たちの夕食、入浴、寝かしつけ、洗濯を済ませるし、泊まりがけの出張についてはちょっとびびりながらも父子3人で過ごすことができるようになりました。
(私はオットが泊りがけの出張で帰ってこない日はなんとなく、息子たちと3人で開放感に浸るのですが(別にいるから邪魔になるというようなオットではないんですが)、オットは私がいないと緊張するらしく、深夜帰宅でも帰ってきたほうが安心なようです。この差は何が原因なんでしょうね?)
弊社の男性諸氏を見る限り、わがオットと同程度に子供たちとの「生活」をともにしている父親はいないように思えます。
たいていのサラリーマンがそうではないでしょうか?
子供たちと一緒に遊びに行くことはあっても、一緒に「生活」している時間は確保できていなんではないでしょうか?
夫婦交代ではありますが、共働きのおかげで夫婦とも、子供たちとの生活時間を楽しめている(楽しいだけじゃないけどね。)と思います。
当たり前に、生活力のある父親の姿や母親の姿を、子供たちが日常的に目にすることは子供たちが生活力を身につけるうえでとても重要だと思えます。
特に、うちは男の子なので、同性のオットの生活する姿を見せることでモデルにしてもらえると嬉しい。
今、私の両親の力を借りながらではありますが父子3人で暮らして行けるのは、こうやって日々培った生活力があるからだと思っています。
そんなふうに、定時で帰ってきたら出世が遅れる・・・
という反論もあろうかと思いますが、オットの出世が同期に比べて特に遅れているわけではありません。
そして彼が特別に「優秀な」人材だというわけでもないことを考えると、むしろ順調に出世しているほうだと言えます。
(口の悪い妻に、常日頃からボロクソに批判されて「打たれ強さ」が人並みではないという噂もありますが・・・・)
クビになってもすぐに路頭に迷うわけじゃないという余裕が、お互いに勝負強さにつながっているという部分はあるかもしれません。
私の出世のほうですが、特に早いほうではありませんが、業績の結果程度の遅れですので、「いつでも、いくらでも残業できないから出世できない」ということではありません。
結論から言えば、まったく出張や時間外に対応できないのは通常の業務に支障が出るが、計画的に週に2回程度の対応が可能であれば、「ちょっと不自由ね」程度の支障にしかならない。
それであれば、生活者としての時間を確保しつつ共働き生活を送ることは人間としての成長にとても有益だと思います。
所詮、「子育て」を経験するから「親」として育って行くのですから、子供と一緒に過ごす時間がとれなければ「親」としての育ちが鈍ってくるのは当然なんです。
会社に長時間拘束されて、起きている子供に会えるのは月に何回?なんて生活をしている男親は、戸籍上は「親」でも「育つ」機会を失って、「お子ちゃま」のまま、いきなり年寄りになってしまうのかもしれないなあ・・・
息子1号出産後は産休明けに職場復帰したため、搾乳して出勤、冷凍母乳を持って登園みたいな生活で、私が結構手一杯だったため、オットが赤ん坊を抱っこして出勤する係でした。
初めての母乳育児に産休前の仕事の名残でトラぶっていたこともあって、結構私がいっぱいいっぱいだったため、オットが家事・育児を担う機会が多かったですね。
年齢的にも30代前半で会社でのポジションもお互いに係長程度だったのと、そもそも私は子供が苦手であまり子供を持ちたくなかったのを子供好きのオットがムリ言って作った子だったってこともあって、オットの育児参加は積極的だったと思います。(もちろん、私にとっては至らぬ点だらけで不満でしたけど。)
息子2号の出産後は、ちょっと時間のかかる研修を受けたかったこともあったし、もう最後の機会だと思って育児休暇を1年間取得しました。
すると、オットは待ってましたとばかりに大学院に社会人入学してしまったため、仕事と通学で、家事・育児は殆ど私任せに。
あまり構わなかったのが原因だと思うのですが、息子2号はオットになついていません。(例えば、離婚するからどっちについてくる?と聞いたら、息子1号はとても悩むと思いますが、息子2号は迷わず私を選ぶと思います。)
復帰後、大学院に通いながら出張がちなオットがなつかない息子2号と過ごす時間をなんとなく避けて、子供たちの世話が私に偏りました。
すると露骨に会社は私を閑職に追いやってくれ昇給昇格ストップしましたが、子供たちと接する時間は確保できました。その間、オットは出張、残業三昧。
私が昇給昇格が留まっている事は本意ではないこと、オットが家事育児にかける時間が以前より減っていることについてはまったく納得していないことをオットにぶつけたのは2年後です。
それから、週に2日はオットが子供たちを迎えに行くようになりました。
私も、出張や休日出勤が多いセクションになったため、スケジュール調整は綱渡り状態でハラハラどきどきになりましたが、オットが子供たちと過ごす時間は格段に増えました。
私の繁忙期にはオットが殆ど毎日、迎えに行って子供たちの夕食、入浴、寝かしつけ、洗濯を済ませるし、泊まりがけの出張についてはちょっとびびりながらも父子3人で過ごすことができるようになりました。
(私はオットが泊りがけの出張で帰ってこない日はなんとなく、息子たちと3人で開放感に浸るのですが(別にいるから邪魔になるというようなオットではないんですが)、オットは私がいないと緊張するらしく、深夜帰宅でも帰ってきたほうが安心なようです。この差は何が原因なんでしょうね?)
弊社の男性諸氏を見る限り、わがオットと同程度に子供たちとの「生活」をともにしている父親はいないように思えます。
たいていのサラリーマンがそうではないでしょうか?
子供たちと一緒に遊びに行くことはあっても、一緒に「生活」している時間は確保できていなんではないでしょうか?
夫婦交代ではありますが、共働きのおかげで夫婦とも、子供たちとの生活時間を楽しめている(楽しいだけじゃないけどね。)と思います。
当たり前に、生活力のある父親の姿や母親の姿を、子供たちが日常的に目にすることは子供たちが生活力を身につけるうえでとても重要だと思えます。
特に、うちは男の子なので、同性のオットの生活する姿を見せることでモデルにしてもらえると嬉しい。
今、私の両親の力を借りながらではありますが父子3人で暮らして行けるのは、こうやって日々培った生活力があるからだと思っています。
そんなふうに、定時で帰ってきたら出世が遅れる・・・
という反論もあろうかと思いますが、オットの出世が同期に比べて特に遅れているわけではありません。
そして彼が特別に「優秀な」人材だというわけでもないことを考えると、むしろ順調に出世しているほうだと言えます。
(口の悪い妻に、常日頃からボロクソに批判されて「打たれ強さ」が人並みではないという噂もありますが・・・・)
クビになってもすぐに路頭に迷うわけじゃないという余裕が、お互いに勝負強さにつながっているという部分はあるかもしれません。
私の出世のほうですが、特に早いほうではありませんが、業績の結果程度の遅れですので、「いつでも、いくらでも残業できないから出世できない」ということではありません。
結論から言えば、まったく出張や時間外に対応できないのは通常の業務に支障が出るが、計画的に週に2回程度の対応が可能であれば、「ちょっと不自由ね」程度の支障にしかならない。
それであれば、生活者としての時間を確保しつつ共働き生活を送ることは人間としての成長にとても有益だと思います。
所詮、「子育て」を経験するから「親」として育って行くのですから、子供と一緒に過ごす時間がとれなければ「親」としての育ちが鈍ってくるのは当然なんです。
会社に長時間拘束されて、起きている子供に会えるのは月に何回?なんて生活をしている男親は、戸籍上は「親」でも「育つ」機会を失って、「お子ちゃま」のまま、いきなり年寄りになってしまうのかもしれないなあ・・・
うちの場合、限りなく我が強い割に収入ゼロ、家事能力ゼロの妻が、何とか働く母ちゃんとしてサバイバルできるような道筋を作るために、夫はこの6年間、『会社を辞めさせたのは自分だから』という罪滅ぼしの如く、自分を殺して随分我慢していてくれたみたいだけど、妻の方がやっといろいろ余裕を持って周りが見えるようになってきたときに、ついにダンナの堪忍袋の緒が切れて、最近は「家父長制度大好きジジイ」に逆戻り。
夫と義父とは「ご自慢の父子鷹」なので、夫の影には、義父の亡霊(まだご健在ですが・・・)が取りついて見えるようになってきています。あーやだやだ。「大きな男の子3人」(義父、義兄、夫)を抱えて上手に手綱を引いてきた義母は、本当に菩薩のような人というか、可哀想なくらいできた人なので、夫の操縦の仕方に困った時も一番頼りになる人なんだけど、私はやっぱり義母とは別の人間です。義母の心を見習おうとすることはできても、義母そのものにはなれません。義母とは、嫁姑抜きの女同士としてこういう話もできますが、肝心の夫に、この事実が伝わりません。
なまじあちこちで女性が強くなるための言い分を見聞きした分、理論武装なら負けないのですが、本当に理論武装しちゃうと血を見ます。
血を見ないで済むいい方法を模索中です。
(子産み機械みたいな発言をする人が何を言ってもねぇ・・・)
夫婦で遠距離出張が多いせんり家のケースは興味あるわぁ。>せんり
男性は自分が育児に参加していないうしろめたさをキャリア形成の必然を言い訳にする傾向があるので、双方をバランスよく時間配分して成功している人には嫉妬心丸出しになる場合も。
いろいろ誹謗中傷されることもあるかと思いますが、負け犬の遠吠えくらいの気持ちで受け止めて>ゆうくん
家族で独特の価値観を醸し出すだがや家は私の憧れですわ。キャリアなんてそもそも考えてどうこうというよりも後からついてくるもんだったりするしねぇ。だがやさんの場合、上昇するベクトルが大衆的ではないだけで、十分、上昇志向を持ってらっしゃると思いますわ。(マダム風)>だがや
当然、その間夫の家事・育児能力はわしとほぼ同等で(掃除能力も同じくらいだが・・・・)何の問題もない。
こういう分担は、でも、どうなんだろうね?
キャリア、ということを考えたことが、あんまりなかったり・・・。(上昇志向なし)
ありがとうございます。
私の職場も21時ぐらいなら8割ぐらいの人がそのまま残っているのを見ます。
当然、子育てに力を入れているパパは皆無です。
私が育休を取ろうとしたのを聞いて「止めた方がいい」とか、職安からお金が出る話をすると「失業扱いだ」とか、「どういう心境の変化?」みたいに言われました。
復帰後も一悶着ありそうな気配です。
今の荒れている世の中を見る限り、仕事を頑張るよりも、物事を正しく判断できる子を育てた方が、よっぽど社会貢献な気がしますが、世の中はそういう風には考えないみたいです。
子供の教育をある程度学校にアウトソーシングし、自分は働くことで社会貢献をするみたいな。
まぁ、子供がどう育つかは予測不能ですし、予測可能な方で貢献するっていうのもリスクヘッジの考え方からすれば、正しいと言えますが。
どうなんでしょうねぇ?
うちのケースについても日記にまとめてみようかな。