珍国際の書斎

ア、ア、ア、アイヤー、ここは珍さんの隠れ家アルよ。

カメラを振り回そう(その1)

2007年05月16日 08時33分38秒 | Weblog

 流し撮り

 カメラを振り回そう(その1)





<marquee scrolldelay=100 truespeed>走る軽トラ.gif</marquee>



オートバイ・メイン.jpg



 目の前を疾走するオートバイ。時速70キロは出ていると思います。これを早いシャッター・スピードで撮ると、オートバイは止まっているように写ってしまいます。



 そこで流し撮りという、写真の技術としては、最高クラスの難しいテクニックで背景をブラしました。



 上の風景写真よりもさらに遅い時間の撮影で、手持ち30分の1秒でカメラを振り回しました。



 それでもオートバイの人物にブレは殆ど感じられません。





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オートバイ.jpg



 これも綺麗にバックが流れましたが、オートバイの運転手にはしっかりピントが合っており、ブレも殆どありません。





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自転車.jpgバス.jpg



 自転車だって速いんだ           疾走する観光バス



バイク.jpgタクシー3.jpg



 原チャリだって、バカにしたもんじゃないよ





タクシー.jpg トラック.jpg



<marquee scrolldelay=100 truespeed>走る軽トラ.gif</marquee>



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タクシー2.jpg



 キミー、急いでくれ。わかりました!



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スクーター2.jpg



 バックはブレているのに、運転手の顔もハッキリ。凄いスピード感が出ました



 こんな写真をどうやって撮るのか?バカチョン・カメラでピント合わせが間に合うの?



マンホール.jpg  答えは簡単。このマンホールが答えです。



 実は、自分の真ん前に在るマンホールなど、なんでもいいから、撮影したい位置に在る目標物(この場合はマンホール)を画面の中心に入れ、シャッターを半押ししておきます。すると、ピントはマンホールに固定されたままになります。



 このテクニックを業界用語では置きピンと言います。超高級機ならともかく、普通のカメラでは、向かって来るオートバイに自動でピントを合わせるのは難しいでしょう。 



 この状態で遠くから走ってくるオートバイや車を画面の真ん中に入れ、そのままカメラを上下に動かさないよう気を付けながら、水平に動かして被写体を追い続け、マンホールの近くに来たら、半押ししているシャッター・ボタンを静かに押しきります。



 なるべく遠くから被写体を画面の真ん中に入れ、シャッター・ボタンを押す時、指は真下に押すのではなく、移動していく方向にずらすような気持ちで押すのがコツです。真下に押すと、縦のブレが入るか、ブラスのが止まってしまい失敗です。



 こういう写真を撮る場合には、「縦の線が無いバックを選ぶ」ことが重要です。



 また、こちらに向かってくる段階で写すと、あまりスピード感は出ません。自分の真ん前を通り過ぎる時がベストです。



 乳幼児が三輪車に乗っている写真も、レーシング・カーも、この要領で撮れば、簡単にスピード感の有る写真になります。



 被写体の速度に応じて、シャッター・スピードは変えます。乳幼児の三輪車なら30~60分の1秒くらい、レーシング・カーなら125~250分の1秒でしょう。



<marquee scrolldelay=100 truespeed>走る軽トラ.gif</marquee>



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 この講座に掲載している写真は全て、このカメラで撮影しました。



 600万画素で2万円ちょっとという安さですが、スナップならプロも満足出来る性能です。



 

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