これを見て「
ラーメンとギョーザ」のチップだと分かる人は
豪華・中華料理店・永楽の常連に違いないアル。
豪華・中華料理店・永楽では、入り口で、この食券を買ってから店に入るシステムのこと。
ところで、ラーメンとギョーザで
1,050円アルが、入り口のレジに社長令嬢が座っている時は
1,000円にオマケしてくれるのこと。しかし、社長はさすが経営者、しっかり
1,050円にしてくれる(?)アル。
何年か前までは
社長夫人がレジに座っており、その時はいつもまけてくれていたアル。それが
社長令嬢に代わっても、その
素晴らしき伝統は引き継がれたアル。
どうやら、
社長夫人から
社長令嬢に「禿げてチビで眼鏡を掛けたトッチャン坊やが来たら50円まけてあげなさい」と引き継ぎ事項の中にあったと思われるアル。
だから珍さん、いつもポケットの中で
1,050円を握りしめて行き、入り口で社長令嬢が座っているのが見えたら
1,000円を出し、社長が座っていたら、ちゃんと
1,050円出すことにしているアル。
ところが、昨日はポケットの中に小銭が
25円しか無かったアル。レジに座っているのは、ア、ア、ア、アイヤー、社長だったのこと。
仕方が無いアルから、
1,000円以下で食べられる
野菜ラーメンか
五目ソバにしようかと思ったアルが、レジに着いた途端、頭の中で「
週末はラーメン・ギョーザが常識だ!」という
神のお告げが聞こえたのこと。
そこで、やむを得ず
2,000円を出して「
ラーメン・ギョーザ」と言ったら、社長は「嫌がらせか?」と一瞬ムッとした顔になり、
1,2秒の微妙な間合いの後で、レジに
1,000円と打ち込んだアル。
ア、ア、ア、アイヤー、
社長が現金をオマケしてくれた歴史的瞬間だったのこと。いつもカマボコやカニはオマケしてくれるアルが、値段をまけてくれたのは、珍さんの
40年間の永楽生活で一度も無いアル。珍さん、
この日を一生忘れられないアル・・・何を大袈裟な!!!
ところで、いつもはレジの脇で店内全体を見渡しながら
まかない食を食べている
社長が、ある日、店の一番奥で食べていたアル。
豪華・中華料理店・永楽は来年、現在のビルが取り壊され、新しいビルに移転しなければならず、莫大な金が掛かるらしいのこと。社長は給料の支払日や材料の支払日はいつも不機嫌で悲しそうな顔をしているアル。
その為かどうかは分からないアルが、何とも
社長の後ろ姿はサミシそうアル。
ガンバレ社長!