【書評】エフロブ「買いたい新書」に城山三郎『男子の本懐』をとりあげました。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1370218837
昭和5(1930)年、浜口雄幸首相が東京駅のプラットフォームで右翼の青年に狙撃され、貴賓室に運ばれた。近くの「鉄道病院」から医師が手当に駆けつけた際に、その医師が「総理、大変なことに」と思わず声をかけると、浜口は「男子の本懐です」と答えた。
浜口は井上準之助蔵相と一体となり、昭和2年に発生した「金融恐慌」以来のインフレを制御しようと、軍事費を削減し赤字国債の発行を抑制した。これが右翼と軍部を刺激し、テロで政治を動かすという、昭和初期の「テロ横行」時代の幕開けになった。
浜口も井上も、テロにより暗殺された。城山三郎の代表作で、読むとなんだか今のことを書いているような気持ちに襲われます。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1370218837
昭和5(1930)年、浜口雄幸首相が東京駅のプラットフォームで右翼の青年に狙撃され、貴賓室に運ばれた。近くの「鉄道病院」から医師が手当に駆けつけた際に、その医師が「総理、大変なことに」と思わず声をかけると、浜口は「男子の本懐です」と答えた。
浜口は井上準之助蔵相と一体となり、昭和2年に発生した「金融恐慌」以来のインフレを制御しようと、軍事費を削減し赤字国債の発行を抑制した。これが右翼と軍部を刺激し、テロで政治を動かすという、昭和初期の「テロ横行」時代の幕開けになった。
浜口も井上も、テロにより暗殺された。城山三郎の代表作で、読むとなんだか今のことを書いているような気持ちに襲われます。
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