ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【「軍艦島」沈没・続報】難波先生より

2017-08-29 11:47:45 | 難波紘二先生
【「軍艦島」沈没・続報】NEWSWEEK 8/19号が<あの〈抗日〉映画「軍艦島」が思わぬ失速 韓国で非難された3つの理由>という調査報道記事を載せているのをネットで見つけた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170819-00010001-newsweek-int&p=3
 昔はこの雑誌英語版をキオスクでも売っていたのだが、今は東広島市の大型書店の店頭にもない。そろそろオンラインに切り換えるべきかとも思う。3ページもある長い記事だが、読みでがあり、質の高さに感心する。

 <「軍艦島」の損益分岐点は、観客動員750万人と言われている。しかし、現在の観客動員数は650万人(8月15日 韓国映画振興委員会発表数)、目標数より100万人ほど足りていない。>というところがミソ。
 <様々な理由でネガティブなイメージが広がり、動員の勢いが落ちているのもさることながら、8月に入り「軍艦島」を失速させる強力なライバル作品が登場したからだ。それが映画「タクシー運転手」である。>、
 <観客動員数は、すでに「軍艦島」を追い越して902万人(8月15日 韓国映画振興委員会発表数)を動員しており、8月3週目の週末には1000万人越えの予想が出ている(編集部注:「タクシー運転手」は8月20日の日中に38万9582人を動員、累計1035万3187人を動員した)。>という。

 「タクシー運転手」も史実を元にした映画で、1980年民主化運動を韓国独裁政権(全斗煥)が軍隊を投入して弾圧した事件だ。朝鮮半島・南端西部の全羅南道・光州市を中心としたので「光州暴動」と呼ばれる。事件から37年しか経っていないので、国民の記憶と関心はこっちのほうが高いのは当然といえる。

 それだけでなく、「軍艦島」の監督とその妻がつよい社会的批判を浴びて失墜したという。
 <リュ・スンワン監督と、「軍艦島」の制作会社「外柔内剛」代表取締役であり、リュ・スンワンの妻でもあるカン・ヘジョンが、映画監督協会、映画制作社協会、韓国映画プロデューサー組合など韓国の主要な映画組合から脱退することとなった。>
 巨額な赤字をだして映画製作会社が倒産したら、まさに「軍艦島沈没」である。コピペの国だから、もう「端島」をモデルにした映画など誰も作らないだろう。

〔8/23付記〕8/21「中央日報」は<映画『軍艦島』、観客655万人集めてチャートアウト(閉映)>と題してこう報じている。
 <韓国映画『軍艦島』が結局、チャートアウトした。映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、映画『軍艦島』(リュ・スンワン監督)は18日から20日まで週末3日間で2万131人を集めることにとどまった。
累積観客数は655万491人で、ボックスオフィスのランキングは11位まで大きく下落し、トップ10から外された。
これでことし夏の最大期待作だった『軍艦島』は損益分岐点を超えないまま、上映が終わるものと見られる。>
http://japanese.joins.com/article/516/232516.html?servcode=700§code=730&cloc=jp|main|ranking

 「慰安婦」だの「強制労働」だのを反日商法の種にするのはもう終りだと思う。韓国政府も民間団体も、日本人からも喜ばれる新たな商法を考えた方がよいだろう。
 


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