【献本お礼など】「医薬経済」7/1号の贈呈を頂いた。お礼申し上げます。
今号から高橋幸春氏の執筆による「移植医・大島伸一回顧録」の連載が始まった。いわゆる「オーラル・ヒストリー」である。何回の連載になるのかは知らない。
第1回「移植前夜」を読んで、名古屋市の中規模市中病院「中京病院」の泌尿器科にいた大島伸一氏が初の腎移植を実行したのが、1973/9であることを知り、そこまでの経緯が宇和島市立病院の万波誠と酷似しているのに驚いた。
宇和島で四国初の腎移植が実施されたのは1977/12で、翌年、彼は腎移植の手技修練のためウィスコンシン大に留学している。
二人とも慢性腎不全の患者に対する治療としての人工透析は「治療」ではなく、ただQOLを無視して生かすだけに過ぎないという限界を知り、移植に志している。
連載の今後の展開が楽しみだ。
「記事転載は事前にご連絡いただきますようお願いいたします」
今号から高橋幸春氏の執筆による「移植医・大島伸一回顧録」の連載が始まった。いわゆる「オーラル・ヒストリー」である。何回の連載になるのかは知らない。
第1回「移植前夜」を読んで、名古屋市の中規模市中病院「中京病院」の泌尿器科にいた大島伸一氏が初の腎移植を実行したのが、1973/9であることを知り、そこまでの経緯が宇和島市立病院の万波誠と酷似しているのに驚いた。
宇和島で四国初の腎移植が実施されたのは1977/12で、翌年、彼は腎移植の手技修練のためウィスコンシン大に留学している。
二人とも慢性腎不全の患者に対する治療としての人工透析は「治療」ではなく、ただQOLを無視して生かすだけに過ぎないという限界を知り、移植に志している。
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