ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

5-13-2014:鹿鳴荘便り/難波先生より

2014-05-16 09:01:44 | 難波紘二先生
ある先生からメールがあり、GOOGLE検索で「STAP」と打ちこんだら、「武田ブログ」がトップに出てきた。
 グレイシャムの法則は間違っていて、ネットでは「良貨(事実と智慧に基づく評論)が悪貨(無知や根拠のない評論)を駆逐する」とお褒めの言葉を頂いた。
 そうなら嬉しいが、私の検索では「STAP」で武田ブログはトップにならない。トータルアクセスが180万回を超え、ビジター数が約48万人になったのは事実だが。


 「先生には、無数の新聞社、出版社、雑誌社、学会、各種団体等から、講演依頼や執筆依頼が殺到していることでしょう」といわれるが、幸か不幸か身辺は至って静謐だ。


 書き込みが非常に増えたのも事実だが、多くはツィッターだ。
 「アラブの春」がツィッターによって起こったことは知られている。ソ連崩壊はFAXが原因だった。
 どちらも情報伝達は迅速で、大衆が「いいじゃないか」状態となり社会の崩壊(革命とも改革ともいう)が発生したが、再建のためのプランがなかった。大衆は刹那的に行動しただけで、深い考察がなかった。
 エジプトやシリアの現状はその後遺症だし、ウクライナ紛争もそうだ。
 ツィッターや他の書き込みを見ると、生物学・医学の基礎知識がないと思われるものもあるので、「買いたい新書」の書評を参考に自己啓発を願いたい。
 http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/new2.php


 ネットの「集合知」は同様に破壊的に作用するには実に効果的だが、「建設的集合知」として機能し得るかどうかは、未実証である。
 http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1397627257


 「修復腎移植移植」という第三の移植がネット集合知により実現するかどうか、これから正念場だ。6月には理研丹羽氏の「STAP細胞」再現実験の結果報告だけでなく、修復腎移植裁判の最終公判が行われる… これも3冊本が出ているのでお読み願いたいと思う。
 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E8%85%8E%E7%A7%BB%E6%A4%8D


 私は30万人の透析患者を救うには、今の日本ではこれしかないと考えている。
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1 コメント

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Unknown (何となく気になって)
2014-05-16 17:15:25
ずっと気になっていたことがあります。Dr.CKD さんは慢性腎臓病のDrを標榜されている、しかるにAK さんは単なるアルファベットの羅列か?きょうの難波先生のブログを拝見して、もしかして、K は黒木のkかしら、とふと思ったりしました。誤解でしたら御許し下さい。
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