ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【大雪の日】難波先生より

2016-01-25 13:03:10 | 難波紘二先生
【大雪の日】
 1/18朝、首都圏では交通が大混乱だったようだ。「出勤しないで自宅勤務したらよかろう」と私などは考えるが、J-CASTニュースはこう報じている。
http://www.j-cast.com/2016/01/19256018.html?p=all
 <現状では在宅での仕事にすぐに切り替えられる日本の会社員は少ないようだ。在宅勤務を推進している一般社団法人「日本テレワーク協会」が15年9月に行ったアンケートでは、業務でメールを使う20~69歳までの就業者1万8565人のうち、約半数が「毎日出勤しないと仕事ができない」と答えたという。また、在宅勤務を「ぜひやってみたい」と答えた人は全体の20.5%にとどまっている。>

 当地では1/18の雪はシャーベット状で、日が昇るとすぐに溶けたが、1/19の雪はサラサラで10cm以上も積もっており、ジッパーの付いた長靴をはいて、それでも午前10時には仕事場に入った。大学を定年退職後、もう10年以上、ここを職場としてネット・メールなどを利用し、執筆などの仕事をしている。母屋から徒歩80歩ほどの距離である。私見では「テレワーク」は完全に可能であり、能率的ですらある。

 1/19も終日小雪が降り、1/20朝は午前8時の外気温-7℃で、雪が凍結していた。国道からは自動車通行の音がしない。夕刻は広島市内で会合への出席を予定していたが、戻りのバスがないので出席をキャンセルした。いつもは家内に迎えに来てもらうのだが、この雪では「杵原の坂」という難所の通行が無理だろう。積雪は測定すると12センチ以上あった。(Fig.1)
(Fig.1:1/20朝)
 毎日、通勤に使う2時間なり3時間なりを知的生産活動にあてれば、よほど生産効率が高まる(時間あたりの労働生産性が高まる)ということは、これまでにも何度か述べたが、どうも「群れないと自分の存在感を感じられない人」が多いようだ。それで大雪の日でも「忠誠心」を発揮するために出勤するのであろう。
 毎日が「8時間労働」としても通勤に往復3時間を費やしていれば、合計11時間のうち27.3%は確実に非生産的な時間になる。これをテレワークの時間に宛てるだけで、日本人の労働生産性は約3割アップする。「出勤」は通信教育の「スクーリング」と同じで、面談での会合が必要な時だけにすればよいのではないか、と思う。
 まあ、テレワークができず、毎日部下の顔を見ないと、安心できない無能な上司がいる限り、これもそう簡単には是正できないか…。
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