ダジャレの理論

2005-02-12 05:39:41 | Weblog
オッサンである以上、駄洒落好きである。このブロ
グのタイトルも、だれが見たって駄洒落である。これ
を思いついた時は、「ふふん。なかなかいいジャン。
俺ってセンスあるジャン。ふふん」と、脂っぽい鼻を
高々とさせていたのだが、グーグルでサーチかけると
既出が多数。今更変えるのもアレなので、そのまま続
けてはいるものの、自分の才の無さを宣伝する結果と
あいなった。まあ、バカであることの客観的な物的証
拠が、もうひとつくらい増えたところで、たいしたこ
とではないのであるが。

 他の候補としては、「とくとご覧あれ」のもじりで、
「禿頭ご覧あれ」というのも考えたのだが、これでは
どう見ても「ハゲアタマご覧あれ」としか読めない。
なによりわたしは、そんなもの見て欲しいとは思って
ないのだ。

 駄洒落というのはつくり方に理があり、才がなくて
も誰でもできる。「hage」であればまず同音異義語を
探し、次ぎに「ha」に注目して子音を変える(age、
kage、sage、tage・・)、次に母音を変える(hige、
huge、hege・・)、次ぎに「ge」に関して同じことを
やり、次に促音(hagge)、さらには長音(haage)、
拗音(hange)、こうして言葉を探っていき、もっとも
ゴロがよくて馬鹿馬鹿しいものを採用する。未だに、
「陰唇の上にも三年」というのは、わたしのオリジナ
ル駄洒落のベストである。もっともこんなことの自慢
をするというのが、ある意味かなり痛いのかもしれな
い。

 しかし「布団がふっとんだ」というのは、もともと
誰が言い出したのか。「もっと面白い洒落をいいなし
ゃれ」←これはわたしが小3の時、同級生が言ってた
駄洒落であるが、2005年の今現在、彼がどんなオ
ッサンに成長したのか、見たい気もするし見たくない
気もする。