てなわけでやっぱ酒飲んじゃったわけでありますが。
もちろん向精神薬と酒とを一緒に飲むわけにはいかないの
で、食後および就寝前に飲むやつを一回抜いたわけでありま
す。薬というのは医師の指示に従って規則正しく飲むのが王
道、こういうのはよくないんスけどね。
酒飲みは「酒は百薬の長」などと申しまして、その弊害から
目をそらすのが一種の習慣になっておるわけですが、長期的
に見たらジワジワと体を痛めつけているのに間違いはなく、酒
ににしろ薬にしろ、そういうものが無しで暮らせたらそれがいち
ばんなわけであります。いや、楽しく飲めるうちはよいのですが、
「不安からの逃避」が動機になっちゃったりするとエラいことに
なる。美人を隣に置いての馬鹿話が酒のもっとも健康的な飲み
方でありまして、眉間にしわ寄せため息つきつつコップ酒煽るの
だけはなんとか避けたいと考える次第であります。
しかし「不安」というやつは急激に襲ってきますな。「さしせまっ
た危険」などどこにもないし、「バレたらえらいことになる」悪事な
どというのもなにもしてないし、理屈で考えりゃアクビかみ殺しつ
つ安閑としてられる境遇であるはずなのに、どうもそういう風に考
えられない。常になにかに追跡されているような、いやーな感覚。
それから逃れるために薬や酒に走る。実にどうもこのあまりよい
状況とは申せません。
他の方というのはこういう「不安」をもともと感じないのか、それ
ともこの手のモノに対するうまい対処法を知っているのか、どっち
なんでしようかねぇ。いや、昼休み会社近くのメンタルクリニックに
行きますとこれがまあ大盛況、待合室がひとでいっぱいだったり
するわけであります。いろいろとこころに問題抱えているひと、案
外に多いような感じであります。
最近の流行は「うつ病」でありますが、20年前くらいは全部「ノ
イローゼ」で片付けられてて、犯罪報道などでは「犯人はノイロー
ゼ気味だった」という表現が定番だったわけであります。それより
もずっと前、明治~大正期の文学などをひもときますと、あきらか
に「メンタルがアレ」なひとは「神経衰弱」と表現されていて、こう
いう人物がちょっとのことで傷ついたりして七転八倒しているわけ
であります。
時代の変遷とともに病名は変わり、その治療法も変化するかも
しれないが、こころに問題抱えてジタバタしているこころの弱いひ
とは一定数必ず存在するということなんでげしょうな。きょうの結
論はこんなところで。
もちろん向精神薬と酒とを一緒に飲むわけにはいかないの
で、食後および就寝前に飲むやつを一回抜いたわけでありま
す。薬というのは医師の指示に従って規則正しく飲むのが王
道、こういうのはよくないんスけどね。
酒飲みは「酒は百薬の長」などと申しまして、その弊害から
目をそらすのが一種の習慣になっておるわけですが、長期的
に見たらジワジワと体を痛めつけているのに間違いはなく、酒
ににしろ薬にしろ、そういうものが無しで暮らせたらそれがいち
ばんなわけであります。いや、楽しく飲めるうちはよいのですが、
「不安からの逃避」が動機になっちゃったりするとエラいことに
なる。美人を隣に置いての馬鹿話が酒のもっとも健康的な飲み
方でありまして、眉間にしわ寄せため息つきつつコップ酒煽るの
だけはなんとか避けたいと考える次第であります。
しかし「不安」というやつは急激に襲ってきますな。「さしせまっ
た危険」などどこにもないし、「バレたらえらいことになる」悪事な
どというのもなにもしてないし、理屈で考えりゃアクビかみ殺しつ
つ安閑としてられる境遇であるはずなのに、どうもそういう風に考
えられない。常になにかに追跡されているような、いやーな感覚。
それから逃れるために薬や酒に走る。実にどうもこのあまりよい
状況とは申せません。
他の方というのはこういう「不安」をもともと感じないのか、それ
ともこの手のモノに対するうまい対処法を知っているのか、どっち
なんでしようかねぇ。いや、昼休み会社近くのメンタルクリニックに
行きますとこれがまあ大盛況、待合室がひとでいっぱいだったり
するわけであります。いろいろとこころに問題抱えているひと、案
外に多いような感じであります。
最近の流行は「うつ病」でありますが、20年前くらいは全部「ノ
イローゼ」で片付けられてて、犯罪報道などでは「犯人はノイロー
ゼ気味だった」という表現が定番だったわけであります。それより
もずっと前、明治~大正期の文学などをひもときますと、あきらか
に「メンタルがアレ」なひとは「神経衰弱」と表現されていて、こう
いう人物がちょっとのことで傷ついたりして七転八倒しているわけ
であります。
時代の変遷とともに病名は変わり、その治療法も変化するかも
しれないが、こころに問題抱えてジタバタしているこころの弱いひ
とは一定数必ず存在するということなんでげしょうな。きょうの結
論はこんなところで。