偏食の苦しみ

2005-02-10 20:32:34 | Weblog
食生活において、無茶苦茶食えないモノが多い。
なんといっても海産物一般。寿司もダメなら刺身
もダメ。カニしゃぶ海老フライ全部ダメ。ただ食
えるのはツナとうなぎの蒲焼きのみ。他人と会食
する際に、これ以上不便なこともない。

 モテないオッサンであるので、キャパ嬢としば
しば同伴などするが、好き嫌いが多いとやはり不便。
ドラマなどでは恰幅のいいおっさんが、「××、寿
司でもつまみにいかへんか?」と、関西弁でやらし
くホステス誘うシーンがしばしばあるが、偏食オヤ
ジには夢のまた夢。わたしがキャパ嬢誘う場合、
「××さん、はんばーぐでも食べにいかない?」・・
・・ある意味かわいいとは思うが、絵的には結構キシ
ョかろう。 

 原因はどこにあるかと考えてみても、思い当たる
ことはあまりない。刺身はたぶん生臭さ、焼き魚も
特有のそのにほひ。嗅覚の面で受け付けない。海老
カニについてはその形がダメ。ムカデ嫌いなのは前
にも書いたが、海老やカニの足の多さはそれと相似
である。あんなモノ口に入れられる神経が不思議だ
と思う。

 魚貝一般が苦手であるので、その分肉ばかり食べ
ている。ステーキ焼き肉トンカツしゃぶしゃぶ。頭皮
から滲む脂の量が、やや多くなるのも当然である。

 髪をとるのか肉料理とるのか。二者の選択をせま
られたなら、やっぱり迷わず肉をとる。うまい肉を
食べた時の、口中に肉汁の広がるあの快感。じわじわ
じわっと広がる脂。肉本体はとろけるように、うまみ
に変化し消えていく。あの快感を思うならば、髪の
数本など惜しくはない。

 明日の同伴は、やっぱ焼き肉にするかねぇ。