歳に応じて食が細り、間髪入れずに次へ行くのは難しくなってきました。一息入れるつもりで宿に退却したのが十時過ぎです。同様の状況で、そのまま眠りに落ちるという経験を何度も繰り返しています。しかし、半年ぶりの京都にして誕生日の前夜がその結末では格好がつきません。さほどの間も置かずに出直し、次なる店に飛び込みました。
「あまから手帖」で知った「うすい」が木屋町にあった店を畳み、現在地で復活を遂げたのは比較的最近です。初めて訪ねたのは去年のことでした。そのときに女将から受け取った名刺には、11時が看板とあったような気がします。ただしこちらが訪ねたのは11時を回ってからです。あのときの例からして、まだ入れるかもしれないと淡い期待を抱いて向かうと、果たせるかな行灯の明かりはついたままでした。何食わぬふりをして玄関をくぐると、先客の御方が二人残っており、そのまま入店を許されるという顛末です。
ご両人が帰っていれば、明かりは消されていたのかもしれません。それ以前の問題として、よほどの常連ならともかく、たかが一度訪ねただけの分際なら、断られてもおかしくはない状況でした。温情措置に感謝します。
★おでんとジャズ うすい
京都市中京区御幸町通御池上ル亀屋町388 フロンティア西森ビル1F
090-8146-6429
平日 1800PM-2230PM(LO)
土曜 1800PM-2300PM(LO)
日曜及び月曜定休
先一杯
大根
焼豆腐
「あまから手帖」で知った「うすい」が木屋町にあった店を畳み、現在地で復活を遂げたのは比較的最近です。初めて訪ねたのは去年のことでした。そのときに女将から受け取った名刺には、11時が看板とあったような気がします。ただしこちらが訪ねたのは11時を回ってからです。あのときの例からして、まだ入れるかもしれないと淡い期待を抱いて向かうと、果たせるかな行灯の明かりはついたままでした。何食わぬふりをして玄関をくぐると、先客の御方が二人残っており、そのまま入店を許されるという顛末です。
ご両人が帰っていれば、明かりは消されていたのかもしれません。それ以前の問題として、よほどの常連ならともかく、たかが一度訪ねただけの分際なら、断られてもおかしくはない状況でした。温情措置に感謝します。
★おでんとジャズ うすい
京都市中京区御幸町通御池上ル亀屋町388 フロンティア西森ビル1F
090-8146-6429
平日 1800PM-2230PM(LO)
土曜 1800PM-2300PM(LO)
日曜及び月曜定休
先一杯
大根
焼豆腐