日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新緑萌える東北へ 2019番外編 - 全行程終了

2019-06-02 23:29:57 | 関東
全行程終了です。この先も東北道の世話になる必要はありません。仙台からは高速道路を一度も使わず帰ることになります。
高速料金の割引が大幅に縮減されてからというもの、東北からの帰りに通ってきたのは新4号を経て栗橋、久喜、岩槻の順に南下していく経路でした。新4号をそのまま上る経路にしたのは前々回からです。過去二回は揃いも揃って本降りの雨にたたられ難儀しましたが、今回はそのような心配も要りません。二時台に帰るのを一応の目標します。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 千本松温泉

2019-06-02 23:19:55 | 温泉
飯盛山を越える道で茨城街道までの区間を短絡し、白河の手前から県道に入って市街を迂回。那須経由の県道をひたすら走って西那須野に着きました。今回も一風呂浴びてから帰ります。
毎度不思議に思っているのは、片田舎の牧場の一角に、日付が変わるまで開いている温泉があることです。しかし、開いているのは取りも直さずお客が来るからでもあります。今日はとりわけ賑わっており、自分の後からさらに四、五人立て続けに入ってきました。彼等はどこからやってきて、どこへ帰っていくのでしょうか。想像をかき立てられる一幕です。

千本松温泉
那須塩原市千本松799
0120-36-1025
平日 1200AM-2330PM(最終受付)
土日祝日 1000AM-2330PM(最終受付)
入浴料700円
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 64度
pH 9.0
湧出量 139.4l/min(動力揚湯)
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 麦とろ

2019-06-02 20:20:10 | 居酒屋
初夏の長い日がとっぷりと暮れて、時間も次第に押してきました。腹ごしらえを後回しにして先を急ぐことも考えるべき状況です。しかし、一月以上にわたって続いた長旅の最後ともなると、それ相応のところで締めくくりたくなるのが人情ではあります。大トリを飾るのは麦とろ定食です。
若松に舞い戻れば時間と距離で二重に帰りが遅くなります。昨夜も寄ったわけであり、ひもじさを感じるほどに空腹というわけでもありません。さりとて、この先の経路上にめぼしい店がないことは分かっています。そもそも今週末まで引き延ばしたのは、「迷ったら買え」の原則に従ったからでした。ならば最後もそうしようと思い至った次第です。

麦とろ
会津若松市栄町4-9
0242-24-9886
1100AM-1400PM/1700PM-2300PM
麦とろ定食800円
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 有終の美

2019-06-02 19:39:06 | 東北
昨日ほどの好天ではありません。最後の列車を撮り次第切り上げ、腹ごしらえを済ませて帰ろうとも思いました。しかし、おぼろげな夕景もそれはそれで絵になるものです。夕景を眺めるならここしかないと考えて、雄国パノラマラインのお立ち台に戻ってきました。
去年もここで夕景を眺めました。延々走って行ったところで、同じものを眺めるだけといえなくもありません。しかるに舞い戻ったのは往生際の悪さ故ですが、結果としては吉と出ました。日が沈む瞬間こそあと一歩のところで逃したものの、茜色の空とそれを映した水鏡の田圃が広がっていたのです。しかも、遠景だけでなく手前にも水鏡が広がっていました。去年ここを訪ねたのは二週前です。あのときは手前の田圃に水が張られていなかったのでしょう。
もう一つ違ったのは、飯豊山の方にまで残照が広がっていたことです。日の入りが半月分延びたことで、残照が右手に連なる飯豊山の方に移ったのでした。去年の眺めも上々ではあったものの、主役の飯豊山が影絵になれば一層様になってきます。夏至の頃には山並みと重なるように日が沈むのかもしれません。ただし、例年ならば梅雨入りしている時期であり、夕景を拝める機会も少なくなります。つまり今が最もよい時期ということです。
先週米沢から急いで帰れば、この夕景には出会えませんでした。苦し紛れに一週延ばし、蛇足になるかと思いきや、この夕景で救われました。有終の美を飾れたことに感謝します。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 西日

2019-06-02 17:36:19 | 東北
喜多方市街が近付くと、曇りがちだった空から再び西日が射してきました。只見線の列車を撮るべく踵を返し、蓋沼森林公園のお立ち台から上下各一本を撮影。六時前にもう一本下りが来るため、それまで粘ってから切り上げようという状況です。
上下とも、通過の際に惜しくも日射しが弱まってしまいました。磐梯山は霞に隠れて判然とせず、今から晴れそうな様子もありません。昨日の教訓を活かすべく再訪したつもりが、残念ながら果たせないまま終わろうとしています。しかし、長年の経験に照らしても、一回で完璧なものを撮ろうなどとは思っていませんでした。何度も足を運べという思し召しと受け止めるしかないでしょう。実現するかどうかは未知数ながらも、稲穂が実る頃の再訪も視野に入れておくことにします。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - ひさじ屋

2019-06-02 15:30:51 | B級グルメ
先ほどは喜多方市街を目前に引き返すという苦渋の選択を余儀なくされましたが、ようやく遅いお昼をいただくことができます。半端な時間帯ということもあり、迷うことなく「ひさじ屋」の暖簾をくぐりました。
十数年通い続けて初めての出来事がありました。店主と女将がいずれも不在で、跡取りか弟子と思しき人物が一人で店に立っていたのです。何度もお見にかかってはいるものの、ご本人の作るラーメンをいただくのはよくよく考えると初めてかもしれません。しかし、味が変わるなどということはもちろんありませんでした。この味が受け継がれていくとすれば喜ばしいことです。戻ってきた甲斐はあったと言い切りましょう。

ひさじ屋
喜多方市水上6816-6
0241-22-7639
平日 1000AM-1900PM
土日祝日 700AM-1800PM
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 五ノ井酒店

2019-06-02 15:03:38 | 酒屋
再び北上して会津坂下の町に入りました。お約束の五ノ井酒店に立ち寄ります。
訪ねるのが週末に偏っていることもあるのか、このところ若主人の姿を見かけず、店に立っているのは専ら先代でした。しかし今日はご両人とも姿がなく、うら若きお姉さん二人組が店を守っています。しかしそれでも違和感を覚えないのは、小洒落た店に様変わりしたからでしょう。かつての店舗を知る者には隔世の感を覚える光景です。

五ノ井酒店
河沼郡会津坂下町市中一番甲3551
0242-83-2170
900AM-1930PM(1-3月 -1900PM)
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 薄曇り

2019-06-02 13:43:16 | 東北
そのようなわけで本日も蓋沼森林公園のお立ち台にやってきました。先ほど会津川口行の列車が通過していきました。会津坂下で交換する上り列車が二時に来るため、小一時間で二本撮れるという寸法です。
雲はますます厚くなり、晴れというより薄曇りになってしまったのが惜しまれます。磐梯山も霞みがちで、条件は昨日に遠く及びません。再び晴れてくれたとすれば、五時前に来る上り列車も撮りたいのですがどうなるでしょうか。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 蕎麦畑

2019-06-02 12:38:48 | 東北
来た道を引き返すや否や、色鮮やかな畑が車窓に広がりました。咄嗟に車を止めたところ、蕎麦のような白くて小さい花が一面に咲いていました。この時期にまさかと思い調べたところ、早いものでは六月から開花するとの情報があります。一帯が蕎麦で名高いことからしても、おそらく早生の蕎麦畑なのでしょう。会津盆地と飯豊山の眺望こそ、先ほど寄ったお立ち台には譲るものの、全景では決して引けを取りません。白い花もさることながら、なだらかな斜面によって作り出される高低差が絶妙です。
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新緑萌える東北へ 2019完結編 - 雄国パノラマライン

2019-06-02 12:15:06 | 東北
塩川の陸橋で正午前の上り列車を撮った後、お待ちかねの雄国パノラマラインにやってきました。ある程度覚悟していたことではありますが、雲が次第に厚くなり、日差しが遮られるようになってきました。とはいえ弱いながらも影は出ており、最高とはいわないまでもそれなりの条件です。このまま走り、喜多方でラーメンをいただきたいのはやまやまながら、昼過ぎに来る只見線の列車を撮るべく引き返します。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 道の駅あいづ

2019-06-02 11:17:27 | 東北
坂下の町を素通りし、雄国パノラマラインを目指して会津盆地を東進すると、国道49号線沿いに道の駅が現れます。こちらの目当ては直売所ですが、折しも北海道の物産展が開かれておりたいそうな賑わいです。今日に限ったことではなく、いつ立ち寄っても大盛況なのが特筆されます。商業的に成功した道の駅としては、自分の知る限りここが七戸と並ぶ東北の双璧です。

★道の駅あいづ
河沼郡湯川村大字佐野目字五丁ノ目78-1
0241-27-8853
900AM-1900PM(冬期 -1800PM)
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 飯豊山

2019-06-02 10:58:24 | 東北
会津若松市街を後に、広域農道を西進して若宮にやってきました。10時に来る只見線の列車を撮った後、お約束の農道を訪ねています。
一直線に延びる道の真正面に飯豊山が鎮座する、このblogではおなじみの穴場です。去年も田植えの時期に訪ねました。しかし今日の眺めは少し違います。上空に刷毛で引いたような薄雲が出ているのです。三角形をした磐梯山と違い、横方向に長いため、平地からそのまま撮ると間延びしがちな飯豊山も、この雲が出たことにより断然様になっています。ただし、これ以上雲が厚くなると今度は日射しが遮られてしまいます。引き続きこの程度であってほしいというのが勝手な願望です。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 真木目

2019-06-02 09:18:58 | 東北
朝食をいただいて出発します。昨晩宿がやたらに混んでいたと申しましたが、その真相が分かりました。若松で競技会か何かがあるらしく、県下の高校が市内の宿を軒並み押さえていたのでした。連休以外で混むというと、十中八九が公演か学会と思っていましたが、このような例は初めてです。
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新緑萌える東北へ 2019番外編 - 二日目

2019-06-02 07:56:48 | 東北
おはようございます。その後はまっすぐ宿に戻って休み、外が明るくなってきたところで目覚めました。朝食をいただき次第、すぐにでも出発できる状況です。
外は昨日に引き続き快晴で、窓の外には残雪を戴いた飯豊山が鮮明に浮かび上がっています。これならどこへ行っても楽しめそうですが、そうはいっても最低限の方針は必要です。まずはあの飯豊山が絵になる場所を求めつつ、喜多方へ向かうことになるかと思います。
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