世間での高い評価にかかわらず、自分の好みに合わない酒というものがしばしばあります。愛知の「九平次」、滋賀の「七本鎗」などと並ぶ代表格といえるのが「鶴齢」です。
何が合わないかといえば特有の生臭さで、開封当初はこの酒も例外ではありませんでした。しかし、常温で一月放置することにより生臭さが消え、さらには澱が沈んで味わいが増してきました。蔵元の狙いに合致しているかどうかはともかく、自分にはこちらの方が合っています。
★鶴齢 純米無濾過生原酒「花」
青木酒造(新潟県南魚沼市)
原料米 五百万石
精米歩合 60%
アルコール分 17度以上18度未満
新潟県湯沢町
ながたやにて購入