日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 21:40:32 | 晩酌
準備万端整えて、お待ちかねの晩酌の時間がやってきました。先ほど完璧と自画自賛した献立はこちらです。品揃えが充実していた上に、かなりの品が見切りで半額だったため、つい調子に乗って大量に買い込んでしまいました。まあ、残った分は明日の朝食にすればよいでしょう。

エビス・鷲の尾
宮城県産かつお
秋田県産鯉洗い
はたはた寿し
鯉の甘露煮
サックリ衣のサンマ竜田揚げ
キリタンポ鍋
目鉢まぐろ鉄火巻寿司
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 21:22:23 | 東北
ほぼ200kmを走破しキャンプ場に到着。只今設営を終えました。今夜の宿となるのは大仙市太田町の横沢公園です。
この地名を聞いて、どこにあるのか見当がつく方はいらっしゃるでしょうか。自分にとっては、高校野球の地方大会に登場する全国的にも珍しい農業高校の分校、「大曲農太田」の名で記憶していたこの町ですが、それでも正確な位置までは今日の今日まで知りませんでした。
暗い中で判然としない部分は多々あるものの、上記の通りのごく小さな町の中にある、野球場を併設した少し広めの公園というのがここの正体です。およそ県外人は寄り付かず、ツーリングマップルRにも記載がない知る人ぞ知るキャンプ場ということもあり、今夜の先客は皆無。狙い通りの完全なるソロキャンプとなります。
ランタン片手に軽く一周した限りでは、街灯のある比較的明るい区画と、それとは木立で隔てられた真っ暗闇の区画があり、炊事場は後者にあります。おそらくテントもこの周辺に張るということなのでしょう。人っ子一人おらず、草むらではか細い声で虫が鳴き、見上げれば夜空に星が散らばるという環境は上々です。テーブル付きのベンチが炊事場にあるため、今夜はここで晩酌します。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 20:15:11 | 温泉
キャンプ場へあと少しのところまでたどり着きました。近くに温泉があるため、こちらで一風呂浴びてから向かいます。立ち寄るのは「中里温泉」です。
外観は温泉とレストランと宿を併設した公営施設といった佇まいです。館内は見た目以上に広く、浴場の入口には天然木を惜しげもなく使った吹き抜けの休憩室が。しかし、津軽を旅した直後では、循環濾過塩素消毒のお湯は残念に思われ、これなら田沢湖の温泉郷まで足を延ばせばよかったかと一瞬後悔させられます。しかし、今日は泉質云々よりも手早く入れることに意義があったのも事実です。フロントの対応も気持ちよかっただけに、これでよかったということにしておきましょう。

中里温泉
大仙市太田町中里字新屋敷114
0187-88-1471
700AM-2100PM(最終受付)
入浴料400円
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
泉温 52.3度
pH 7.8
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 18:43:35 | 東北
その後検討の結果、とりあえず田沢湖でのキャンプは見送りました。只今田沢湖町内のスーパーで買い出しを済ませ、代わりに目星をつけたキャンプ場へ向かうところです。
決して田沢湖のキャンプ場が気に入らなかったわけではなく、むしろその逆です。こぎれいな木立のサイト、充実した炊事場、屋根付きとテーブル付きが選べるベンチなど設備は申し分なく、料金もいたって良心的でした。温泉、買い出しの便もよく、今更他を探すより、多少なりとも明るいうちに設営してしまいたいのはやまやまだったのです。翌朝ここから田沢湖をもう一度眺めてみたいという考えもありました。しかし、唯一画竜点睛を欠いたのが、少し賑やかに過ぎたということです。ざっと10人以上にはなろうかという集団が、かなり賑々しく宴会をしており、静かにソロキャンプをしたい向きには合わなかったということに尽きます。もっとも、こればかりは巡り合わせ以外の何物でもなく、誰を恨むわけでもありません。代わりに目指すキャンプ場も、その筋ではかなり評判のいい場所だけに、こちらはこちらで楽しみです。
気温は17度で微風、空には三日月が浮かぶ絶好の条件です。刺身、酒肴、揚物、煮物に鍋物を取り揃え、季節感と郷土色を両立した完璧な調達もできました。今夜もよいキャンプができるだろうと期待しています。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 17:17:02 | 東北
日没まで秒読み段階に入る中、田沢湖の湖畔にやってきました。夕日は先ほど雲の向こうに隠れ、間もなく山陰に落ちようとしています。時間的にもこれ以上は動きようがないため、この夕景で昼の部を締めくくります。
予告通り、本日は北海道以来となるキャンプを決行します。ここから目と鼻の先におあつらえ向きのキャンプ場があるため、ここへ飛び込むのが当然ながら順当な選択です。ただし、温泉と買い出しの便、さらには明日の行動などを踏まえ、よりよい場所を模索する余地はあるため、夕景を眺めつつもう少し考えてみます。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 16:49:09 | 東北
アスピーテラインを秋田県側へ下り、341号線を田沢湖方面へ走行中です。沿道に「茶たての清水」なる湧水があったため、こちらで再び水を汲みます。草木が茂る小高い崖を湧水が伝い、竹筒から流れ出てくるという仕掛けが風流です。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 15:14:29 | 東北
さらに進んで岩手と秋田を隔てる見返峠にやってきました。
六月でもスノーボードができるほど、分厚い雪渓に覆われていたこの場所ですが、その雪は当然ながら跡形もなく姿を消し、山肌は紅葉に彩られています。しかし、色彩の鮮やかさという点では、先ほど止まった数km手前の展望台の方が明らかに上でした。要は、早くも見頃を過ぎて色がくすんできたということです。12度という気温といい、早くも傾き出した日差しといい、八幡平は早くも晩秋の様相を呈しています。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 14:19:25 | 東北
アスピーテラインに入り、今年最後の桜を眺めた御在所沼のやや先まで高度を上げました。麓で20度あった気温は13度に下がり、Tシャツ一枚ではさすがに寒くなってきます。そして目を見張るのはススキの穂とナナカマド、それに赤、黄色、橙色と鮮やかに染まった樹木です。まさに見頃といってよく、半信半疑だった事前情報に偽りはありませんでした。
県境の峠まではあと10km近くあります。さらに登ると、この色合いがどのように変わるのでしょうか。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 13:23:34 | 東北
好摩から大更へ抜ける県道沿いに、稲穂と岩手山を一望するよい眺めが。岩手山というと、場所柄畑や牧草地との組み合わせが印象にあるため、岩木山を彷彿させる稲穂との組み合わせが新鮮に感じられます。期せずして花輪線の上り列車がやってきたため、まんまとこれを仕留めました。本日の「撮影運」はまことに上々です。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 12:42:31 | 東北
EOS-1D Xの連写性能が今日も絶大な威力を発揮し、狙っていた二本の貨物列車を見事に仕留めました。この大型新人の破壊力は、今場所を席巻している逸ノ城にも引けをとりません。
この後は列車撮影を一時中断し、八幡平を経由して田沢湖に下ります。ここまで走る間、平地でさえ沿道の樹木が緑から黄色へと変わりつつありました。八幡平で紅葉しているという情報が、にわかに現実味を帯びてきます。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 11:50:48 | 東北
これも初夏以来の再訪となる、岩手山を一望する好摩のお立ち台にやってきました。新幹線の車窓からして、もう刈られている可能性もあろうと覚悟はしていたものの、ありがたいことに手前の田圃はまだ一面黄金色の絨毯でした。しかも、彼方に鎮座する岩手山は、山頂から裾野まで一点の曇りもありません。
もうすぐ下りの貨物列車が二本続けて通過します。今日もいい画が撮れそうです。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 11:30:42 | 東北
厨川駅に続いて渋民駅を定点観測します。妻面を玄関にした木造駅舎は、初夏に訪ねた頃から何一つ変わらず、吹く風のさわやかさも同じです。しかし、そのとき飛び交っていた燕はトンボに代わり、茂みではコスモスが揺れて、初夏から秋への移り変わりが感じられます。
駅前に屋根付きのベンチがあるため、先ほど買い求めた弁当をいただいていきます。ホームの向こうに岩手山が鎮座するよい眺めです。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 10:29:19 | B級グルメ
盛岡市街を出る前に、ほっかほっか亭が沿道に出現したため立ち寄ります。やや早めのお昼となったのは、出がけに軽食をとってから間が空いてきたのが一つ、この先立ち寄る場所からして、お昼に適したものがほとんどなさそうだという事情が一つです。
岩手・青森地区のほか弁といえば、このblogで度々紹介してきたのりたま弁当ですが、本日は趣向を変えてスポーツランチを選びました。白身フライ、唐揚げ、焼肉の三点を中心にした、食べ応えのある一品です。
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色づく秋の北国へ 2014Part3

2014-09-27 10:15:47 | 東北
続いては大慈清水で湧水を汲みます。冷たい水もさることながら、周辺の町並みと、城下町らしい町名がこれまた秀逸なのです。しかし、これらをじっくり見て回るには、車という交通手段は機動力に欠けます。いずれ汽車旅で訪ねたときの楽しみということにしておきましょう。
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2014-09-27 09:49:38 | 酒屋
まずは初夏にも訪ねた仙北町の酒屋に立ち寄ります。もちろん今夜の晩酌に備えるためです。これから向かう八幡平の蔵によるひやおろしがあったため、迷わずこちらを選びました。

福来屋酒店
盛岡市仙北2-2-28
019-635-0381
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