以前ご紹介した酷道本の続編が出ました。前回に引き続いての酷道走破記録の他、初心者でも「比較的」走りやすい「入門酷道」のレポート、名だたる酷道の往年の姿や廃道区間の紹介に加え、酷道の走行映像を記録したDVDまでつくという盛り沢山の内容です。
第一作と大きく違うのは、メインとなる酷道走破の記録が約半分になり、その代わりに廃道や高速道ジャンクション、階段に坂道といった道路にまつわるネタが多数盛り込まれているところです。これは見方を変えれば、第一作でS級の酷道をことごとく取り上げてしまったために、第二作はやや格落ちになってしまったということでもあります。世に「廃線ブーム」を巻き起こした不朽の名作「鉄道廃線跡を歩く」にしても、完結編のPart10あたりではネタ探しに苦労している様子がありありとうかがわれましたが、似たような現象が早くも二作目で起きてしまっているということなのでしょうか。
とはいえ第一作は第3刷まで増刷される売れ行きで、続編として「廃道本」も企画されているようです。潜在的なニーズを掘り起こしたという点では、「鉄道廃線跡を歩く」と同様の功績があるといえそうです。道路の数は鉄道などとは比較になりません。発掘すればネタの宝庫になる可能性がこの世界には秘められています。「酷道・廃道ブーム」は果たして訪れるのでしょうか?
第一作と大きく違うのは、メインとなる酷道走破の記録が約半分になり、その代わりに廃道や高速道ジャンクション、階段に坂道といった道路にまつわるネタが多数盛り込まれているところです。これは見方を変えれば、第一作でS級の酷道をことごとく取り上げてしまったために、第二作はやや格落ちになってしまったということでもあります。世に「廃線ブーム」を巻き起こした不朽の名作「鉄道廃線跡を歩く」にしても、完結編のPart10あたりではネタ探しに苦労している様子がありありとうかがわれましたが、似たような現象が早くも二作目で起きてしまっているということなのでしょうか。
とはいえ第一作は第3刷まで増刷される売れ行きで、続編として「廃道本」も企画されているようです。潜在的なニーズを掘り起こしたという点では、「鉄道廃線跡を歩く」と同様の功績があるといえそうです。道路の数は鉄道などとは比較になりません。発掘すればネタの宝庫になる可能性がこの世界には秘められています。「酷道・廃道ブーム」は果たして訪れるのでしょうか?