日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

江戸の名残の浅草は(2)

2008-07-06 22:05:46 | 居酒屋
ホッピー通りの「居酒屋浩司浅草店」へ移行します。「浅草店」という割には本店や支店があるという話を聞きません。「イギリス議会政治史(上)」のようなものなのでしょうか(内輪ネタ)
○吉八が酒と料理をしみじみ味わう店ならば、こちらの店は「ホッピー通り」という立地から想像される通り絵に描いたような大衆酒場です。煮込みとモツ焼きを肴にホッピーをあおって素早く切り上げるという対照的な存在になります。こういう呑みもいいと思える今日この頃、私も確実に歳をとりつつあるようです。
一軒目であれほど呑み食いしたにもかかわらず、この手の店では「お手頃感」という別の理由で品数が増えてしまいます。特に今回の面子が揃ったときはなおさらです。満腹の上にさらに満腹を重ねて席を立ちました。

居酒屋浩司
台東区浅草2-3-19
03-3844-0612
1500PM-2300PM(LO2200PM)月休

ホッピー×適当
牛すじ煮込×適当
冷奴
ポテトサラダ
メンチカツ
もつ焼き×2
まぐろぶつ
〆て11,000円(4名)
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江戸の名残の浅草は

2008-07-06 19:15:15 | 居酒屋
半年ぶりの浅草です。活動仲間との溜まり場「○吉八」で呑みます。
これで「まるきちや」と読みます。市ヶ谷の名店「嘉多蔵」で焼酎マドンナとして名を馳せた店主が三年前に独立して開いたのがこの店で、店主とは嘉多蔵時代からの付き合いになります。店主が産休でしばし店を離れることになり、お祝いをかねて名残の訪問と相成りました。
知る人ぞ知る地酒と焼酎が500円均一でいただける上に、料理も手が込んでいて秀逸です。ただ「うまい」というだけでなく、一工夫も二工夫も凝らされているのがこの店の料理の素晴らしいところです。よって「ここに来たらこれだけは」というメニューがいくつもできてしまい、つい品数も増えることになります。店主の人柄も手伝って、常連客が入れ替わり立ち替わり引きも切らずに集まり、飛び込みで訪ねても振られてしまうことが少なくないほどの人気店です。
今回は活動仲間が四人、しかも私を含む三人はそこそこの大食漢ということもあり、一人酒では考えられないような品数になってしまいました。しかし、これだけ呑み食いしても勘定が樋口一葉で収まるのは、酒代が軽いことの効果といえるでしょう。
何分身重の体ゆえ、仕込みに三日かけるという〆のカレーは残念ながら休止中でしたが、半年後の復活を期待しましょう。どうぞ健やかな赤ちゃんを(微笑)

○吉八
台東区雷門2-11-7富山ビルB1
03-3847-0511
1800PM-2400AM(LO)月休
カウンター×5, テーブル×3

ヱビス・貴・正雪
他各自適当
お通し3品
れんこんからし揚げ
宮崎鶏のからあげ
砂肝こんにゃく黒こしょう
他7品
〆て19,600円(4名)
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