今日のジャケ画は、AXE 「music」
AXEは英国中部の街ノーサンプトン出身のバンド。
この作品は69年に制作されました。
これはアセテート盤(試作品のようなモノ)として
僅か6枚だけ作られたという幻のアルバムだったそうで、
サイケコレクターの間では
長年入手が難しかったといわれている作品です。
このバンドをワタシ知ったのは去年(06年)、
サイケやプログレ等をこよなく愛するevergreenさんから
教えていただいたのでした!
「幻の作品が遂にCD化」ということでソッコー購入(^^ゞ
早速聴いてみたらモロにワタシ好みの作品なのでした!
いつもコレを聴くときは、以前ワタシが投稿したバンド、
「ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ」という
サイケなバンドと共に立て続けに聴くことが多いです♪
どちらのバンドも女性のフワフワしたボーカルが好印象の
浮遊感あるアングラでサイケなサウンドですが
コチラの「AXE」のほうは「ユナイテッド…」よりも
アシッドの色合いが濃いサウンドです。
1曲目のアシッドな短いオープニングから間髪入れずに
2曲のサイケでヘヴィーなナンバーへ。。。
オリエンタルチックなリフのバックに「シュルルルル…!」っていう
飛行機が飛ぶときのような音が流れまくってて何気にスペイシー☆彡
4曲目や7曲目ではインドっぽい雰囲気のギターが
とても妖しげで陶酔モノです♪
8曲目はトラッド的な素朴なメロディの歌い出しを経て、
ヒズミのききまくったギターがヘヴィーに展開します。
なにやら妖しげな世界にひきずりこまれる1枚です。