
今日のジャケ画は
The Beach Boys 「Pet Sounds」
66年作品です。
ヒット曲「サーフィンUSA」に代表される、
陽気なサウンドが印象強い彼らビーチボーイズ。
この盤はブライアンの内省的な切ない物語がコンセプトになっているせいか、
サウンド的にはそれまでの彼らとはちょっと違った雰囲気になりました。
健康的な陽気な雰囲気は薄れ、どこか物憂げで気だるい雰囲気が感じられます。
そしてちょっぴりサイケ。
コーラスはこの作品でもバッチリあって、
キレイなコーラスが、よりサイケ感をかもし出してるかもしれませんね。
これを作りあげたブライアン・ウィルソンは、
ビートルズの「ラバーソウル」に衝撃を受けて、
コンセプトを持たせたアルバムを作ろうと決めたと言われてます。
そしてこの作品によって、ビートルズもヒントを得て
「サージェント・ペパーズ…」を作ったと言われています。
時代をリードした英米のトップアーティストだった彼らですが
お互い良きライバルとして刺激しあっていたということなんでしょうかね(^^)