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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

【The Electric Prunes (60s USガレージ/サイケ】

2013-10-02 21:52:18 | 60sジャケ絵日記
今回はこちらのバンド!

60年代米国のガレージ&サイケを代表するバンドのひとつ、
The Electric Prunesの全5作品を一挙お送りします♪

祝!来日決定!ということで当ブログでも
ささやかながらお祝い投稿です(^^ゞ


ウィキペディアによると彼らプルーンズは1965年にLAで結成。
66年にデビューする前までは頻繁にメンバー交代され、
一時期、あのケニー・ロギンスも在籍していたのだとか…!


そしてバンドはプロデューサー、David Hassingerと出会い、
セッションを重ねてシングル曲や1stアルバムを録音。


その1stアルバムがこちら。
 ↓
The Electric Prunes - s/t



67年4月発表の1stです。

私の持ってるCD再発盤はタイトルが違って、
I Had Too Much To Dream(Last Night)」となってます。

このタイトルはこの盤に収録されてる曲で2ndシングル曲。

このシングル「I Had Too Much to Dream (Last Night)」は
全米11位全英49位となる大ヒット!
(→動画

後の時代のガレージコンピ、ナゲッツやペブルスにも収録♪

イントロの超トレモロのギター音が印象的な曲ですね♪
最初聴いたときはこのトレモロが虫の羽音みたいで驚きました…!


そして本作収録の3rdシングル、
Get Me to the World on Time」も全米27位、全英42位となるヒット!
(→動画


でもアルバム自体は全米100位圏外だったようで
あまり売れなかったようですね…(^^ゞ

でもこの1stではガレージロック、サイケロックだけでなく
映画音楽みたいなポピュラーミュージックみたいな曲もやってて
なかなか意欲作で楽しいんですよね。


Are You Loving Me More



Luvin'


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そして2ndがこちら。

The Electric Prunes - Underground



67年8月発表の2ndです。

プロデューサーは1stと同じくデヴィッド・ハッシンジャー。

前作よりも更にサイケ度増したガレージロックで
私的には大好きなアルバム♪

でもこの中からのシングルはチャート圏外だったようです…
ウィキペディアに最高位が書いてないので…(滝汗)

「Dr Do-Good」も「The Great Banana Hoax」も
カッコ良いガレージ&サイケなんですけどね…
どうして~?という感じですが…(^^ゞ
(→The Great Banana Hoax:動画


しかもこのアルバム自体、チャート100位圏外だったようで
オリジナル盤はレアなのだそうで…

10年ほど前にもサイケのレア盤特集記事、
レココレ・サイケ号にも載ってましたね♪


ちなみに「The Great Banana Hoax」の「Banana」は
その当時バナナの皮に幻覚作用があるかもという都市伝説が出回り、
バナナジン」と呼ばれたそうで、
そのことをこの曲で取り上げたようです。

タイトルを直訳すると「バナナのいたずら」…(^^ゞ


Hideaway



I Happen to Love You


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そして3rdがこちら。

The Electric Prunes - Mass in F Minor



68年1月発表の3rdです。

この作品からプロデューサーが二人に。
今までのデヴィッド・ハッシンジャーに加えてもう一人、
デヴィッド・アクセルロッド(David Axelrod)が携わることに。

二人のデヴィッドさんですね(^^ゞ

でも…
アクセルロッドが殆ど主導的に製作。
曲も全部アクセルロッドの書いた曲ばかり…

彼のアイデアでこれまでのバンドのイメージとはかけ離れた、
教会で流れるようなミサ音楽+サイケな作品に…!


そんなのプルーンズのメンバーも嫌だったことでしょう。
だからなのか、製作途中でなんとメンバー総入れ替え

しかも別モノのバンドがプルーンズとして演奏&録音するといった、
バンドにとっては非常事態&異常現象…(笑)

その別モノのバンドというのは、
カナダのサイケバンド、ザ・コレクターズ


再発レーベル、Morelloの解説によると、
1曲目~3曲目はオリジナル・プルーンズが録音、
4曲目~6曲目がコレクターズ+セッション奏者の録音なのだそう…。。

なるほど、聞き比べてみると、違いが分かるのが楽しいです♪


1曲目~3曲目はガレージロックとミサ音楽の合体という怪作w、
4曲目~6曲目はダウナーなコーラスが印象的で
ジメ~っとしたアシッ度感が一気にアップ!

でもオリジナルプルーンズのことを思うとなんだか切ないですね(汗)

ロックの歴史の中でも怪作な部類に間違いなく入る作品でしょう(^^ゞ


オリジナルプルーンズの演奏曲
  ↓
Kyrie Eleison(映画「イージーライダー」挿入歌)



カナダのコレクターズ演奏曲
  ↓
Sanctus


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そしてお次がこちら。

The Electric Prunes - Release of An Oath



68年11月発表の4thです。

こちらのプロデューサーは前作と同じく
二人のデヴィッドさんの連名になってるようですが、
前作より更にアクセルロッドさんが爆走!(笑)

曲作りもアレンジも全部アクセルロッドによるもので
独裁的な主導によって作られた作品なのだそう…(^^ゞ

そんなこんなでサウンドのほうも前作と同じくミサ音楽。

前作よりも更に荘厳さが加わったような感じがします。。
重厚でシンフォニックな美しい作品ですね。。

B面曲のほうがロック寄りで聴きやすいかも。
でもミサ音楽なんですけどね(笑)

バンドメンバーはまたまた総入れ替え(^^ゞ
演奏者は全員セッションミュージシャンなのだそう…

でも!
ボーカルのみ、オリジナルメンバーなのだとか。
ウィキペディアにはそう書いてありました。

よくよく聴いてみたら、なるほど、、
オリジナルボーカルのジェームズっぽい声してるかも!?(^^ゞ

でも正直なハナシ、聴いてもよく分からないですね~(爆)
それだけガレージ&サイケ時代とは全く違ったサウンドってことで…

でも私的には嫌いじゃないサウンドです(笑)


The Adoration


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さて長くなりましたが最後はこちら。

The Electric Prunes - Just Good Old Rock and Roll



69年6月発表の5thです。

プロデューサーは、1stからずっと携わっている
デヴィッド・ハッシンジャーさん。

…もう独裁的なアクセルロッドさんは居ないみたいです(笑)

そしてメンバーはまたまた総入れ替え!(爆)
一体どれだけ入れ替えれば気が済むんでしょう?(^^ゞ

曲のほうは新メンバー全員がそれぞれ書いてます。
曲を書けるミュージシャンを集めたのでしょうね…?

サウンドのほうは前作までのミサ音楽ではなくなりました!(笑)

意外にも土くさいロックな作品に…!

オルガンが印象的なサイケ感ほんのりのロックアルバム!

なにげにステッペンウルフっぽい感じが見え隠れ(^^ゞ
でも楽しく聴ける作品ですね~

ていうか、全くプルーンズとは関係ない編成&作品ですね(笑)
名前だけ使われちゃってなんだか切ない…

でも大ヒットシングルを出してしまったが為に、、
というやつなんでしょうか。

ていうか、ハッシンジャーさんもアクセルロッドが居なくなって
ようやくノビノビとプロデュースできると思った感が
そこかしこに感じられるかもしれない作品ですね(コラー!w)

大らかでゴキゲンなロックアルバムですね♪


Sell


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【Sweet Thursday(60s UKフォークロック】

2013-09-12 23:05:03 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Sweet Thursday - s/t



ビートルズなど有名アーティストとの
セッション・キーボーディスト、
ニッキー・ホプキンスと、

キャット・スティーヴンスのバックのギタリスト、
アラン・デイヴィス

そしてマーク・アーモンドのジョン・マークが組んでいた
スウィート・サースデーの69年・唯一作。


…ていうか、簡単な説明だけでこの長さ!(笑)


でも曲のほうはとてもシンプル。

味わい深いブリティッシュロック、
メランコリックなフォークロック♪

曲によってはハープシコードも入れて
キラキラ・キラめきフォーキーサウンド。

秋の季節にピッタリな温もりサウンドにウルウルきちゃいますね。
こういうの、すごく大好きです…☆


Jenny



Molly(ハープシコードの音色に感涙)


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そしてアラン・デイヴィスソロ作品
ヒッソリと載せておきます…(^^ゞ

Alun Davies - Daydo



こちらのソロは72年作。

スウィート・サースデー解散後、
70年~77年頃までキャット・スティーヴンスの
バックバンドでギターを担当。

ちょうどその時期のソロ作品ですね♪

プロデューサーはキャット・スティーヴンス
元ヤードバーズのポール・サミュエル・スミス

キャットはピアノでも参加。

そんなこの作品、穏やかでポップなフォークロックがいっぱい。
アランのポップセンスが光ってますね!

曲によってはストリングスも入れたりして優美な感じだったり、
所々にカントリータッチなフレーズが入ったり。。


アランは79年には
ロニー・レインの作品「See Me」にも参加してたようですね。

ロニーもアランもポップなフォーキーサウンドだから
とても興味深いです…
それもいつか聴いてみたい…!


Portobello Road


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【Flower Pot Men (60s UK Pop】

2013-08-09 21:20:04 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Flower Pot Men - Let's Go to San Francisco



英ポップ、67年~70年までの編集盤。

先日、当ブログに投稿したアイヴィーリーグ
トニー・バロウズ関連バンドで今日はフラワーポットメンを(^^ゞ

アイヴィーリーグを立ち上げたソングライティングチーム
ジョン・カーター&ケン・ルイスの二人が
新しく立ち上げたのがこのグループ。

トニー・バロウズもボーカルで参加。


こちらの「Let's Go to San Francisco」は
当時ヒットしていた米西海岸のSSW、
スコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」に
ヒントを得て作ったものなのだそう☆

たしかにフラワーサイケ♪
グループ名からしてフラワーですよね(笑)

メロトロンの音色も印象的だったりしてドリーミー☆
英国バンドとは思えないくらいの西海岸的フラワーサイケ。

アイヴィーリーグのときよりも
さらにビーチボーイズ的なサウンドになってるかも…!(^^ゞ


このグループ、初期には、あのディープパープルを組む前の
ジョン・ロードニック・シンパーも在籍していたのだとか。

このグループで巡り合い、パープルへと繋がっていったのだろうし
やっぱ英国内のバンド界は横の繋がりが凄いってことでしょかね…!


Let's Go To San Francisco (Pt.1-Pt.2)



You Can Never Be Wrong


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【The Ivy Leagu - This Is The Ivy League(60s UKビート、ポップ】

2013-08-01 23:32:16 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Ivy Leagu - This Is The Ivy League



英ビート、サンシャインポップ、
65年発表の1stです。

こちらのCDではシングルなどの曲が
ボートラで14曲も追加!


彼らは英国屈指のソングライターチームで知られる、
ジョン・カーター&ケン・ルイスの立ち上げたバンド。

そこにペリー・フォードが加わり3ピースバンドに。

その後、カーターさんが脱退し、
名シンガーのトニー・バロウズが加入したのだそう。

というわけで、今回から数週間にわたって
トニー・バロウズが関係したグループの数々を上げていきますょ


このバンドはイギリスのビーチボーイズという説明で知ったんだけど
たしかにビーチボーイズ的な曲もあるけど
さほどビーチボーイズ的じゃない曲もチラホラあるような…(爆)

ビーチボーイズ的な曲では
サンシャインポップといった感じで
ファルセットのコーラスが美しくてウットリ☆

さほどビーチボーイズ的じゃない曲は(笑)、
ちょっぴりモッズテイストな曲もやりつつ
ブリティッシュビートがメインという感じ。

で、ボートラのほうはガラリと変わって
華やかサイケポップ!
クリスマス曲のサイケポップも収録されてます…

いろいろ試行錯誤でやっていたんだろうなぁ。。


ちなみに彼ら、実はThe WhoI Can't Explane
バックコーラスもやってるのだとか。


そして彼らの2nd収録「My World Fell Down」は
あのカート・ベッチャーのソフトロックグループ、
サジタリアスがカバー

サジタリアスはドリーミーサイケにカバーしてますけど
彼らアイヴィーリーグのほうは
素朴な感じのバイオリン効果でノスタルジックな感じ。

このCDにもボートラで収録してほしかった…

でもでも!
この音源を入手しました(笑)

こちらにひっそりと置いておきます…(^^ゞ

My World Fell Down
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il 投稿者 moritan60s


◎サジタリアスのカバーはコチラ



★アイヴィーリーグ、この1stからの曲は以下から↓

ビーチボーイズ的な曲をペタリ♪
 ↓
That's Why I'm Cryin'
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il_02 投稿者 moritan60s


モッズビート的な曲もペタリ♪
 ↓
Almost Grown
<iframe frameborder="0" width="280" height="210" src="http://www.dailymotion.com/embed/video/k2qVDRmafTlIld4nMBU"></iframe>
il_01 投稿者 moritan60s





【J. K. & Co. - Suddenly One Summer(60s USサイケ】

2013-07-25 22:43:25 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
J. K. & Co. - Suddenly One Summer



私的・夏になると聴きたくなるシリーズ♪
ジャケからしてドリーミー☆

こちらはUSサイケ、68年作品。
オリジナル盤はレア盤なのだそう。

当時まだ15歳のJay Kaye少年がカナダへ渡って
スタジオミュージシャンと共に制作した作品。

作品のほうはコンセプト作品となってて
人の一生を描いた作品になってます。

ちょっぴりダウナーで幻想的なサイケサウンドに
スペイシーなSEやテープの逆回転、シタールなど、
サイケな仕掛けがイッパイ!

この15歳のJ.K少年のアイデアなのかは不明なんですけど
とにかくウットリするほどドリーミー!

サイケの桃源郷へと連れてってくれそうな感じです…

このJ.K少年、この作品以外は作らなかったようで
この作品のみとなってるようです。

サイケ時代ならではのマジカルな作品ですね…!


Fly



Little Children


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