廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

福島県 天栄村 羽鳥小学校 黒沢分校

2015年09月08日 17時07分36秒 | 福島の廃校
羽鳥小学校からクルマで8分ほどでしょうか。
国道118号から1本沢筋の道に入ると、
意外にも別荘地の様なログハウスの建物もあります。
最近になって建てられた建物を過ぎると
そこにお目当ての羽鳥小学校黒沢分校がありました。

しかし、校庭だった敷地には廃材や瓦礫が山積みになっており、
何となく荒れた感じです。
道路工事に使う看板等があるので土木事務所の物置場所になっているようです。

木造平屋建ての校舎は2002年の閉校から13年経っていますが、
かなり痛んできています。

積雪地帯でもあるせいか屋根の痛みや一部倒壊している部分もあります。
倒壊した部分に小さな風呂があったので職員住宅も併設されていたのでしょうか。

ドアも開いていてウエルカム状態なのでちょっとだけ室内を拝見。
当時のポスターや本、理科の実験道具までそのまま置いてあります。
しかし、教室は大量の土木用木材や看板で埋め尽くされていました。

写真を撮って帰ろうとすると土木事務所のバンがやってきて
「この辺クマいっから一人で歩かないで」と声をかけてきました。

ん、まさか警備の網にかかってしまった?
こんな山の廃校に通報装置?

まぁ、「廃校の写真撮らせてもらってマース」で済みましたが、
タイミングが良すぎてちょっとびっくり。

校舎入口の上には鐘。閉校時にも使われていたのでしょうか。























学校近くにある明神滝


最新の画像もっと見る

コメントを投稿