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moon

泣きましたけど、何か?

映画「君の膵臓を食べたい」ネタバレです、ご注意を。

公開したので感想を述べたいと思う。

むうっぅぅぅ、原作を変えてほしくなった。
原作読んでる人は最後の最後まで「???」ではなかったか?

原作では「僕」(小栗旬)と恭子(北川景子)は
もっと早くに友人となっているのだ。

映画では恭子の結婚式の招待状を「僕」が受け取る。

しかし恭子が母校の近くで「僕」を見かけて、
「あ!彼は!もしや!」と気付くのだけれど、声をかけられずにいる。

そこよ、そこ。

原作だともう友達だから、読んでた人は
「え?なんで声かけないの?」と思っちゃうのだ。

そして、声もかけづらい人になんで結婚式の招待状を送っているのだ?
え?
住所は知ってたの??

と、?だらけであるが
最後の最後に友人でないことがわかるのだ。

あー、やられたなぁって・・・
思うか!!
思わないよ、思わない。
無駄な時間を見た感じだよ。

小栗旬と北川景子は大人になった彼らとして
映るだけでよかったよ。

ほんと、残念。

そして、娘が心配していた、咲良が
男の子を「君」と呼ぶこと。
娘曰はく、女の子が男の子を「君」と呼んでいいのは
小説、コミック、アニメまで。実写はアウトだそうで。。
確かに、ちょっと「んー」という感じ。

それでも北村匠海くんはよかった。
咲良の家で「共病文庫」を読むシーンは泣いた。
はい、泣きましたよ、ちゃんと。

私がこの原作が好きなのは
亡くなり方が衝撃的とかそんなことではなく、
言葉の意味を最後にきちんと言葉で受け止めて
心に落としてくるところなのだ。

なので、そこで終わらなかったことが、ただ残念。

悪くはないけど、おすすめもしない。
原作は2時間もあれば読めるので
読んでください。

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