映画「ファーストキス」の余韻として

結婚生活の意味と恋人であることの違い
あーすればよかった、こーすればよかったという
思いを抱える日。
それもこれも、夫はもうこの世にはいないから思うのだ。
結婚生活の長さに関わらずあることだろう
愛情があるのなら
やはり、優しくあれたらよかったのにと思うのは当然だ。

私は、離婚するときには、もう、全然愛情はなかったけれど。
そして、あの時こうしていればというのも
残念ながらないけれど、
いつ裏切られてももうおかしくないと悟った時が
終わりの時だったのだなぁと思う。
それでも、惰性のように婚姻生活を続けたのは
結局自分本位だったのだろう。
子ども達の幸せは願ったけれど、元夫の幸せは願わなかった。

もしも、もう一度、私としての人間生活を生きるとすれば
多分、夫ともっと早く離婚する道を選ぶだろう。
きっとそれが元夫の幸せでもあるのではないかと思ったりする。

でも、その時も、きっと私は彼に恋をするだろう。
映画「ファーストキス」で、なぜ夫に恋をしたのかを思い出すように
というよりも、「これこれっ」って感じで
硯くんに魅かれていくのはとても印象的だった。
それだけは決まっている感じがしたなぁ
そして、子ども達には必ず出会いたいから出産はする。
都合のいい妄想だな。妄想終わり。

映画「ファーストキス」の中では

日々の営みが尊いのだということを
思い起こさせる
これが響くんだろうねぇ～大人には

いや、私には、か

息子などに言わせたら
重すぎてしんどいらしい。
韓国ドラマみたいに適度に
なんでやねんというツッコミどころがあるほうがいいらしい。

日本は、人間関係や思いの持って行き方が

リアルを追いすぎだと。

いやいや、韓国のドラマってだけで

私らには非日常だからさ。
まぁ、彼はリアルに人生経験積み上げ中だもんな、

そんなもんかもしれない。