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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

チャックルに刻まれて

2010-01-18 19:40:48 | 日々随想
仕事で 誰かに会って
にこやかな1日が 終わっていく


でも 誰にも会わない日の方が
たくさん 自然に笑むことができる
そんな気がする





傍観者になって 存在している時
それは 車の中から眺める 窓の外の世界だったり
駅前の雑踏だったり 工房の周りの静かな日常だったり


そういう時は ささやかなコトさえも
心の浸透圧に達していて
穏やかで 素直な反応を抱くことができる


仕事をしている時は スマイル
友人と会う時は ラーフ
そして 一人でいる時の笑みは…チャックル?


カントの「笑いは緊張の緩和から来る」という言葉は
果たして どの笑いのことだったのだろうか
というより ドイツ人に ラーフは似合わないか


駅で 小さな赤ちゃんを抱いた
若いお母さんが 誰かを待っていた


赤ちゃんを見守る 大人達の顔はいい
僕は 可愛い赤ちゃんより
そんな 周りの大人達の顔を 見ていた


だから 僕は きっと 
赤ちゃんと 同じものを見ていたんだ


無防備に 小さく笑っていたい
どうせ しわが増えていくのなら
そんな小さな笑みで 刻まれて欲しいな