大晦日から 元旦にかけて
運転してる時に ちょっとだけ
自覚は あったんだ
僕は ずっと視力がよかったから
まさか 突然 こんなに
遠いものも 近いものも 見えなくなるなんて
思ってもいなかった
乗換えの駅で 時間調整をかねて
ラーメンを食べることにした
本当は 辛いラーメンが食べたかったんだけれど
なかったから 普通のラーメンにした
隣の人が コショウを入れようとして ビンを振ったら
フタが取れて ラーメンの上は サハラになって
僕は死にそうになりながら
笑いをこらえていたんだ
で 僕のラーメンが来て
僕は 別のコショウを入れようとして
ビンを振ったんだ
そしたら また フタが取れて
僕のラーメンは 37本の爪楊枝がトッピングされて
隣のコショウ野郎は 声を出して 笑いやがったんだ
コショウと爪楊枝の区別がつかないくらい
視力が落ちていることより
一本一本 箸で楊枝を 取り除いて
伸びきったラーメンを食べる方が 悲しかった
運転してる時に ちょっとだけ
自覚は あったんだ
僕は ずっと視力がよかったから
まさか 突然 こんなに
遠いものも 近いものも 見えなくなるなんて
思ってもいなかった
乗換えの駅で 時間調整をかねて
ラーメンを食べることにした
本当は 辛いラーメンが食べたかったんだけれど
なかったから 普通のラーメンにした
隣の人が コショウを入れようとして ビンを振ったら
フタが取れて ラーメンの上は サハラになって
僕は死にそうになりながら
笑いをこらえていたんだ
で 僕のラーメンが来て
僕は 別のコショウを入れようとして
ビンを振ったんだ
そしたら また フタが取れて
僕のラーメンは 37本の爪楊枝がトッピングされて
隣のコショウ野郎は 声を出して 笑いやがったんだ
コショウと爪楊枝の区別がつかないくらい
視力が落ちていることより
一本一本 箸で楊枝を 取り除いて
伸びきったラーメンを食べる方が 悲しかった