文珠川慧久の道楽帳2

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バッファロー社製の無線マウス用Simpringレシーバーの調子が悪いこと

2013-02-03 | 周辺機器
バッファロー社製の「BlueLED光学式マウス」という無線マウスを購入した.型番は,SRMB02という物で緑色のにした.このマウスは,本体に単四電池2本を必要とするが,2.4GHz帯の周波数を利用した無線式である.製品名称にBlueLEDとあるが無線方式がBluetoothではなくて,青い可視光のLEDを使っているというだけである.



このマウスが使う無線は,バッファロー独自のプロトコルで,バッファロー社がSimpringという名前を付けている.Simpringという名前のプロトコルをもったバッファロー製のキーボードなど10台まで一つの無線レシーバで扱うことができると説明書には書いてある.SRMB02には,USBインタフェースのSimpring無線レシーバーが一つ付属している.SRMB02マウスをSimpring無線レシーバに10cm程度まで近づけてマウスの腹についているCONNECTスイッチを2回押すと接続するらしい.

下の写真がUSBインタフェースのSimpring無線レシーバであるが,これの調子が悪いのである.パソコンのUSBコンセントへ挿入したとき,USBデバイスとしての認識を失敗することが多いのである.挿入する深さや角度を微妙に調整してやるとUSBデバイスとして認識されるありさまである.これは,Simpring無線レシーバの構造的欠陥にしか見えない.ゆえに,エンドユーザの立場からいえば不良なのであるが,構造的欠陥であろうから,新品交換してもらっても問題は解決しないと考えられる.

USBプラグの片方を解放にしてしまい,電極がむき出しになるようなコストダウンまでした背品ならほかにも見たことがある.たとえばマイクロSDカードのUSBアダプタなどがある.そのようなコストダウンされたマイクロUSBアダプタは,やはりUSBコンセントに挿入する際の深さや微妙な角度で,今回のSRMB02のSimpring無線レシーバと同様に,USBデバイスとして認識されたりされなかったりと動作が不安定であった.このバッファロー製品のコストダウン設計は,典型的な失敗例のひとつとしか言いようがないだろう.とっても残念ちゃんである.

SRMB02を購入した人々のネットへの書き込みをGoogleしてみるといろいろな事が言われていた.たとえば,突然マウスポインタが動かなくなりマウスの電源スイッチをON/OFFすると治ったという書き込みがあったが,それは,SRMB02の自動電池消費節約機能が働いて,睡眠状態になる機能の事を知らないだけだろう.マウスボタンをクリックするだけで睡眠から目覚める仕様である.もちろん電源スイッチをON/OFFすることでも睡眠から覚めるということであろう.店に言って新品交換させたけど同じ症状だったとまで誤解を継続している人もいらっしゃった.取扱説明書での説明方法に工夫が足りないのではないかと言えるだろう.



さて,上記から2~3日後,インターネットで問題になっていた症状が出た.突然マウスカーソルの動きが止まってしまう.これは,上記のスリープではない.なぜならば,マウスボタンを押しても復帰せず固まったままである.マウスの腹にあるスイッチをOFF/ONすると復帰する場合もあるが,それでも復帰しないことも多い.しかたがないからレシーバーを抜き差ししてみるのであるが,そうすると微妙に接触不良で機能しない.

インターネットでも問題になっているとおり,はっきり言って,このバッファロー製マウスとレシーバーは設計ミスの製品であるとしか言いようがない.この製品は,買うべきでない.


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