Music is.......

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Lily、「リタイアするなんて言ってない。」

2010-11-08 | Music (洋楽メイン)
悲しい出来事の前に受けたインタビューからの記事です。

Digital Spy【Lily Allen: 'I never said I was retiring'

The GuardianとのインタビューでLilyは「リタイアするなんて言ったことないわ、そういう言い方をしたつもりはないんだけど。ただ、今思うことは、曲を書かないってこと、そして(音楽活動を)しないってこと。」

「違法ダウンロードのせいで、みんな音楽を買わなくなった。そのせいでアーティスト達はレコードの発売で稼ぐことが難しくなってるの。だからツアーをして稼ぐしかない、楽しければいいしね。でも個人的には、うん、小さい子達と一緒じゃ無理だよね。」

彼女自身の告白のような歌詞について聞くとLilyは「それ以外に書く方法が思いつかないの。それが本心でなかったら不自然に感じないわけないし、自分の人生に起こったこと、感じたことを書かないでどうやって歌詞を書いたらいいの?」

「でも今私の身に起こっているのは赤ちゃんがお腹にいるっていうこと、お金にも困っていないし、田舎に素敵な家も買った。私にとってとても大事なこと。でもそういうことは曲には書けないと思うの、私の世代はそういうんじゃないから。だから曲を書くのに必要なのは、私にもみんなにも誰の身にも起こるような、みんなと同じ感情を見つけ出すことなの、例えば姉妹とのケンカとかね。」

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このインタビューの元はこちら↓
The Guardian【Lily Allen: 'I go through a major life change once a year'

まだまだこの先が長くて・・・。

デビューを目指していた頃は、とにかく目立ちたくてお金を稼ぎたくて、それは恐らく父親からきたものだと思うということ、最近共同でヴィンテージの洋服のお店をオープンした姉Sarahのこと。

百曲以上は曲を書いてきたけれど、Alfieなどもそうだけれど別に聴いてくれる人もいなかったから、誰かが聴くことを前提としていたわけではなかったこと、それがレコード会社の人が気に入ったことでアルバムに収録されたこと。

子供の頃は自分を「bad」、良い人間ではないと思っていて、恐らくそれは両親の離婚から来ていて、自分のみに起こることのすべてが自分のせいだと思ってしまっていたと思うということ。でも母親に自分をそんなに責めるのはやめなさいと、あなたは良い人間だしあなたがすることは良い場所から来ている、と常に語りかけてくれていたこと。そして今はもうそれに気づいていること。

旅先には枕やブランケットをいつも持っていくこと、ブランケットにくるまっているだけで心地良くいられること。ブランケットは(好奇心だけで彼女を見ようとする)人々からも隠れることができること。

そして人生で一番幸せだった時は「今」で、最悪だったのは「(一度目の)流産をした時」。

「でも2年後の私は幸せを掴んで、夢だった家を手に入れ、ずっと望んでいた子供ができたの。」

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このインタビューは流産する10日前に行なわれたものだそうです。
とても穏やかな様子だったそうで、掲載されている写真のLilyも、昔の強い瞳のまま、でも柔らかい穏やかな表情。
Lilyがまた穏やかな幸せな時間を取り戻せますように・・・。