Music is.......

Peter Dohertyの話題など。
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2013年も、ありがとうございました。

2013-12-31 | その他
というわけで2013年もとうとうもうすぐ終了ですね。
今年もこのブログを訪問して下さった皆様に、お礼を申し上げます。

最近なかなか更新をしていないのですが、10月のこともまだ中途半端だし、12月にはPeterに会いにまた渡欧をしたので、そのことも近いうちに書きたいと思っています。

あっという間に1年が終わってしまいます。
年を取るにつれ、どんどん時間が過ぎるのが早く感じるようになるのは本当で、毎年あっという間に終わってしまいます。悲しい時間も嫌な時間も、嬉しい時間も楽しい時間も、全部あっという間。

大人になると、どうにもならない悩み事が尽きなくて、あまり長い時間悩んでいると辛すぎて生きていけなくなるから、時間が早く流れるように感じるんだ、と聞いことがあります。
(でも辛くて生きてられないほどの悩みを抱えるのは、大人だけじゃないですね。)

幸いにも私は今ほとんど悩みが無くて、でもそう思ってるのは今現在であって、今後想定される悩みは、たぶん人生でも最も困難な悩みになるだろうと予測してます。
だから常々今やれることは今やろう、と思ってます。
いつかやろうっていうその「いつか」が、永遠に来ない可能性もありますし。

今年流行語にまでなったあの「いつやるの?今でしょ!」ていうのが私大嫌いなんですが、でもそれって本当にそうだと思います。

実は今年8月末に、派遣として働いている今の会社から年内で契約を終了すると言われていました。会社の規定が7月に大幅変更になったんだとかで。すごく気に入っていた職場だけど、どうあがいたところで無理だから諦めていたんですが、それが覆ったのが11月。これで派遣として働いていられるーって喜んだのも束の間、11月末になって急に社員にならないか、という話が降って湧いてきて。

ということで13年続けた派遣社員生活を終え、来年2月から今働いている会社で正社員になることになりました。しばらくは海外旅行や遊びは控えて、仕事と自分の生活の態勢を整えることに専念したいと思います。来年はそういう年かなと。

という点からも、今年思う存分やっておいて良かったなーと本当に思います。
「いつか」なんて言ってられない世の中はちっとも嬉しくないし、もちろん「いつか」と言えることもあるんだけれど、「いつか」を待つよりは、日常的にいつでもどうにでも対応できるように、毎日をしっかりやって、その時が来たら思う存分できる状態にしておきたい、というのも今年しみじみ思ったことです。

好きなことを思う存分できた2013年。
仕事優先にはなるだろうけれど、来年もこの調子で、趣味もきっちりやり切れる1年にしたいと思います。でないと仕事もきっちりできなさそうだし笑

最後に。。
昨日、元F1王者であるMichael Schumacherがスキー事故で重篤な状態にあるというニュースが飛び込んできました。私はMichaelとMika Hakkinenが二大ドライバーとして活躍していた頃にF1が大好きで、鈴鹿はもちろんモナコやシルバーストン、上海まで観戦しに行ってたほどなんですが、Mika Hakkinenのファンだったので、絶対的王者であったMichaelにはなんどイラっとさせられたことか。それでもやっぱりMichaelはすごい人で、今尚尊敬するスポーツマンでもあります。
だから、このニュースを聞いた時ショックで悲しくて涙が止まらなくて。

本当にショックです。
でも当時からサイボーグと呼ばれ、強い肉体と精神力を持っていたMichaelのことだから、最高の治療の元に家族や関係者に囲まれて全力で戦ってるはず。きっと乗り越えてくれると信じてます。
1月3日に45歳の誕生日を迎えるMichael。今は完全に体調をコントロールされた状態にあるそうですが、無事に誕生日を迎え目を覚ましてくれることを祈ってます。

もうすぐ2014年。
皆様良いお年をお迎えください。

2013年のGIG歴。

2013-12-31 | Music (洋楽メイン)
いよいよ2013年もあと約12時間で終わりますね。
今年のGIG歴を。

2013.03.19 Peter Doherty @ Bus Palladium, Paris
2013.03.20 Primal Scream @ Royal Albert Hall, London
2013.03.21 Suede @ Rough Trade East, London
2013.03.21 Kasabian @ Royal Albert Hall, London
2013.03.21 Noel Gallagher, Damon Albern, Graham Coxon @ Royal Albert Hall, London
2013.05.09 Jake Bugg @ Club Quattro, Tokyo
2013.06.07 ACIDMAN @ Zepp Tokyo, Tokyo
2013.07.24 Tom Odell @ SME, Nogizaka
2013.10.07 Suede @ Daiamond Hall, Nagoya
2013.10.09 Suede @ Shibuya AX, Tokyo
2013.10.20 Babyshambles @ Exeter University Great hall, Exeter
2013.10.21 Babyshambles @ O2 Acacemy, Bournmouth
2013.10.22 Arctic Monkeys @ MEN Radio Arena, Newcastle
2013.10.23 Jake Bugg @ O2 Brixton Acadmy, London
2013.11.06 Primal Scream @ Shinkiba Studio Coast, Tokyo
2013.11.07 Primal Scream @ Zepp Namba, Osaka
2013.11.20 Franz Ferdinand, Zepp Tokyo, Tokyo
2013.11.21 Atoms For Peace @ Shinkiba Studio Coast, Tokyo
2013.11.29 Temples @ Tower Records, Shibuya
2013.12.09 Babyshambles @ Lucerna Music Bar, Prague
2013.12.10 Babyshambles @ Planet.tt Bank, Vienna

今年は全部で21公演(といってもインストアもありますが)。
うち11公演は海外。
ライヴ始めはPeterソロで、終わりはBabyshambles。
素晴らしい。。。というか、よくやるな自分という感じです笑
まさか3回も渡欧することになるなんて思いもしなかったです。
3月のPeterは、渡英数日前にGIG告知があったのが本当にラッキーだったとしか言えなくて、今年、そしてこれまで観たPeterのライヴで一番思い出深いです。

行けなかったライヴも。
3月にPeterのライヴを観に急遽パリに行くために諦めたMarr先生。
3月のTCTに行くために断念した6月のStone Roses。
10月に飛行機のフライトキャンセルのために行けなかったBabyshambles。
Eurostarが高くて断念したThe View。
9月のロンドンのBabyshamblesも買ってたんですが、どうも気が進まずそちらはお譲りできたから良かったけれど。

まぁとにかく。
5回もPeterのライヴが観られたのは、今年本当に一番嬉しいことです。
Peter以外のライヴも素晴らしいものばかり。今年は本当に観たいライヴだけしか行かないと決めていただけに、どれもものすごく楽しみました。

来年はBlurからライヴ始めです。
恐らく今年みたいには渡欧できなさそうなので、来日アーティストをいろいろ観に行けたらと思います。

Arctic Monkeys/The Strypes @ Metro Radio Arena, Newcastle (22/10/2013)

2013-12-01 | Music (洋楽メイン)


そしてこの旅3つ目のライヴはこれまた念願のArctic MonkeysとThe Strypes。
Arcticは2009年10月の武道館に観に行って以来なので、約4年ぶり。その間フジロックでの来日はありましたが、ちゃんとワンマンが観たいというのと幸運にもチケットが取れたので行ってきました。UKツアーの初日だったので、すごく期待値も高かったです。

会場はMetro Radio Arena。フロアーはスタンディング、1階以上はシート席で、11,000人収容できるらしい大きい会場ですが、チケットはもちろんソールドアウト。5時頃にNewcastleに着いて、会場はホテルのすぐ近くだったので、どうせ始まるのは8時頃だろうからゆっくり行けばいいかーなんて思ってたんですが、そんなに大きくないNewcastleの街中は寒いにもかかわらず若い人がArcticのライヴに行く気満々の半袖Tシャツで闊歩。開場時間を間違えたかなーと思いつつチェックしたら6時開場。以降続々と会場に向かう人の波に焦って、私も7時前には会場に入りました。
でもやはり会場はまだ2割程度しか入っておらず・・・。そこからかなり長い時間待つことになってしまいました。一人だったから辛いのなんの。
長い待ち時間中会場を徘徊していたら、これまでその会場でライヴをしてきた人達のパネルがあって、そんなのをチェックしたりしてました。

  

そして客が半分位埋まった8時近くなって、The Strypesが登場。
日本でも話題になっている彼ら。あれだけのステージに立っても堂々としたもので、結構たくさん演奏してました。ただ観客が完全に棒立ちで、歌うわけでもなくひたすら見守っている感じ。あれ、みんな興味無し?と思ってると、でも曲が終わると大歓声。という感じでした。

そしてStrypesが終わり、いよいよArcticのステージのセッティングスタート。
今回は大きな「AM」の電飾がステージにどーんと。その間にどんどん客が詰め掛けてきて、本当に後方は空いてそうでしたが、それより前のフロアはびっちり。スタンドもびっちりでした。

メンバーが登場すると大歓声。ライヴはDo I wanna know?でスタート。
最初は観客もバンドも始まった興奮を噛み締めてる感じでしたが、2曲目のBrianstormで会場が一気に沸騰!前奏から大合唱が始まり踊りまくる観客の姿がまた更に会場を盛り上げてました。
そこからはもうずーっと会場が熱気に包まれて、どの曲も拍手喝采、大歓声と本当に凄くて、歌える曲は前奏から最後まで全部歌い尽くし、終わるとまた拍手と歓声で湧き、というのをずっと繰り返してたので、本当に楽しかったし、あっという間の2時間でした。個人的に歌って楽しかったのはTeddy Picker。あれは最高でした。

Alexのパフォーマンスも絶好調で、Mattのドラムも相変わらずの激しさ。JamieもNickもスーツ姿でかっこ良かったです。選曲は古いものから新しいものまでまんべんなくされていて、改めてArcticの凄さを思い知ったというか。

4年ぶりに観た彼らですが、その成長ぶりというか変貌ぶりには本当に驚きましたが、本当に凄いですね、Arctic。なかなかワンマンで来ないしすっかり変わってしまったので、今回見てイマイチだったらどうしようかなと心配してたんですが、そんな心配は吹き飛びましたね。やっぱり彼らは凄いです。

最後アンコールも終わりステージを下りる時、Alexが小さくガッツポーズをしていて、それがこの日のライヴの出来を表していたんじゃないかなと。本当に素晴らしいものが観られて嬉しかったです。終わった後しばらく興奮覚めやらずで、いまだにArcticのライヴがもう一度観たくて仕方ありません。

来年は来日の噂もあるようなんで、期待して待ってたいと思います。

Babyshambles @ O2 Academy, Bournemouth (21/10/2013)

2013-12-01 | Babyshambles
Babyshamblesの2夜目はBournemouth。
この会場はちょっとしたショッピングモールの一角にあります。
規模・雰囲気としては赤坂のBRITZという感じでしょうかね。会場内はキレイにデコレーションされていて、とても素敵な会場です。イギリスなどでライヴに行くといつも思いますが、どうして日本のライヴハウスってああ殺風景なんでしょうね。ただの箱でしかなくてつまらないです。

この日も前座が2組いたので8時頃に会場へ。入った時には2組目の前座がちょうどスタートする頃でしたが、前の方はまだ少し余裕があったのでまたMik側の2列目をキープ。
ただこの夜は最前真ん中辺りにいた集団がずっと変な騒ぎ方をしていて、ちょっと嫌だなぁと思ってました。

ライヴがスタートすると案の定その集団がすごい勢いで暴れだしたのと、前日とは違いかなり興奮した観客のモッシュが凄い!私の前にいた最前列の子達が頑張って最前の位置をキープしてたのと上手く立ててたせいか倒れることはなかったですが、私の後ろでは何度も将棋倒しみたいな状態になってかなり危険な状態。ある時振り向くと後ろの女の子が倒れこみかけてたので、思わず抱きかかえちゃいました(笑)。その後も暴力的モッシュは続いて、正直そういうのがすごく苦手なのでめちゃくちゃストレスが溜まる状況。

そしてステージの上のPeterといえば、Peterも前日より更に酔っ払いの状況(笑)。
もうヘロヘロだわ歌えないわ音はずすわ。でもあのカオスがまたBabyshambles。今思うとPeterは酔っ払ってただけでなく調子も良くなかったんだろうと思うんですが、前日ほどMCもせず、ふざけることもなく、ひたすら演奏が続き、妙な緊張感漂うカオスの中みんなとにかくそこにいて夢中だったよね、という印象。だから特筆すべきことはこの夜は特に無いんですが、とにかく凄かった、という感想です。

ライヴ後、会場裏の駐車場にツアーバスが止まっていたのでPeterを待っていたんですが、Peterはライヴ終了後恐らく全速力でツアーバスに戻り、そのまま眠り込んでしまったということで出てくることはなく、Drewも特にファンにサインなどをするでもなく淡々と機材を積み込みバスへ。AdamとStephenはお腹が空いたのかファンの子に「ご飯買えるとこない?」と聞いてケバブ屋でテイクアウト。Mikはこれまた超絶酔っ払いで、この夜はMikだけがファンの相手をしてくれたんですが、恐らく女の子に何か言われたらしくその子に向かってFワードを吐きまくる状態・・・。お互い笑ってたから冗談だったんでしょうけれど。でもMikの酔っ払い方はハンパ無かったですねー。ライヴ中もウォッカだかウィスキーだかの瓶をぐいぐいラッパ飲み。あんな飲み方毎晩して大丈夫なのかな。

お酒といえば今回Peterには毎晩ピンク色のBrucie Special(Bruceが作るスペシャルドリンク)が用意されていて、それがなくなるとギネス、という感じでした。昔よりは飲んでない印象だけど、どうなんだろう。

そういえばツアーバスにおばちゃん、おじちゃんが乗り込んでは降りていったけど、あれはメンバーやクルーの家族だったのかな。

というわけでBournemouthではツアーバスをお見送りしてホテルへ戻りました。
いつキャンセルするか、という心配をよそに無事イギリスツアーを完走したBabyshamblesを見届けられて本当に良かったです。

その後ツアーバスは一路パリを目指し、無事次の日のフェス会場へ到着。ライヴのセッティングまで行われたようですが、この日はそこまできてキャンセルでした。

勝手な想像ですが。
やっぱり今回のツアー、特に後半はPeterは相当ストレスを溜めてたんじゃないかと。
前半は結構あったファンサービスも後半はどんどん少なくなっていったし、セットリストに出てくる曲もあまり変化がなくなり・・・というところからなんとなく。パリのキャンセルはPeterの「イギリスツアー全部やったんだから、もうやだ」が出ちゃったんじゃないかと。
本当にやりたくないことは頑として、絶対にやらないタイプのようだし、そういうので体調を崩したのか、ヘソ曲げたんだか、が原因でないかと思いました。
もちろんそんなのファンはたまったもんじゃありませんけどね。友人の知り合いもこの時会場にいたそうなんですが、本当にガッカリして怒っていたと。そりゃそうですよね。自分がもしその場にいたとしても、その失望感は大きかったと思います・・・。

まぁでもとにかく想像なので、実際どうだったんだか。
その後は何事も無く毎度なんでかおもしろい事になってるロシアツアーも無事終了。
Peterも元気そうでなにより~なんて思っていたら、昨日(11月30日)のソロはキャンセル・・・。どうしちゃったんだろう。
相変わらず浮き沈みが激しいんですかね。変な体調不良を起こしてないといいんですが。

と、すっかり話が反れてしまいましたが、とにかくBournemouthで無事ツアーは終了。
無事ツアーを完走できたことがなによりでした。

[photo]
Flickr【Babyshambles

[video]
YT【Babyshambles - killamangiro
YT【Doctor No, Babyshambles Bournemouth 2013
YT【Babyshambles DELIVERY
YT【Babyshambles NOTHING COMES TO NOTHING
YT【Babyshambles FALL FROM GRACE
YT【Babyshambles SEVEN SHADES
YT【Blitzkrieg Bop Babyshambles

Babyshambles @ Great Hall, Exeter (20/10/2013)

2013-12-01 | Babyshambles
というわけで今回の目的であるBabyshamblesのGIGです。
1日目はExeter Universityの敷地内にあるGreat Hall。

18日のFolkstoneから中1日あいていましたが、ツアーバスは19日にはExeter入り。19日の夜はPeterは地元のパブThe Prospect Innで、カマンベールチーズにビスケット、ビーフステーキにエールパイ、そしてビーフブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)を食べてご機嫌だった様子。きっとビールもたくさん飲んだことでしょう。その後パブのスタッフをライヴに招待したそうです。

そしてライヴ当日。
私は午後にExeterに着いて、まず会場を視察。。。が、非常に大変でした。
このGreat Hallは、というよりExeter大学は山の上に建っていて、大学の中心部に着くためにはかなり急な坂を登り続けないといけません。事前に地図をチェックしていたものの、何処に会場があるのかサッパリわからずひたすら登って20分位は登り続けたような(笑)。
そしてやっと会場正面に到着。正直ここから帰る面倒臭さと昼間でさえ人通りはほとんどない道をライヴ後に帰ることに非常に不安を覚えました・・・。

さてとりあえず街中に戻ろうかと思った時、タクシーが目の前に到着して下りてきたきたのは今回のツアーのサポートメンバーAdamとStephen。思わず話しかけてしまったのですが、Adamは気さくで明るくて優しい雰囲気。Stephenはステージの姿とはまったく違う落ち着いた雰囲気。2人とは写真を撮ってもらいました。写真を撮った後Adamに「この会場って何処から入るか知ってる?」て聞かれたんですが、私が知るわけもなく。2人とわかれて少し歩いた後振り返ると、Adamが噂の折りたたみ自転車を出してきて乗ってました。
帰り道、もしかして近道があるんじゃないかと思って違う道を行ったら見事に迷ってしまい、この視察ですっかり疲れ果ててしまいました。。

そして夜。
会場は19時だったのですが前座が二組あるので少し遅めに行ったのですが、2度目とはいえやっぱりあの坂道が苦痛で苦痛で。途中近道があるんじゃないかと探したんですが、やはり無くて。たぶんバスがあったみたいなんですけど、よくわからなかったんですよね。そんなわけでまた苦労して会場へ到着。着いた時は1組目の前座が終わる頃でした。

2組目の前座が終了し次はいよいよBabyshambles。
ステージの準備が進みアルバムジャケットの幕が下ろされ時刻は9時。まぁそう簡単には始まらないだろうと思っていたら、それからかなり待つことに。
30分位過ぎた頃、何故かPeterがシャンパンとガムテープを抱えてトコトコ歩いてきて、スイッチの入っていないマイクに向かって何か喋ってそのまま退場。みんなポカーンでした。そしてみんなのイライラが始まった40分を過ぎ、45分を過ぎた頃にやっと登場。
まずバンドメンバーが入ってきて、そしてPeterが最後にステージ袖へ。Peterの彼女も来ていて、Peterはステージに出ようとして振り返り彼女のところへ。彼女と少し言葉を交わしてキスをした後やっとステージに出てきました。

肝心のセットリストを完全に忘れてしまって1曲目がなんだったか・・・。でもその日のtweetで「Farmer's、pipedown、Dr.no」が良かった、と書いていたのでそうだったのかも(汗)。Dr.Noがすごく良かったのは覚えてます。CDだとちょっとやり過ぎ感があるんですけど、ライヴになるとPeterの良さがグっと引き出されるように思います。

ということで、とにかくライヴはスタート。この日はMik側最前列で見ていたんですが、落ち着いて見られたし(会場も全体的に落ち着いていた)、PeterがMikにじゃれつくことが多いので笑ってる姿がたくさん見られたのが嬉しかったです。酔っ払ってヘロヘロだったのはいつも通り。というかバンドになるとPeterは気が緩むのかメンバーに甘えちゃうのか、調子に乗ってるところが良くもあり悪くもなる、というのが今回見ててよくわかりました(笑)。でもそういう姿がまた可愛いんですけどね。

自分のtwitterから感想を抜粋すると。。

「彼女も来てステージ横で見守ってた。途中マイクコードで縄跳び、ギターの投げ渡し、マイク投げ、途中で今夜はありがとう!と言って帰るフリ。曲間にシャンパンを開けようとしても開かず。アンコールのアルビオンで演奏してるのに出て来ずボーカル不在で進行。シャンパンを開けてたらしい…」

「アンコールが押したせいか最後はステージの照明ついちゃってたけど、あれはいつも?MCでは長い長いツアーも明日で終わり!て言ってた。メイベリンに入る前に皆で「メイベリン?」て頷きあってたのがなんだか凄く良い風景だったな。バンドもクルーもみんな仲良さげだった。とにかく凄く良かった!」

だそうです。
そうそう、あのPeterとDrewが「Maybelline?」と頷き合って、その後DrewはMikとも「Maybelline!」と頷き合ってたシーンにはグっときたなぁ。でもまぁそれだけセットリストが流動的で思いつくままに演奏してるってことなんでしょうけれど、そういうところがまた彼ららしいですね。
実際今回のツアーはセットリストがやたら長い日があったり短い日があったりで、必ずしもその通りに演奏されてるわけではなかったのが特徴的でした。毎回FFがラストを飾るのは変わらないけれど。

あとアンコールのAlbionは笑っちゃいましたねー。この時はバイオリンのMikiちゃんも出てきてたんですが、演奏が始まっても主役不在のまま。結構長い間インスト状態でした。でもAlbionのキレイなメロディーに更にバイオリンの音色が重なって、とても贅沢なBGMでしたけれど。
やっと出てきたPeterはシャンパンを持って登場。「開けられなくてさー」と呑気なものでした(笑)。最後はシャンパンシャワーをやって皆に嫌がられてました。
あとMCの途中で「Thank you~」と言った後で帰ろうとするショートコント(この動画の1:15あたり)的なことをしてみたり、ギターテックが作業中に背中のゴミを取ってあげたりと、小さい笑い処がいくつか。

あっという間の1時間半でしたが、ヘロヘロのPeterの危うさをバンドメンバーが見事に支えていて本当にBabyshamblesが復活してくれて良かったなと。本当に良い夜でした。

[review]
Express and Echo【Video: Babyshambles wow Exeter crowd after Pete Doherty is spotted in busy city pub
PEARSHAPED EXETER【BABYSHAMBLES AT THE GREAT HALL

[videos]
French Dog Blog【Babyshambles : Exeter Great Hall Videos
Youtube【Babyshambles at Exeter University

2013年10月イギリス旅行 ~宿泊編~

2013-12-01 | Travel
続いてはホテル。
今回は毎日が移動だったので、ホテルも毎晩移動してました。
そして行く先々で「1泊しかしないの?!」と言われました。ほんとですよね、イギリスまで来て、どの街も1泊ではもったいない位素敵な場所ばかりでした。

Gresham Hotel Bloomsbury(London)

ロンドンは本当に本当にホテルが高いですね!特に最近£が盛り返してきたので、値段に見合ってない部屋ばかり。

今回泊まったのは、ピカデリーラインのTottenham Court Road駅から徒歩で3分ほどのこのホテル。値段は約1万円/泊だったと思います。
エレベーターの無い4階の部屋で、設備は専用バスルーム、ベッド、机、テレビ、小さいクローゼット。本当にこれだけ。テレビをどうやってつけたらいいのかわからなくて、フロントの人に「テレビ壊れてるみたいなんだけど?」と言ったら、「違うよ、リモコンがあるだろう」と。でも部屋を出る前に隅々まで探したけど無かったので、「いや無かったよ!」と。すると「電話のそばに無かった?」と言うので、「え、電話なんて無いんだけど?」と言うと、「ウソだぁ」と。何度か「いや、無いってばー」「ウソだぁ」のやり取りをして(笑)、「じゃかけてみるからね!」て電話をしたものの、やはりかからなかったらしく、「おかしいなぁ、かからない(笑)」だって。だから無いんだってば(笑)。
という少しイラっとするやり取りの後、やっとリモコンを貸してくれて、テレビはついたものの、今度は音が出ない。配線の問題かなーとテレビの後ろをいろいろ触ってたら音が出ました。水場はシャワーブース、手洗いとトイレ。シャワーの出は良かったですが、水はけが悪かったです。。
なんていうか、これまでロンドンではもっとひどいホテルに泊まったことがあるので驚かないけど、本当にロンドンのホテル事情はもっとなんとかならないものですかね。
場所はとても良いですが、このホテルにまた泊まるか?と聞かれたら、もう少し安ければという感じですかね。

Clock Tower Hotel(Exeter)

二泊目はロンドンから電車で約2時間半のExeterへ移動。
Clock Towerという時計塔のそばのホテルに宿泊しました。Exeter St.David駅からも歩けますが、最寄はExeter Central駅から歩いて5分ほどで、St.Davidからだと坂道を上がらないといけないので、お勧めしません。

このB&Bは素敵でしたねー。ロンドンの殺風景な高いだけのホテルとは大違い。
全体的に青系で統一された室内は広くて清潔で、とても居心地が良かったです。スタッフの女性も気さくで、お勧めスポットや街中の説明なんかもしてくれました。
コンチネンタルかフルイングリッシュの選べる朝食付きで、これも美味しかったです。
ロンドンを出るとイギリスって本当に素敵なB&Bに手ごろな値段で泊まれるんですよね。

Rosscourt Guest Accommodation(Bournemouth)

三泊目はBournemouth。Exeterからは3時間ほどの移動でした。
そしてこのB&Bもまた素敵でした。
場所はBournemouthというよりはBoscombe spaという地区になるようで、Bournemouth駅からは歩くと20分くらいかかってしまいます。この夜はBabyshamblesを観る予定があったので、会場からも近いこのB&Bを選びました。

ここはオーナーのDebbieがやっていて、Debbieはとても気さくで素敵な女性です。
サッパリ気取らないけれどきちんとした気配りで、とても居心地良く過ごせます。
部屋も広くて清潔だし、Debbieが腕を振るってくれるイングリッシュブレックファーストもとても美味しかったです。Debbieとは年も近いせいか話も弾んで、たくさん話ができたのも良い思い出です。
冬だったのでお客はあまりいませんでしたが、夏は海水浴やサーフィンの客でいっぱいになるそうです。

あとDebbieの優しさというか心遣いで感動したのが、日本に帰ってきた次の週に、家に帰ったらイギリスからオレンジ色の封筒が届いていて。Debbieからのカードでした。
たぶん宿泊したお客みんなに出しているんでしょうけれど、Debbieの優しさを思い出してウルっときました。またBournemouthに行ってDebbieに会いたいです。

Jurys Inn Newcastle(Newcastle)

四泊目はNewcastle。
このホテルはチェーンらしく、ちょっと違和感を感じるほど近代的な建物が並ぶ一角がホテルで、規模も大きくホテルらしいホテルでした。

部屋の広さはもちろん、お風呂もバスタブ付きで意味不明な広さ(笑)。
Newcastleという場所にも拘らず、結構良い値段を支払っただけあって本当に良い部屋でした。ただこういうホテルはスタッフの人との距離感が遠いんですよね。あのロンドンのホテルでさえくだらないながらも笑っちゃうやりとりがあって、私はそういうのも結構好きなんですが、こういうチェーンの大きいホテルはそれが無いのがつまらないなーと思います。そういう点以外は、駅からも近いし、何よりその夜に見たライヴ会場から徒歩5分という近さ。お勧めではあります。

Heathrow Lodge(Heathrow)

五泊目、最後の夜は次の日の朝のことを考えて空港に近いホテルにしました。
Terminal5からは無料の乗り合いバスで10分ほどの1つ目の停留所が最寄です(Heathrowに向かう時は有料)。朝は出発時間を伝えておけば空港まで無料で送ってくれます。

このホテルは本館とアネックスがあって、私はアネックスに泊まったんですが、もう本当に泊まるだけと考えれば、悪くないのかもしれません。。お風呂・トイレは共用でしたが、なんというかもう雰囲気が私はダメで、とてもじゃないけどお風呂に入ろうとは思えなかったです。
部屋も水の音やなんだかよくわからない音が始終していて、それが落ち着かなくて。あと1階だったことや、アネックスへの入り口は深夜は鍵が閉まると言っていたのに開けっ放しだったりというのもちょっと。
安いし本当に最低限でいいと思うなら、アリです。

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と、いうことで今回のホテルは本当に様々でした。
やっぱりロンドンのホテル事情は良くないなぁという印象だし、Exeter、Bournemouthで泊まった2つは本当にイギリスらしくて素敵でした。
自分が宿泊先に何を一番気にするかと考えたのですが、迎えてくれるスタッフの雰囲気な気がします。なので大きいチェーンのホテルは泊まっても、どれだけ整っていてもあまり印象に残らないし、えー?!と思ってもスタッフとの間で何か良い思い出ができてしまうと、すごく印象に残ってるし。もちろん値段もありますけれど。
今度はどんなところに泊まろうかなーと思うと、楽しみです。

2013年10月イギリス旅行 ~飛行機編~

2013-12-01 | Travel
旅の記録の1つ目は飛行機。
前回、ダブルブッキングで1日滞在延長という経験をしたにもかかわらず、今回もBAさんにお世話になった結果、またしても貴重な体験をしてしまいました(笑)。これはぜひシェアしておかないと。

今回も3月の旅行の時と同じくBritish Airwaysで、行きは早朝に羽田を出て10時頃ロンドンに着く便、帰りは朝9時頃にロンドンを出発し早朝に羽田に着く便を予約していました。

出発は10月18日朝6時半頃。
家から空港に向かうのでは間に合わないので、今回も前日の夜1時頃に羽田空港に到着。出発ロビーのソファーで一晩過ごしてました。同じように早朝の便を待つ人でソファーがほぼ埋まっている状況は、3月と同じ。朝4時過ぎにチェックインカウンターが開き荷物を預け、早々に出国手続きも済ませた後は携帯を充電したりしながら過ごしてました。

なんとなくまだ暗い窓の外を見ると、自分が乗る飛行機が駐機しているあたりに赤いランプがチラチラと光り、航空機の後方を囲んでいて、何かあったのかなーなんてボンヤリ眺めてました。

それからしばらくして、そろそろ搭乗が始まるかと思ったんですが、これがなかなか始まらない。遅延を心配しつつ待っていたら、BAさんからアナウンスがあり、「機体の整備に時間がかかっているため、搭乗手続きにはもう少し時間がかかりそう」とのこと。

そのまま待っていると今度は「整備に時間がかかっているため、フライト時間を9時半に延期する」というアナウンス。何処からか待機していたらしいイギリス人機長も登場。機長が言うには、「飛行機が空港に着陸した際に発煙。その原因究明をしていたもののイマイチ原因がわからない。恐らくコレだろうという原因を特定してその部品を交換するのに時間がかかっている。ただ、本当にそれとは断定できないから、そのまま飛ぶわけにもいかない。引き続き機体の確認をしている」と。これ、全部英語で、機長が自発的にしたことだったせいか居合わせた職員が通訳することもなく、周辺にいた英語がわからない人からは文句が出てましたね。。。そして早朝に私が見た赤いチラチラはまさに自分が乗る飛行機だったらしく。でも何処から何時に飛んできたんでしょうね~。

その後乗客には一人1,500円分の食事券が配られました。ただしこのチケット、どの店で使えるかわからず、羽田空港の搭乗ロビーに食事ができる場所はあまりなく、どうやって使えばいいの?状態。一応職員からは「事前に使えるかお店に確認して下さい」と言われましたが、なんというかなんというか。。。
結局軽食屋に行ってサンドイッチと飲み物を購入。おつりが出ないということだったのでお水を余分に購入してその券は終了。搭乗ゲートが変わっていたのでそちらに移動してサンドイッチを食べてゆっくりしていました。

さて。
9時半には出発するはずの飛行機でしたが、9時を過ぎても一向に搭乗のアナウンスがされる気配が無く。。。どうやらまたしても遅延している様子。そしてとうとう「本日のフライトはキャンセルになりました」と。

まぁ一瞬何を言われたんだか?!という感じでしたね、本当に。
居合わせた乗客からは溜息や「ウソでしょ?」という絶句の声、などなど。声を荒げたりした人などはいなく、一見落ち着いた雰囲気でした。

BAさんからは今後のことについては改めてご案内します、とのことでしたがカウンターには振り替え便を用意して貰えないかなどの疑問を抱えた乗客で長蛇の列。私も振り替え便があればと思ってとりあえず並んでみました。だって着いたらすぐFolkstoneへ移動してその夜はBabyshamblesを見るはずだったので。

ただその時すでに10時を過ぎていて、羽田からのヨーロッパ便はもう夜まで無いし、もし成田へ振り替えできたとしても18日中にヨーロッパに着く便に乗るのは難しい、というかほぼ不可能。その夜はロンドンの宿を予約していたわけでもないので、下手にロンドンに着いてもなぁ、というのもあり、どうしようか悩んでいました。
搭乗ゲートでは先ほどの機長がまた登場し、英語でなにやら説明をしていました。
並んでいる後ろでは、サッカーのチケット8万のを買っちゃったのにー、という気の毒な話も。

そうこうしているうちにBAさんからはキャンセルになったフライトについては、次の日の4時過ぎの臨時便にまるっと振り替えます、との案内が。だったらどうせ19日はロンドンにいる予定だったしその振り替え便に乗ればいいか、と結論を出し、もうその日はさっさと家に帰りました(笑)。我ながら切り替えが早かったと思います。
ただ私はそれで済んだものの、それでは困る人(乗り継ぎのある人など)もいたはずなので、本当に厳しい状況だったのは確か。

後で同じフライトに乗り合わせてた人に聞いたところによると、振り替えを希望していた人達がどうなったのかはわかりませんが、臨時便の振り替え&家には戻らずだった人達にはBAが品川周辺のホテルを予約してくれたんだそうです。
ただホテル代はわからないのですが、その時にかかった費用等々はすべて後日BAのサイトを通じて請求しなければすべて自腹。その請求方法もBAのサイトを見てもよくわからず、電話をかけて問い合わせをしてそこからまた。。。と簡単ではないようで。つくづく面倒臭そうです。だったらロンドンでダブルブッキングをした時みたいに、いくらか入ったデビットカードでも配ってくれたら良かったのに。

結果的に私の損害は18日のBabyshamblesのチケット代のみで(ホテルの予約は当日の13時までにすればキャンセル代がかからなかった)、額も小さいので何もしていません。

翌日は4時過ぎの飛行機だったので、また夜中の1時頃から空港で待機。
臨時便は無事出発してロンドンにやっとのことで辿り着いたわけです。
いやー長かった。ロンドン、遠かったです(笑)。

これが行きの顛末です。
旅行に詳しい人によると、もし成田であればもう少し振り替え便の選択肢も多かったかもしれない、と。羽田はヨーロッパ行きの便数が少ない分振り替えがききません。
あとこれは完全に個人的な意見ですが、会社力っていうのもあるんじゃないでしょうかね。。。
ちなみにその後イギリスの天候がヒドかった時にBAのフライト状況を確認したら、成田便は飛んでましたが羽田便はキャンセルになってました。フライトの時間もあるんでしょうけれど。

ちゃんと飛んでさえくれれば、乗せてさえくれたら何も問題無いんですけれど。
安いなりの質も全然許容の範囲内なんですけれど。

帰りはまったく問題無く帰ってきましたが、正直滞在が伸びる方が嬉しかったなぁなんて呑気にも思ってしまいつつ、とはいっても2度も続けてこんな目に遭ってしまったし、いい加減あの航空会社を使うのはやめようと思った次第です。
と言いつつ、次の機会に続くんですが(笑)。