Music is.......

Peter Dohertyの話題など。
twitter→ https://twitter.com/moni_1973_

2012年もありがとうございました。

2012-12-31 | その他
とうとう2012年もあと半日ほど。
マヤ暦に倣うならば、新しい暦は始まったばかり。
これからの世界はもっと目まぐるしく変わり、厳しくなっていくんだろうな、などと思ってます、年越しに向けて明るいニュースも無いですし。

2012年、始まる時は良い一年にと思ったけど、終わりを迎えてみると、停滞の一年でした。
これは自分によるところが大きいのかな…。

来年はもっと「動」な一年にしたいです。
それから、長い間どうにもできなかった澱というか、しがらみから抜け出したいです。
やはりそれをどうにか攻略しないことには、前に進めなくて、結果的に自分を不幸にしてるから。
抱えてきた時間があまりにも長いし、自分一人でどうにかできることでは無いと思ってたけど、相手に期待もできないし、そんなことしてたら腐って人生終わっちゃう。
自分を苦しめてきたものより、自分を大事にしてくれてる人との繋がりや、大事なものを更に大事にしていきたいです。

来年こそはPeterの新譜も聴けそうかな。待ち遠しい。

今年も一年、このブログへご訪問頂きありがとうございました。
コメントを下さった皆様、お話できて楽しかったです。

来年がみんなにとって楽しい一年になりますように。
良いお年をお迎え下さい。

2012年ライヴ歴。

2012-12-29 | Music (洋楽メイン)
01/10 KASABIAN @ Yokohama Blitz, Yokohama
01/13 The Kooks @ Yokohama Bay Hall, Yokohama
01/16 Noel Gallagher & High Flying Birds @ JCB Hall, Tokyo
01/18 Foster The People @ Daikanyama Unit, Tokyo
04/14 ACIDMAN @ Saitama Super Arena, Saitama
04/27 MORRISSEY @ Blue Live, Hiroshima
05/10 LADY GAGA @ Saitama Super Arena, Saitama
05/17 MANIC STREET PREACHERS @ Shinkiba Studio Coast, Tokyo
05/18 MANIC STREET PREACHERS @ Shinkiba Studio Coast, Tokyo
05/23 Noel Gallagher @ Nihon Budokan, Tokyo
05/27 Primal Scream @ Wakasu Park, Tokyo
07/25 Radiohead @ Nanang Exhibition Hall, Taipei
09/26 Keane @ Shibuya AX, Tokyo
10/23 Paul Weller @ Zepp DiverCity, Tokyo
12/12 Spiritualized @ Shibuya O-east, Tokyo

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2012年のライヴ歴を。今年は15本です。

一番印象的だったのは、Morrissey。今年のベストです。
情熱的に歌い上げる姿、ステージで背中を向ける姿。額に汗を滲ませながら真っ直ぐ前を見つめて歌う姿が忘れられません。
まさかMorrisseyを見られる日が来るなんて。
今でも心から来日してくれたことを感謝しています。

それからManic Street Preachers。
2夜に渡るGIGは本当に熱かった。彼らの愛情を感じた温かさもありました。
普段は大嫌いなコーストまでの道のりも、全く苦にならなかったけど、2夜目の帰りは寂しさが募る帰り道でした。

GIG旅行は4月のMorrisseyで広島と7月のRadioheadでの台北。
友人を訪ねる良い旅でもありました。

相変わらず知的で緻密だったRadiohead。
予想以上にすっごく楽しかったKasabian。
予想通りにすっごく楽しかったLady Gaga。
知ってたけど更に素敵さがグレードアップしてたPaul Weller様。
思ってたよりアイドル?だったKeane。
3度も来日してくれてたっぷり幸せにしてくれたお兄ちゃん、Noel。
Noelをきっかけに、素敵な出会いもありました。
そしてUK Rock'n rollの雄だったPrimal Scream。

(名前を挙げなかった人達は個人的にイマイチでした。。。)

夏に見られなくて悔しかったのはStone Rosesですねー。

今年もたくさん来日してくれてありがとう。
来てくれたアーティスト達、来日公演に尽力して下さった全ての関係者の皆様に感謝。

来年は早くもBlurの来日が決定。
そしてPrimal Screamも。

来年はすでにGIG旅行の予定が1つは決定。
もう一つも決行の方向。
来年も良いライヴを沢山見られますように。

そして来年こそ、会うぞPeterに。

Peter Doherty @ Brixton Jamm, London (28/12/2012)(追記①)

2012-12-29 | Peter Doherty
昨夜はLondonのBrixton JammでGIGをしたPeter。
このべニューはだいたいいつも1st Set、2nd Setと2回やっていて、昨日もそうだったらしく。動画を見た感じ、特に混乱も無く、Peterの目つきは怪しいけど、オーディエンスシンガロングしまくりのいつも通りのJammと言う感じ。
どちらのGIGでもクラウドサーフをしたとか。

1st setはKings Crossへ到着した時のまま、黒の長袖Tシャツに黒のパンツ姿。
髪、切りましたよね。見るからにうっとうしかったので良かった。。。
2nd setは白いシャツに黒のスーツだったようです。

Kings Crossに下り立った時はぼよんとした顔してますが、ステージに上がるとキリっとしますね~。

動画など上がりましたらまた追記指定校と思います。

Peterの次のGIGは1月8日のパリの予定です。

[pics]

Instagram

(追記① 12/30 22:15)
動画を追加しました。*1をつけています。


[video]

1st Set

YT【Pete Doherty - Carry On Up The Morning - Brixton Jamm - Live in London
YT【Pete Doherty - What A Waster - Brixton Jamm - Live in London
YT【Pete Doherty - Time For Heroes - Brixton Jamm - Live in London
YT【Pete Doherty - Can't Stand Me Now - Brixton Jamm - Live in London
YT【Pete Doherty - Puff The Magic Dragon & Jingle Bells & Stage Dive
YT【Pete Doherty - Killamangiro - Brixton Jamm - Live in London】*1
YT【Pete Doherty - The Modern Age - The Strokes Cover - Brixton Jamm】*1
YT【Pete Doherty - Don't Look Back Into The Sun - Brixton Jamm】*1
YT【Pete Doherty - Arcady - Brixton Jamm - Live in London】*1

2nd set

YT【Peter Doherty BOY WITH THE THORN IN HIS SIDE】*1
YT【Peter Doherty GOOD OLD DAYS】*1
YT【Peter Doherty DOWN FOR THE OUTING】*1
YT【Peter Doherty AINT NO PLEASING YOU】*1
YT【Peter Doherty ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET】*1

Peter、Babyshamblesのアルバム制作に着手(?)。

2012-12-29 | Peter Doherty
昨夜Brixton JammでGIGを行ったPeter。
GIGの様子はまた別のログにするとして。

GIGに行った人によると、新作の話をする際にプロデューサーのStephen Streetがプロデュースしていることを認めると共に、それがBabyshamblesの新作に発展するかもしれないという雰囲気だった模様。

FDW【Brixton Jamm 28th December Rollcall】*2つ目のjumpingbeanさんのコメント参照。

なんとなんと。
先日は3人での再結成を果たしその後も会っているようだし、Drewも2013年にshamblesにサプライズがあるかもとツイートしていたし。

これは期待をしてもいいっていうことでしょうか。

昨日King's Cross St Pancras駅に降り立ったPeter。

he's the last of english artists

2009年にベルリンで着てたこのコートですね。ベルリンではシミだらけだったけど、クリーニングしたのかな。

Peterの『Chiang-Mai Diary』 (pages 1 - 59) (update)

2012-12-26 | Peter Doherty
Peterが今年リハビリのために滞在していたチェンマイ。
そこでの日記をPaul Roundhillがスキャンした状態で公開してます。

(update: 2012/12/28)

45ページ⇒59ページまで公開されました。

PETER DOHERTY LATEST EXCLUSIVE NEWS UPDATES【Chiang-Mai Diary pages 1 - 45 59

これをFDWで書き起こしてくれています。

FDW【Postcard from Thailand

理解できる部分もあれば、詩的でわからない部分もあったり。
でもどんな風に毎日過ごしてたんだろうと思ってたので、こういうのが読めるのは嬉しいです。

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ブログの更新が全然できておりません(汗)。
休みに入れば9連休。
28日にはPeterのBrixton JammのGIG。

そういえば↓によると、Stephan StreetがやはりPeterの2ndのプロデューサーの様子。

Julie Hamill【Fifteen minutes with Stephen Street, Smiths Producer and Morrissey co-writer/producer

そしてDrewが今朝、2013年はHelsinkiとShamblesでサプライズがあるかも。。。とツイート。権利関係の問題も解決の目途が立ったようだし、これはいよいよShamblesも活動を再開できるんでしょうか。

そしてHyde Park。。。はあるのか?

2013年、楽しみです。

Blurの来日が決定。

2012-12-15 | Music (洋楽メイン)
あまりにも衝撃的なニュースだったので。

Blurの来日が決まったそうです。

TOKYO ROCKS

2013年5月11日、12日に東京・味の素スタジアムで開催予定。
チケットは1日券 12500円 / 2日通し券 23000円 / 2日通し券(ぴあ先行限定早割)21000円

現在のところ決まっているのは、

Blur
My Bloody Valentine
Primal Scream
illion

。。。。。

Mani、双子の男の子のパパに。

2012-12-15 | Music (洋楽メイン)
Maniと奥様のImeldaさんの間に双子の男の子が誕生したそうです!
ManiがImeldaさんのtwitterで明かしています。

twitter【imelda mounfield

息子達の名前はGene Clark & George Christopher。

NMEによると、子供ができたことがわかったのは今年のStone RosesのHeaton Parkでのショウの前。でもまだ妊娠初期であったため、公にはされなかったそうです。

NME【Lily Allen shares news of the birth of Mani's twins

念願だったRosesの再結成に続くハッピーなニュースに、Maniはきっと幸せを噛み締めてたんじゃないかと。本当におめでとう。

現在すでに臨月に入っているLilyも祝福のリツイート。
次はLilyの番ですね。

アメリカでの悲惨なニュースがあった朝だけに、誕生のニュースに更に幸せを感じます。

Peter Doherty @ Izvestia Hall, Moscow (08/12/2012)

2012-12-09 | Peter Doherty
St.Petersburgに続いて昨夜はMoscowでGIGをしたPeter。
デニムにエンジのポロシャツに黒のジャケット、毛皮の帽子というスタイルで、GIG後にファンの写真やサインに応じてる時はスカーフを巻いて、組合せは一見ぐしゃぐしゃなのに、なんでかまとまっているのは、さすが。
機嫌も良さそうでクラウドサーフも決行(というより落ちた?)。そしてafter
写真にファンが描いたらしい自分のイラストを真似てるらしいシーンがあるんですが、もう、チャッキーとか(古くてすいません笑)思い出しました。
St.Petersburgからウォッカを飲んでるという証言が多数。瓶ごとがぶ飲みしてるようですが、恐ろしい。

写真で見ると観客が2階までいっぱいだったようで、Peterにとってこの2箇所はお気に入りの場所になってるかもしれないですね。

動画や写真が見つかりましたら、また追記していこうと思います。

[pics]

Flickr【Pete Doherty at Izvestiya Hall, Moscow 08.12.12
tumblr【Peter in Moscow
tumblr【MY BRITISH DREAMS

[video]

YT【Pete Doherty - Good Old Days/What Katie Did live in Moscow 2012
YT【Pete Doherty - Delivery (Babyshambles song) (Live in Moscow 2012)
YT【Pete Doherty - New love grows on trees
YT【Pete Doherty - Horror Show (The Libertines song) (Live in Moscow 2012)
YT【Pete Doherty - Music When The Lights Go Out (The Libertines song) (Live)
YT【Pete Doherty - Fuck Forever (Babyshambles song) (Live in Moscow 2012)
YT【Pete Doherty - Fuck forever (izvestia hall moscow)
YT【Pete Doherty - Can't Stand Me Now (The Libertines song) (Live in Moscow)
YT【Pete Doherty - Sheepskin Tearaway (Live in Moscow 2012)
YT【Pete Doherty - Always Something There to Remind Me (Sandie Shaw song)
YT【Pete Doherty - Down For the Outing (Live in Moscow 2012)
YT【Pete Doherty - Arcady (Live in Moscow 2012)
YT【Pete Doherty crowd-surfing in Moscow (fail?)
YT【Pete Doherty -- What Katie Did

Peter Doherty @ GlavClub, St. Petersburg

2012-12-08 | Peter Doherty
昨夜はロシアのサンクトペテルブルグでGIGをしたPeter。
すでに動画などがあがっているので、少しずつまとめたいと思います。

衣装は黒のスーツに水色のシャツ。途中お気に入りの毛皮の帽子をかぶったり、ロシアのパンでできた首飾りをつけたり(途中でちぎって食べてるし笑)。

『Black and Blue』で観客と喋ってますが、ロシアなのにフランス語で話しかけ、途中からどう話したらいいんだか、て様子。でも楽しそうで何よりです。私が勝手にPeterの調子を見極める基準曲『What a Waster』も良い感じ。

そして『FF』の前にダイブしちゃおうかなー的なことをしつつ何かもぐもぐ食べた後、バラを手にして花の部分だけを取り、ギターを手にし、そのバラはどうするの?て思ったら・・・うへー。「ぶ、かーっこいー!」っていうコメントと共に、顔がニヤけて困りました(笑)。

『You are my Waterloo』の前は、「St.Petersburg・・・I'm St.Peter」とかのたまってます。

ということで、また見つけたらr随時追加していこうと思います。

[video]

YT【Pete Doherty - Black and Blue (07.12.12)
YT【Pete Doherty - Fuck Forever (07.12.12)
YT【Pete Doherty - You're My Waterloo (07.12.12)
YT【Pete Doherty - What a Waster (07.12.12)
YT【Pete Doherty - Music When The Lights Go Out (07.12.12)
YT【Pete Doherty 1 07/12/12 Glavclub】*Suicide in the Trenches
YT【Pete Doherty 2 07/12/12 Glavclub

[setlist]

Arcady
What a Waster
At the Flophouse
You're My Waterloo
Lady Don't Fall Backwards
Music When The Lights Go Out
Baddie's Boogie
I'm Forever Blowing Bubbles (Doris Day cover)
Lost Art of Murder
Black And Blue
Fuck Forever

Peter Doherty Interview @ Short List。(Carlネタあり)

2012-12-06 | Peter Doherty
そして次のインタビューはロンドンのフリーペーパーShort List。
これは動揺しましたよ、だってここ最近のインタビューで初めてCarlのことについて話してます。

Short List【PETE DOHERTY

これもなかなか良いインタビューなのですが、取り急ぎこれだけは。
インタビューのなかで、Carlがパリに来たという話の流れで語られたのが以下。

「We’re tentatively making plans to do some shows next summer.」

(暫定的に来年の夏にいくつかのショーを行う計画を立てている。by google翻訳)

だそうですよーっ!
以前噂のあった東京はなくとも、Hyde Parkに望みを繋げる一言ではないですか。

ところでこのインタビューは「クリスマスには子供達に会いたい」とかAislingとの親子の届出を書かなきゃいけないというようなことを語ってたりで、Carlのことだけでなく少し他のサイトとは違う感じ。こちらも明日以降にでも読んでみようと思います。

Peter Doherty Interview @ Metro。

2012-12-04 | Peter Doherty
続いてのインタビュー記事はMetro。
せっかくマスコミが取り上げてくれてるのに本人は天邪鬼でねーえ。

このインタビューは短めなので、ガーディアンより先に訳してみようかな。
これまではあまり出てこなかったけれど、実は借金まみれになってるらしく、ロンドンにいられなくなった理由はこれまでの裁判の結果やマスコミに執拗に追いかけられるから、というだけでなく、借金もその理由の一つだと明かしてます。

Metro【Pete Doherty: It’s like people want me to be a f*****ed up, dribbling mess

Peter、昨日のプレミアは欠席。

2012-12-04 | Peter Doherty
昨日のGurdianの記事ですが、このような感じで折り込まれていたようです。
Gurdianも結構まめにPeterについて記事書いてくれてるけど、案外ファンがいたりして?

tumblr【thrillsarecheap

自分の勉強も兼ねた素人仕事で訳してますが、間違いなどご指摘がありましたら宜しくお願いします。それにしてもPeterのインタビューは何度、いつ読んでも素敵で飽きなくて、twitterで「普通に話してても詩みたい」てツイートしてる人がいましたが、本当にその通り・・・。

最近前向き発言も増えてきたし。。。なんて思ってたさなか。

やはり昨日のプレミアには現れなかったようで。
Peterの中ではもう終わったことなんだろうなぁ。
にしても「約束した仕事はしろ」ですね。

プレミアを観にいったNMEの記者さんが、Babyshamblesの「boys」と話したそうです。



Peterはいないから、と思うと複数形だしDrewとMik?

Peterのソロについて何かを聞いたそうなんですが、近いうちにNMEに明かされることになりそう。何が聞けるのか楽しみ。

それにしてもいろいろあるし、もうバンドは長い間どうなっちゃってんの?状態なのに、この二人はよくPeterについていってるなぁと思ったり。

↓この写真は最近かな?shamblesの3作目を期待しても良いのかも。

tumblr【Up The Shambles

Peter Doherty Interview @ Guardian。(まだ途中です。。。)

2012-12-03 | Peter Doherty
7日からロンドンで映画が公開になるので、関連してインタビューを受けている様子。
(今夜はプレミア試写会が行われる予定です)
長いのでまだ途中なのですが、アップ。修正・加筆も含め続きは明日以降に。。。

Guardian【Pete Doherty on heroin, life in Paris and his new film

Pete Doherty、ヘロイン、パリ、そして新作映画

パリでのカルトヒーロー生活をエンジョイしても尚、かつてのLibertineは中毒とバトルを続け、悪名高い過去から逃れられず(あるいは反抗中)にいる。

「しばらくの間、自分の神話にはまり込んでしまったみたいだ」
パリのアパートメントの19世紀の洒落た装飾の屋根裏部屋で、ベルベッドのソファの上でRottweilerはいびきかき、いくつかのキャンドルが薄明かりを灯している。Pete Dohertyはリビングルームのラグでリンゴの芯を蹴飛ばしながら、画面が割れたiPhoneを手に、片言のフランス語で友人達と喋っている。Balzacの小説が窓枠に積まれている。

ここはパリで、Pete、今はソロアーティストのPeter Dohertyは、詩を書き、絵を描き、フランス映画で俳優としてデビューをした。
ここ数年、The LibertinesとBabyshamblesのフロントマンはロンドンで最も悪名高いロックスターだった。ベビーフェイスに黄ばんだ肌、タブロイドの格好の的だった彼は、薬物所持とバンドメイトのCarl Baratの家に押し入ったことで3度の服役の後1つ目のバンドを追い出され、Kate Mossとデートをし、才能の無駄だと嘆かれていた。

Dohertyは4年前、クリーンになるための長く困難な状況のなかでパリに移ってきた。しかしLibertinesがイギリスのミュージックシーンに現れて10年が過ぎて、彼はヘロイン無しでは1日を過ごせない。パリはロッカーにとって悪癖から抜け出すのに適した場所ではないのかもしれない。Dohertyのように厳格で軍人の家庭出身であったThe DoorsのJim Morrisonは、27歳の時に風呂場で亡くなっているのを発見された。しかしDohertyは33歳で、傷つきやすそうでありながら活発で気楽な彼は踏みとどまっている。辿り着いて、とにかく立っている。

友好的な握手と両頬にするパリスタイルのキスの後(パリの音楽関係者は彼の紳士的な礼儀正しさを褒めていた)、Dohertyは紅茶と煙草を手にベッドルームのアームチェアに落ち着いた。私(=インタビュアー)の携帯が鳴った-母親からだ。「出た方がいいよ、じゃないと心配する」と彼(=Peter)に促された。

Dohertyにとって家族はまだ痛い部分でもある。彼の首にあるAstileのタトゥーはシンガーのLisa Moorishとの7歳になる息子の名前だ。彼はAstileと一緒に住んだことはなく、一度は彼の中毒のせいで会うことさえもできなかった。Dohertyの父親は陸軍少尉で、息子を「情けない軟弱なヤツだ」と呼び、薬物を止めるまでは会うことを拒否した。Dohertyの表情に悲しみがよぎる。「母親とは連絡をとってるよ」、自分を励ますように言う。「映画のプレミアの時にパリに来てくれたんだけど、どうだったと思う?」。驚いたように目を大きくして言う。「気に入ってくれたんだよ。母親はつまらない時ははっきり言う人だから、すごく意味のあることだった。」
Dohertyはずっと演じてみたかったと言う。でも1本目の映画、19世紀のフランスの詩人Alfred de Mussetをモデルにした小説が元になっているそれは、まるで自分を演じてるといってもいいぐらいだったそうだ。彼の役は恋に落ちるが、彼が言うには「傷つきやすいから、軍隊のように全て壊してしまう。彼自身のために。そしてバカなヤツになる。」

「監督のSylvie Verheyde(時々部屋をうろうろしたりベッドに横になっている)は、彼にとってはパリの母親のような存在だ。「母親は彼女のことを気に入ってたよ。‘あなたが息子を救ってくれた’って言ったんだ。」
ここはVerheydeのアパートで、Dohertyはたまにここで過ごしているが、彼はパリの西側の高級で静かな場所にフラットを借りていて、彼を見つけることができるかもしれない。でも静かであることは悪くないのが彼の理由だ。

フランスの批評家からの手厳しい評価にも関わらず、Dohertyはカルトヒーローであることをエンジョイしている。彼はイギリスの典型的なロックスターと崇められているし、ロマンスでは誤解されている。究極のはフランスの伝説的な存在であるSerge Gainsbourgと比較されることだ。DohertyのOld Albion Englishness – William Blakeをほのめかし、ポークパイハットに‘tickety-boo’(絶妙?)な表現、フランスでは熱心に受け入れられる。彼はEnglishman-in-Parisだ。「売店に行って‘雨が降りそうだね’て言うだろ。すると「天気の話なんてするもんじゃない、ここは革命の国だ!‘て言われる。」

(つづく)