Music is.......

Peter Dohertyの話題など。
twitter→ https://twitter.com/moni_1973_

The ViewのKyle、今回はマジメ。

2010-11-07 | Music (洋楽メイン)
んじゃ前回は?というのはまぁおいといて。

Daily Record【The View rocker Kyle Falconer is back and this time he's serious

訳そうと思ったのですが、出だしがどうにも上手く出てこず・・・。
ので、出だしは軽く省いたりおまけに意訳&グダグダですが、とりあえず。

-------

The ViewのRocker Kyle Falconerが帰ってきた。今回は本気だ。

前作のレコーディングの際の出来事を明かす。
当時レコーディングをWalesのMonnow Valley studiosでしていたThe View。プロデューサーであるOwen Morrisがイカダで川を下ってパブに行くとかいうおかしなことを思いついた為、3時間の川下りの結果迷子に。
物凄く寒くて「俺達いったい何処にいるんだ?」ていう状況になった後、結局ヒッチハイクをしてスタジオに帰還。この時のことは本当に最悪で、そして「こんなことしてる場合じゃない、音楽に戻らなきゃ」と思った瞬間でもあったという。

そしてOwen Morrisとの決別でファンを驚かせた後、3rd Albumの制作のため新しいプロデューサーYouthとタッグを組むことになったそう。

Kyleは「『Which Bitch?』はやり過ぎたんだ。飲み過ぎたしスタジオに閉じ込められて、やり過ぎだったんだ。もしまた(Owenと)一緒にやったらまた同じことを繰り返しちまう。Owenと離れることで彼の正気と自分達を守ることにしたんだよ。」

ツアーで疲れきったバンドは、3rd Albumの制作のためにLivepoolに移った。

「俺達一緒に暮らしてさ、毎日起きたらリハーサルをするんだよ。また順調にスタートすることができた。みんな毎朝起きたら笑顔でいられるんだ。DundeeのThe Doghouseでやってた初期の頃を思い出したね。ビートルズ(The spirit of The Beatles.)には影響を受けた。The Cavern clubにちょっと飲みに行って、Penny Laneを自転車で通り過ぎながら頭の中で歌詞を口ずさむんだ。」

KyleはスコットランドのヒットメーカーJohnny McElhoneと仕事をしたことも明かした。
「Johnnyはいくつかの良い言葉とソングライティングに関する指示をくれた。Happy out of itっていうすごくイイ曲ができたよ。」

15日にはAberdeenのステージに立つ彼らは、新しいアルバムは前の2作とは違ったものになるという。
Kyleは「『Which Bitch?』には満足してるんだ。でもイマイチ受け入れられなかったし、ラジオでもオンエアされなかった。ガッカリだったよ。新しいやつはもっとクリーン(な音?)になるはずだし、俺のヴォーカルも聴きやすいと思う。はっきりと、明確にね。」

KyleはMark RonsonのUKツアーにもゲスト出演、『The Bike Song』を歌った。
「Markとは2007年に(Londonの)Roundhouseで初めて共演したんだ。Amy Winehouseが出るはずだったんだけど、ドタキャンになってね。『Valerie』を歌って楽しかったな。彼とはそれ以来一緒にやってるんだ、ちょっとだけバンドを離れてね。」

-------

The View、というか、Kyleといえば、あの若さ特有のめちゃくちゃな感じが魅力でもあったんですが、いろんな経験して大人になってきたなーという印象。アメリカに入国するためにマジメにやってるとか、音楽をちゃんとやりたいとプロデューサーを変えるとか。全部上手く彼らの音楽に繋がってくれることを期待したいです。
今月中旬からUKツアーが始まると新曲も披露されると思うので、追ってみたいと思います
(できる範囲で)。

Peter Doherty@Vendome (29/10/2010)

2010-11-07 | Peter Doherty
そしていよいよPeter。
フェスで見る前に駅で会ったこともあって、そして1年ぶりにPeterのステージが見られると思うともう、嬉しくて。

でも結果からいうと、この日のライブはかなり散々なものでした。
駅で会った時は機嫌が良かったし、GIGのスタートも普通だと思ったんですけれど。でもひょっとしたらPeter自身の調子・気分が良くなかったのかもしれません、始めの方で「なんか暑いよね」と不快そうな顔もしていたし、そういうのがモロに出るタイプのアーティストだし。更に思い返せばスタート時からちょっとおかしかったよな、と。

GIGのスタートは『What a waster』でした。
ここでまず、観客に歌って欲しかったところ('two bob c***')で、まったく観客から声が上がらずPeterが少し「・・・」な表情をしたのが気になりました。

そして事が起こったのはPeterが数曲披露し、軽くMCをしてた時のこと。
一人の男性がPeterに向かって「F*** You, F*** You, F*** You, F*** You!」と4回も叫んだんですよね。さすがのPeterも一瞬言葉を失い、その後一言二言言って男性のいる方向を見ていたと思うと、いきなりギターを振り上げて殴りかかりにいきそうな勢いでステージ端まで小走りに行き、更になにやら叫ぶPeter。後ろからはマネージャーのAdrianやスタッフが駆け出してきて、スタッフのうちの数名がPeterより先にステージから飛び降り、どうやら男性を確保、会場から外に出した様子で、それを見届けたPeterもステージ中央に戻りました。戻った時にぼそぼそと「~...French C***...」と。

気を取り直してギターを弾き始めたPeter。
すると今度は先ほどギターを振り上げた時にはずれかかってたのか、アンプのジャックがギターからはずれて一瞬中断。再開してすぐ、今度はやはり先ほどのではずれかかってたのかホルダーがはずれギターが床に落下・・・。ウンザリ顔のPeter。すぐさまチューニングの男性がやってきて、ホルダーを直しギターをチューニング。「ちょっと待ってて」と言いぶらぶら歩いたりチューニングの様子を眺めながらワインを飲むPeter。

さて、また気を取り直してGIG再開。
でももうこの時点でPeterの集中力は完全にプッツリ途切れていたかと。
ギターも歌もグダグダ。ちゃんと弾けてないし歌えてない。Peterのライブ音源はそれこそ飽きるほど(飽きないけど)聴いてきたけど、あれはもう完全にダメな時の音。

その後はワインを観客にあげていた時、ぼたぼたと私の腕に垂らし。
終盤ではステージセットに置かれていたマネキンを蹴り倒して得意げに敬礼ポーズ。
Alan Wassを呼び込んだ『Hired Gun』ではまともにコーラスも歌うこともせず。(まったくもって音程が取れてなかった)

そしてラスト、『F*** Forever』で2ラインほど歌った後演奏停止。
「you were a lovely crowd, thank you」(FDWより)と言ってそのままギターを置いて消えていったという・・・。
ステージ袖に控えていたバレリーナちゃんは呆れてケラケラ笑い、AlanはボーっとPeterが着えた方向を見つめ、スタッフさん達は戸惑った表情。もちろん観客も「え?え?終わりなの?」という雰囲気。

その後ちょっと待ってみたんですが、Peterが戻ってくる様子は無く次のステージセッティングが開始。私達も会場を後にしたのでした。

その後出待ちもしたんですが、Peterは控え室から出てくるとツアーバスへ直行。そのままバスから出てくることもなく行ってしまいました。

ある意味貴重かもしれないです、ああいうPeterの姿が見られたのは。
『WW』でコーラスが無かった部分は、他のGIG、例えば去年私が行った時なんかは必ずファンが歌って返すシーンではあるし、やっぱり熱心なファンがいてくれないとアーティストだって遣り甲斐や楽しみがないだろうし、でもプロなんだからちゃんとやれよ、というのもある。でもこれはPeterに対しては甘くなってしまう私だけの思いかもしれないけど、ガッカリもするしすごく残念だとも思うけど、でもあれがPeterだし、そういうのも覚悟しておかないとPeterのファンはやってられないというか。

あとはファンがイマイチGIGに集中できなかったっていうのもあるかな。
Peterったら、新曲(Bonjour...)とか私も知らない曲とかやるから・・・。もっとよく知られた曲をやればいいのに、フェスなんだし。だから会場が集中できずにお喋りしたりしてPeterが「Hey! Listen, ....Stop talking」(Lady Don't...) て言うシーンもあったり。

なんかこう、いろいろヘンな要素が重なっちゃったかな・・・。
とまぁ、この夜はこんな感じです。
一緒に写真を撮れたという素晴らしい偶然と、イマイチなGIGと、この日はおかしな一日でした。

そういえばこの後Peterにプレゼントを渡そうとして係員に阻止されたAちゃんを見て、フランスのラジオ局の人が「ダメ元でこのステッカー貼って行ってごらん」とステッカーをくれたんですが、結局彼もPeterに取材を申し込んだものの断られ(Peterはこの時全ての取材を拒否していたそう)、相当ムカついていたようでした。というわけで、私達もそのステッカーで行く勇気は出ず・・・。

[photo]

Flickr【ROCKOMOTIVES 2010】*Peterのギター振り上げ写真あり。
Volumeixi【Rockomotives photos

[setlist & movie]*FDWより

What a waster
love reign o'er me
unknown song: maybe a new one, maybe a cover (remember the lyrics contain "saturday afternoon")
a fool there was 【YT
Sweet by & by
For lovers
Hooligans on e
Can't stand me now 【YT
Blue moon (the beginning)
Lady don't fall backwards 【YT
You're my waterloo
Mocking bird *
Some kind of instrumental *
Last of the english roses 【YT
What katie did
The ha ha wall
Fuck forever (aborted)
Hired gun *
Fuck forever (aborted)

VendomeとCASCADEURさん。

2010-11-07 | Travel
フェスはいいですね、普段見ないバンドを見たりするので。
あともう一つのエピソード。

明けた30日の朝は8時半頃のTGVに乗って移動しなければならず、ホテルのフロントにお願いして8時にタクシーを呼んでもらえるようお願いしていました。
でも8時過ぎになっても来る様子が一向に無く。Aちゃんがフロントに確認しにいくと、8時10分まで待ってくれと。そしてもし来なかった場合は、そこに居合わせた男性が駅まで送ってくれると申し出てくれたそう。
結局10分まで待てどタクシーは来ず。ということで、結局その男性に駅まで送ってもらうことに。車にはもう一人若い男性(I'm Peter Dohertyと言っていた笑)も一緒に乗ったんですが、てっきり親子かと思っていました。

車の中で話を聞いたところ、その男性はなんとミュージシャンで、前夜のフェスに出演していたというではないですか!
そうこうしているうちに駅について、若い男性も実は私達と同じTGVに乗るということで一緒に車から降りて、送ってくれた男性にお礼を言ってお別れ。そして駅に向かいながら若い男性に話を聞いたところ、その送ってくれた男性はなんとフェスの主催者だったとか!すごい。フェスの主催者さんと出演していたミュージシャンとお話できる機会に恵まれるなんて、ほんとラッキーでした。

ミュージシャンさんのお名前はCASCADEURさん。
実はAちゃんが駅で一緒に写真を撮ってもいい?と言ったら、「ごめん、だめなんだ」と申し訳無さそうに。なんでかっていうと「実はステージに上がる時、マスクをしてるんだ」と。なるほど、それじゃあちょっと、ねぇ。
音楽はRadioheadみたいな感じだそうです。
で、更に来年日本に来るかもしれないそうです、音楽をやりに。
彼のMySpaceはこちら【MySpace - CASCADEUR

CASCADEURさんとはTGVの車両が違ったので、駅にてお別れ。

それにしてもVendome、本当に良い街でした。
余裕があったらもっとゆっくりしたかったです。
TGVの駅とはいえ、一日に数本しか止まらないしガイドブックにも乗らないし大雑把な路線図だと載ってないくらいの小さな街です。が、そのせいか落ち着いていて、素朴で。街中には古い街並みが残っていて、人も優しくて。
Wikiはフランス語なので理解できないですが、何気に歴史のある街なんじゃないかな。機会があれば、ぜひまた訪れてみたい場所です。

Wikipedia - Vendome

それにしても去年のイギリスのLeamington Spa、今年のVendomeと、GIG旅行ならではですね、こういう小さな街を訪れることができるのは。どちらも本当にステキでした。

The Experimental Tropic Blues Band@Vendome (29/10/2010)

2010-11-07 | Music (洋楽メイン)
10月29日のPeterは、フランスのVendomeという場所でFestival Rockomotivesというフェスに出演でした。 20時頃に会場に入ることができて、ここでも最前列をキープ。

フェスというだけあってPeterの前に二組ほど出演したのですが、2組ともやたら個性的で、特に一組目のバンドに相当ハマってしまいました。

バンドの名前はThe Experimental Tropic Blues Band。
ベルギー発のツインヴォーカルで、Vo&GのDirty Wolf、Vo&G(&B?)のBoogie Snake、スキンヘッドのドラムDevil D'Infernoさんという3ピース。Blues Bandという名前だけあって、そういう要素もありつつ、ロックもありつつ、プロフィールを見るとメンバーで元パンクをやってた人もいるそうなので、そういう要素もある気がします。

このバンドは凄かった。そして楽しかった!
MySpaceで聴いて頂くとわかるんですが、かなりノリの良い曲をやってるバンドで、ライブでも出だしからノリの良さはあったんです。が、恐らく観客がドン引きしたと同時に心を奪われたのは2、3曲目あたり。Dirty Wolfがヴォーカルを取ってたんですが、どうしてそうなるのか、涎を垂らしながら歌ってるんですよ、それも30cmくらい!(すみません、キレイでなくて笑)。あそこで目撃した全員がギョっとしたのではないかと。唾が飛んでしまうのはよくあるけど、涎をあんなに長くたらしながら歌う人は初めて見た(笑)。本人も途中で気づいたらしく、苦笑い状態でしたが。でもそれから彼が前に出て客席に乗り出してくると、なんとなーくみんな遠巻きになってたのがおかしかったです。

まぁそんな形で観客の心を掴んだ彼らですが、「こりゃタダモノじゃないな」というのはその彼だけでなくBoogie Snakeも負けておらず。ライブが盛り上がってくるにつれて動きがどんどん怪しく激しくなって、すごい勢いで歌って、途中で前に出てきて観客の一人を呼び寄せたと思ったら思いっきりその人に抱きつく形でダイブ。そのまま観客の波に飲まれていきました。でもその時も、とにかく本人の迫力がすごくて観客はちょっと引き気味なのがおかしかった(笑)。彼はちょこちょこ最前列をいじりに来てましたね。

と、音楽より動きにどうしても注目してしまう彼らなのですが、彼らのためにフォローするなら、本当に音楽はカッコイイし、演奏も上手いし、ライブ中盤には観客も彼らに呑まれて盛り上がって、最後まで疾走感溢れる本当にかっこいいライブでした。初めて見た名前も知らないバンドだったけど、すごく楽しめたし。

最前列ついでにもう一つエピソードが。
一緒に行ったAちゃん、ライブ中からちょっといじられ気味でしたが、ライブ終了後、Boogie Snakeさんが手を振ってたので、わーっと手を振り返してたらタオルで顔をガシガシ拭きながらAちゃんのところへ。そしてキスされちゃったそうですよー、彼の長い金髪ごしだったそうですが。

という彼ですがPeterのライブ後に出待ちをしていた時、ちょうど外階段に座って煙草を吸っていたんですが、ありがちというか、とても落ち着いた雰囲気のお洒落なお兄さんでした。

彼らのパフォーマンス映像↓
YT【The Experimental Tropic Blues Band * Goddamn Blues
YT【The experimental tropic blues band (Tronar fest III- Mieres-23/10/2010)】
YT【The Experimental Tropic Blues Band francofolies spa 2009.flv

このバンド、日本でもいけそうな気がしませんか?