昨日の朝は時間が取れたので、市内西部の河口に釣りに行きました。一応、狙うのはアメマス。天気も良いし、前回の釣行からかなり日数が経っているので、何か状況が変化しているかも。
釣り場に到着すると、誰も釣り人はいませんでした。そのかわり、何かカゴのようなものを川に向かって投げては上げ、投げては上げを繰り返す人がいます。おそらく、川に上ってくるモクズガニを狙っているのでしょう。ただ、時期が早いようで何も取れていませんでした。
そういえば、モクズガニにそっくりな上海ガニも日本の複数個所に生息しているようですね。特定外来生物に指定されていたのでビックリしました。シロウト目には両者の区別は全くつかないと思います。昔、中華料理屋でアルバイトをしていた時、空輸された上海ガニを見て、「何だ、ただの川ガニじゃないか」と思った記憶があります。しかし、これもモクズガニと交配すると、日本の固有種が絶滅してしまうということなのでしょう・・・
それはさておき、引き潮でかなり水深が浅かったため、まずはフローティングミノーを投げてみました。ルアーはK-TEN。
風が無いので、気持ちよくミノーが飛んでいきます。しかし、アタリもなし。30分程投げてから対岸に移動しました。
時間は7時30分。すると、気温が高いせいか、早くも上流から雪代が流れてきました。河口から海に濁りが広がっていきます。水温はどうなっているのでしょうか?
こちらは比較的水深があるため、ジグに付け替えてキャストします。
ガガッ!と手元に衝撃があったのですが、何のことはない根掛かりでした。ありゃーと思いラインを緩めるとスッと外れました。ラッキーとルアーを回収すると、フックに何かが引っかかっています。何だろう。
遠くから見た時はチカだと思いました。しかし顔が尖っています。「この時期にカマス?」と一瞬思ったのですが、上げてみるとイカナゴでした。ジグの倍の大きさです。海面には鳥のウやカモが沢山いて、ポクリポクリと潜っていたのですが、おそらくこのイカナゴを水中で捕らえているのでしょう。
これがベイトなら、魚食系のアメマスがいてもおかしくはないのですが・・・
結局アタリがないまま1時間が過ぎて帰宅。ボーズ記録を更新していますが、確実に春は近づいていることを感じた日でもありました。