エクストリームでGO!!

オートバイ、自転車、釣り、その他色々、スピード大好き40オヤジがちょいとエクストリームな気分で綴る・・・

MTBレース

2007-08-30 21:30:18 | 自転車
もしやと思ってはいたのだが、10月に青森県の大鰐温泉スキー場で予定されていたMTBレースがキャンセルとなった。大鰐町は財政難で、スキー場の経営そのものが危ぶまれている状況なので止むをえないのだろう。

これまで県内のスキー場では、平内町の夜越山、青森市のモヤヒルズ、今回の大鰐町と全日本クラスのレースが数多く開催されてきた。自分も一般クラスのダウンヒルレースに地道に出場してきたので、これで県内の大規模なMTBレースが全く開催されなくなったことは非常に残念だ。ただし、最近は出場する顔ぶれがいつも同じで、新しいレーサーの参入は少なかったため、これも時代の流れなのかもしれない。誰も好き好んで、スキー場のテッペンから自転車で転げ落ちるような、危険な行為はしたがらないということか。危険なことほど面白いのだが。

幸いなことに、モヤヒルズではキッズクラスのMTBレースだけはかろうじて生き残っている。種目には親子リレーというものもある。今年の開催は9月9日だ。クロスカントリーレースは得意ではないが、とりあえずレースであることに変わりはない。なまった体に鞭打って、上り坂でもがく予定である。子供達よ、いいポジションでオヤジにリレーしろよ。

夏の終わり

2007-08-26 20:58:54 | オートバイ

家族サービスをさんざん頑張ったので、自分も遅い夏休みを取った。久しぶりにオートバイで近場へソロツーリング。行く先は青森・秋田県境の十和田湖。真っ直ぐ行けば、自分の住む青森市からはあっという間に到着する。途中、最近こちらではやりの(?)「つゆ焼きそば」を食べたり、渓流でルアーを投げたりしながらゆっくり向かう。 高地にある湖は夏の盛りを過ぎ、早くも初秋のたたずまい。少し前は大賑わいだったはずのキャンプ場も閑散としている。午後3時からテントを張るも、周りにはライダーがいない。一瞬おいおいと思ったが、夕方5時を過ぎると数台のオートバイが集まってきた。キャンプ場の前にはいい感じの湖面が広がっている。夕食前にもう一度ルアーを投げてみる。水はとてもキレイだが、追いかけてくるのはとても小さなブラックバスだけだった。 温泉に行こうと思っていたが、予想以上に寒く風邪をひきそうなので今回はあきらめる。シングルバーナーで炊飯し、早い夕食を作る。軟らかめのご飯を食べていると、正面の湖面に月が映っている。見上げると満天の星空である。普段は中々見られない景色だ。しばらくすると、後方のテントにCB1300のライダーが戻ってきたので挨拶に行く。ビールを飲みながら話していると、東京から来て翌日は大間町に向かう予定とのこと。大間町までは結構な距離だなと考えていると、「とりあえず夕方6時頃まで走って、たどり着いた所でキャンプする」と言う。今の時期に走っているライダーは、同じような考えの人が多いのかもしれない。自由気ままな旅である。ひとしきり話をしてから休むことにした。湖面の月も大分傾いて映っていた。少し冷たいが、頬をなでる風が心地よかった。


キャンプ

2007-08-15 21:40:02 | アウトドア(ダッチオーブン)

プチ・エクストリームおやじはアウトドアおやじでもある。 先日、2家族で青森県内の小川原湖畔にあるオートキャンプ場に行ってきた。ここはジェットスキーのライダーが多く訪れる所でもあり、キャンプ場のすぐそばでもジェットのエンジン音が響いていた。明るいうちにテントを張り、夕方からはバーベキューで肉を焼いた。ただそれだけではつまらないので、コールマンのツーバーナーを引っ張り出し、ダッチオーブンでトウモロコシとジャガイモを蒸し焼きにしてみた。別に何の工夫もない料理だが、野外で数人で食べるものはなぜか妙にうまい。あっと言う間に完食となった。鉄製のダッチオーブンはそのままにしているとあっという間にサビてしまう。酔った後のメンテナンスはちょいと面倒だが「これがまたたまらないんだ」とうそぶきながら、えっちらおっちら汚れを落とし、仕上げにオリーブオイルを塗りこめる。この手間のかかるところは、なにかオートバイに通じる感じがする。特別上等な道具でなくとも、きちんと手間をかけてやればかなり長持ちするものだ。趣味は長く付き合えるかどうかで決まると思う。


2007-08-07 22:44:20 | オートバイ
いつも寒いばかりの青森もとうとう夏になった。街ではねぶた祭りが盛大に行われている。この時期、北海道に渡る直前のライダーは景気付けにねぶた祭りに参加し、一気にテンションを上げている。フェリー埠頭には即席のキャンプ場が出現し、ちょいと汚れた感じの大勢のライダーがテントを張っている。もう、何年も前から変わらない景色だ。

自分も夏の北海道には6回ほど渡った。最近はとんとご無沙汰だが、特に道東の景色は格別だった。砂金掘りを体験した川にはサケが沢山遡上し、釧路湿原にはツルが舞っていた。根室近くの民宿では花咲ガニが一杯1000円で、まるで甲羅が洗面器のような大きさのものを食べることができた。知床横断道では2ストのオートバイはフケが悪くなり、背中に思い切りオイルの飛沫をしょってしまった。カムイワッカの滝では、深さを確認せずに飛び込んだらあやうく皆の前で溺れそうになった。宿は全部「とほ宿」でいきあたりばったり、夜は見知らぬライダーと酒を飲みながら色々なことを時間を忘れて話していた。

今も夏の北海道では同じようなシーンが繰り返されているのだろうか。250CCのオートバイが全く売れない状況で、大学生達は以前ほど北海道に渡ってはいないのかもしれない。かわって大型オートバイに乗ったベテランライダーが静かに走っているのかもしれない。夏は短いようでいて、結構長い。