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君はフラワートラベリングバンドを知っているか

2018年10月01日 | 音楽コラム
日本のロック系アーチストをずっと長い間見てきて不満だったのは、外国の歌を日本語に訳して歌ったり、高音の出ない所を裏声で、ごまかしたり、ほとんどの曲が、作詞・作曲は大人のおじさんで「ビートルズ」のように自作で、身体を張ったシャウト的な歌い方は非常に少なかった・・・。
そんな、何を取っても情けない日本の音楽シーンが、10年以上続いていた。

でも、ある朝 身体が、凍った !

ツェッペリン・ロバートプラントと同じ原調で「胸いっぱいの愛を」を歌うロックグループが、現れたのだ !

(それから2年)
大学はどうしても東京へと決めていた自分は以前修学旅行中「アシベ」で「タックスマン」「ラ・セーヌ」で「モップス」来日外人アーチストに対しては日曜に土方バイトで、チケット代を稼ぎ40グループ以上のコンサートをチケットガイドで、予約しては見に行っていたが、その時「新宿アシベ」で、あのフラワートラベリングバンドが、出ると知るや本物を見に「宿」へ行った。

ブルースハープ宜しく自作の「サトリ」等も、煙幕が、出てきちゃって、酔うほどに感動した。
そして、このバンドの出演コンサートは大体見に行きました。

ゲストに沢田研二が、ハートブレイカーを歌い途中からその上パートを「ジョー山中」が、ハモっていた。
東京体育館も見に行き日本にも世界に引けを取らないロックグループが、存在するんだと満足感に浸っていたものです。

それから、ジョーは「人間のOO」に出たり、独立したりと聞いていますが、後年まだお若いのに、お亡くなりになったとの事。

バンドの人が、食うに困った時もあったが、内田裕也氏が、何処からかお金を作ってきてくれ、何度もバンドの危機を救ってきた。
最近、その裕也氏の妻もお亡くなりになり、今は車椅子で同窓会のように、かつてのバンド連中と若き日を語り合っているようですね。

「ジョー山中」ボクシングで鍛えた、身体から放つブルースを聞かせてくれてありがとう。
素晴らしい日本ロック魂をありがとう。

リメンバー 「フラワートラベリングバンド」・・・・・・