みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

2005-04-06 22:33:24 | きょうのデジカメスケッチ
  
 さまざまな動物がペットとして飼われている中で、その代表格はイヌとネコだろうと思う。日本でどのくらいのイヌやネコが飼われているか数字を見たことがないのでわからない。
 
 さて、その飼い猫であるが、散歩の途中で時々見かける。塀の上や玄関先、生垣の隅っこでというふうに多様である。ギラギラした目で一点を凝視していたり、ひなたで欠伸をしながら眠そうにしていたり、辺りに気を配りながら動いたりしている。

 写真の猫は、ガレージの乗用車の屋根に行儀よく鎮座して、通りかかった人に注意を向けていた。私は立ち止まって猫に視線を向けたので、一瞬ギックとして身構える風に見えたが、姿勢を崩さずに私と目線を合わせ、決して自分から逸らすことはなかった。
 
 これが、猫が‘ネコ’たる所以だろう。たとえ飼い猫であっても、食肉獣であるネコ科の動物の形質を引き継いでいるので、イヌのように単純ではない。

 カメラを向けた私が猫の目にどう映ったか、門扉があるとはいえ、胡散臭い人間が前に立ち、自分に向けて、何かクロっぽいものを覗き込んでいる。
 「何かが起こる前に、逃げなきゃなるまい。その準備だけはおさおさ怠りなしでいこう」
 と、考えているのかな?

 ネコは基本的に目を合わせることを避ける傾向があり、自分のフィールドに土足で踏み込んでくる者を「野暮」として嫌う、と猫に詳しい人が書いている。どうやら、私のしたことは「野暮」だったんだ。 


 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (monma2004)
2005-04-07 20:42:48
 anikobe 様へ



 お立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。

 猫を飼っていらしゃるようですね。

 仰るとおり車の下にいるのを時々見かけます。いつも、猫と出会ったら、しばらく無言の対話をして楽しんでいます。
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おはようございます (anikobe)
2005-04-07 09:06:58
猫に向ける視線と観察がとても面白く読ませていただきました。

この猫たち、冬になると、車の上から、下に居場所を変えますね。暖かい場所選びでしょう。

車を出す時、必ず、下を点検します。

エンジン音で出て行くとは分かっていても気になる存在です。
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