蛞蝓戦争

2011-06-13 | 猫の額・・・日陰の庭

どうもバジルの育ちが悪い。

摘心したらすぐ出てくるはずの新しい葉が見えない。

カンパニュラもつぎつぎと花の数が減っていく。

出たな!ナメクジ!

庭いじりをしていて一番困るのが虫とナメクジ。

農薬は使わないようにしているのでウチの庭の葉っぱは穴だらけだ。

少々のことには目をつぶるが、こちらの食い分を荒らされたり、

蕾や新芽を食い荒らされたら闘わざるを得ない。

 

かくして右手に割り箸、クエン酸水入りの壜を左手に持ち、

夜な夜な、懐中電灯の明かりを頼りに家の周りをウロウロしているわけである。

 

ヒエエエエとかウワアアアとかモウヤダアア

アワワワゴメンネ~などと言いながら闘いは毎晩続くのだ。

 

ナメクジ界では私は極悪非道な殺し屋なんだろうなあ・・

殺さないで済むように「なめくじ逃げ逃げ」を撒いたり工夫はしているんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Market TERRACE ~川越総合卸売市場 場外レストラン~

2011-06-11 | 台所から…マトリョーシカ今日何食べた?

用事が出来て川越に行く。

ちょうど昼時だったので以前から気になっていた店に寄ることにした。

新鮮な素材を使った気取らない『食堂』をイメージして行ったら・・・

あらま!おッ洒落~なレストランでした。

ビュッフェ形式~つまり食べ放題~で1,800円。

私にとってランチ1,800円は結構覚悟がいる値段なので

一緒にいた娘に「逃げよう!」といったのだが・・

時すでに遅し!

白衣にギャルソンエプロンをつけたオネエサンの「イラッシャイマセ」につかまっちゃった

    野菜料理がタップリ  

                                 デザートは自分でクルクルしたソフトクリーム

 

           美味しかったから,今度は用事の無い時に覚悟して来ようっと

 

 

 


吐き気がするほど素晴らしい・・ブラックスワン

2011-06-10 | 日記

巷ではこれはバレエ映画ではない、サイコスリラーだ、ホラーだ、と

かますびしーゆえ観るのをちょっとためらっていたのだけど

お師匠さんが面白い、と言うのだから間違いなかろうと今朝観てきた。

間違いなかった。

私にとっては紛れもなくバレエ映画だった。

最初の何十分かはナタリー・ポートマンの腕の動きやターンの軸などが気になって

???だったがそんなモンすぐにどうでもよくなった。

「役に潰される」かア・・・・・

ううん潰されてみたい

この映画観ていたらポランスキーの「反撥」をまた思い出した。

もう1度観たいなあ「反撥」

音響も映像もこれでもか!と言わんばかりの最近の映画を観ていると

「反撥」の、ウニウニさせただけの壁や、ウォンウォン反響してたような音や

あのモノクロ画面をもう一度観てみたい、と心から思う。

 

 

映画を観ていてもうひとつ思い出した。

バレエをやっていた娘のだ。

10年ほどやっていたのでが変形し、高校生になった時には市販の革靴に履けるものはなかった。

シューフィッターのいる靴屋に行ったら気難しそうなオヂサマフィッターが足の採寸しながら

 「どうせプリマになれないんだからバレエなんて止めた方がいいんだカラダに悪い

なんてブツブツと言ってたなあ

ウチワサボテンみたいだった娘の足も今では人並みに近くなった。めでたしめでたし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ぶらり千川~小竹向原 

2011-06-07 | 日記

昨日みきちゃんからメールが来た。

 

急ですが熊谷守一美術館に行きませんか?

それからちょっとお茶でも。

 

朝10時半に待ち合わせてまずは熊谷守一美術館へ。

わざと裏通りを選んでブラブラ散歩を愉しむ。

人のお家の庭先の紫陽花やゼラニウムやアスチルベや

名前を知らない花や木や通りがかりの猫たちを眺めなら

                  

美術館は住宅街の中にある。どうでもいいけどみきちゃんは本当に髪が伸びるのが早い!!!

         

私の目的は熊谷守一の猫の絵。

それ以外はこの人がどんな絵を描く人か知らないで行ったのだけど、

何気ないデッサンや、油絵の自画像や、ユーモア溢れる虫や素朴な花の絵に思わず惹きこまれてしまった。

イイモノに出会うと、まだ観たことの無い素晴らしいもののことを思って少しだけ焦る。

美術館の1階はティールームになっていて珈琲のいい香りがしていたけど我慢。

今日のもう一つの目的の場所、みきちゃんが見つけて行きたいと言うカフェに向かう。

今度も地下鉄には乗らず一駅歩く事に

仕事のことや介護のことや話したいことが山ほどなんだけど

歩いていると面白いモノや景色がいっぱいあるので結局何を話したんだか全然覚えてない。

 

お地蔵さんや道祖神があったけど

手入れもされておらず悪臭がした。バチが当たるぞ

広~い敷地に木造の古家 

    

         空き家なのかと思ったが反対側に洗濯物が干してあった。

 

     デンマーク館というアパートを見つけた!

 先を歩いていたみきちゃんが「こっちにカナダ館が!」と言う。

その先には「ブラジル館」と「アメリカ館」計4棟のアパートが・・・

         

8000歩あるいてようやく尋ね当てたカフェは

    

                本日定休日   残念

 

  この後入った駅近のカフェで、みきちゃんは自分のケーキの半分を

  何のためらいも無くテーブルの上の灰皿に載せ私に分けてくれた・・・

  綺麗な白い小皿だったから煙草を吸わない彼女には取り皿に見えたらしい。

  それに気づいた店員さんの顔が可笑しかったなあ。

  ホントに二度見したからね。

  

  さんざんお喋りしたけど最後はやっぱり何かしたいね、と同じ思い。

  せめてひと月に1度でもいいから読むことから始めようよ、と約束して別れる。