ぶらり千川~小竹向原 

2011-06-07 | 日記

昨日みきちゃんからメールが来た。

 

急ですが熊谷守一美術館に行きませんか?

それからちょっとお茶でも。

 

朝10時半に待ち合わせてまずは熊谷守一美術館へ。

わざと裏通りを選んでブラブラ散歩を愉しむ。

人のお家の庭先の紫陽花やゼラニウムやアスチルベや

名前を知らない花や木や通りがかりの猫たちを眺めなら

                  

美術館は住宅街の中にある。どうでもいいけどみきちゃんは本当に髪が伸びるのが早い!!!

         

私の目的は熊谷守一の猫の絵。

それ以外はこの人がどんな絵を描く人か知らないで行ったのだけど、

何気ないデッサンや、油絵の自画像や、ユーモア溢れる虫や素朴な花の絵に思わず惹きこまれてしまった。

イイモノに出会うと、まだ観たことの無い素晴らしいもののことを思って少しだけ焦る。

美術館の1階はティールームになっていて珈琲のいい香りがしていたけど我慢。

今日のもう一つの目的の場所、みきちゃんが見つけて行きたいと言うカフェに向かう。

今度も地下鉄には乗らず一駅歩く事に

仕事のことや介護のことや話したいことが山ほどなんだけど

歩いていると面白いモノや景色がいっぱいあるので結局何を話したんだか全然覚えてない。

 

お地蔵さんや道祖神があったけど

手入れもされておらず悪臭がした。バチが当たるぞ

広~い敷地に木造の古家 

    

         空き家なのかと思ったが反対側に洗濯物が干してあった。

 

     デンマーク館というアパートを見つけた!

 先を歩いていたみきちゃんが「こっちにカナダ館が!」と言う。

その先には「ブラジル館」と「アメリカ館」計4棟のアパートが・・・

         

8000歩あるいてようやく尋ね当てたカフェは

    

                本日定休日   残念

 

  この後入った駅近のカフェで、みきちゃんは自分のケーキの半分を

  何のためらいも無くテーブルの上の灰皿に載せ私に分けてくれた・・・

  綺麗な白い小皿だったから煙草を吸わない彼女には取り皿に見えたらしい。

  それに気づいた店員さんの顔が可笑しかったなあ。

  ホントに二度見したからね。

  

  さんざんお喋りしたけど最後はやっぱり何かしたいね、と同じ思い。

  せめてひと月に1度でもいいから読むことから始めようよ、と約束して別れる。

   

  

   

  

  


空白

2011-06-07 | 介護日記

5月は辛かったな・・・

半月ぶりにようやくブログを開く。

体調がすぐれなかった、というより神経がちょっとやられた

アタマがクラクラ、眩暈、耳鳴り、倦怠感・・・

眠れぬ夜をどう過ごしていたかと言うと・・

食べた!ひたすら食べた!喉元いっぱいまで食べて、本を読む。

美味しいとも感じないのになんであんなに食べられるんだろう!?

これは摂食障害?

 

自分ではなぜこんな風になるかわからなかったのだけど、

「静岡に行く前はいつもそうだよ」と夫に言われて、

そういえばそうだったと思い当たる。

3/11以降、父の所へは4月に1回行ったきりだった。

久しぶりに行くので症状(!)がいつもよりひどかったようだ・・

 

アタマと心がバラバラになるとつらいね。

アタマでは「行かなきゃ!」と思うのだけど

心が「行きたくない」と言っている。

毎日の電話で優しい声を出せば出すほど疲れ果てる。

 

最近の父はまるっきり普通のオジイサンになってしまった。

ずるいよね

ついこの前まで滅茶苦茶なクソジジイだったのに、

昔のことはみ~んな忘れちゃったんだそうだ。

あああ、私もボケてアイツの言ったひどいことや、仕打ちを忘れてしまえればいいのに

 

静岡に行ってきたらホントに具合がよくなってビックリだ。

富士川SAにいたハンサムくん