
初詣の折、友人とかわした約束は、「来月は梅を見にこよう。」
先日、『牛玉さん』のあと買い物荷物を片手に、えっちらこっちら
上の梅林を目指しました。
※石山寺の梅林「薫の苑」は、国宝『薫の聖教』を著述した淳祐内供
(菅原道真の孫)ゆかりの地で、藤牡丹・白滝などの梅が気高く咲き
ほこります。(※<ahref="http://www.ishiyamadera.or.jp/">http://www.ishiyamadera.or.jp/ より抜粋)



開花が不十分だった上に、お天気が悪く、梅林は期待していた程の
美しさはありませんでした。
それでも、老若男女数組のカップルや家族連れが前夜の雨でまだ
濡れている梅を眺めていました。
開花時期をずらす為の工夫か、色とりどりの梅の他
別種の蝋梅(ロウバイ)まで混在しています。
しだれ梅の蕾が緑に大きく膨らんでいましたから、もう一度足を
運んだら表情の違う梅林を楽しむことが出来るかもしれません。
好みからいうと、白い一種類の梅が清楚でいながら、一斉に
辺りの空気をかえるような勢いで咲くのを見たいような気がします。
子どもの頃、学校から自宅迄の近道の寺の敷地内にそんな梅林があって、
その辺りを通るのが楽しみでした。

「雨にならなくてよかった。数日前より気がかりでした。」
と話しかけてくれたお坊様。