左:和服を着てキャンバスに向かう顔もリアルな健蔵マネキン。
美術館の3年間の間に、興味を持った滋賀出身の洋画家がいます。
それが、
野口健蔵 。
蒲生の遠足、次は
『野口健蔵記念館』です。
目を疑うりっぱさ!
裕福な生家と知ってはいたけど。
ここは、『記念館』として建設されたものではなく、
実家の傍ににたてられた、彼のアトリエの為の離れ。
この恵まれた、広いアトリエの一面のから、
今でも野口健蔵の描いた蒲生の風景がひろがり
その間に、彼の描いた板塀が見えます。
彼は、東京美術学校を卒業し、一時機は日本画に転向。
その後再開した洋画で帝展に連続入選・特選を受賞する力を持ちながら
故郷に戻ると、その頃の若手用画家たちのように洋行することもなく
郷里の蒲生の自然を描きつづけ、43歳で病死しました。
当時の他の画家とは、全く違う独走態勢で
描き続けた彼の作品は、美しい色でうねり
そのまま描いていたら、
自身の抽象画を描きはじめていたでしょう。
今回、はじめてここを訪れ彼の視線で
この窓から外を見られたことに、感激。
そして趣味のいい内装にも、感動。
その後、濡れた草のあぜ道を通って、健蔵の描いた川辺へ。
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洋画の次は、日本画
東近江市川合寺町
西蓮寺を訪ね、
生涯、桜だけを描き続けた
織田瑟々の作品を
数点見せていただく。
ランチも、リサーチのうえ予約の
近江 日野牛『岡崎』。
お肉がおいしいと、ハンバーグも美味しい。
色々骨を折ってくれた幹事さん、地元の観光ボランティアさん
お寺の人たちのおかげで、本当に有意義な遠足でした。
ホントにメンバーにもめぐまれてたなー。と感じた一日。
あー。みんなと(こんどこそ)これが多分最後。。。
と、この時は思っていたんだけれど、翌月次のお誘いが。。。
次回は、先約があっておことわりしたけど、
社交辞令でなく、美術館外の活動は今後も誘っていただけそう!?
怠けたいだけで、やめるのに。。。
うれじいいぃwwwずるっ。