Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

トルコ番外:ドーハの悲劇?

2014-11-30 00:00:00 | 海外旅行





ドーハ空港出口付近の天井とディスプレー。



旅の10日目、10/24。 
深夜の2時~3時頃・・・


今頃は、関空に向かうQR802便で
目を閉じようとしているはずの時間。。。


疲れ切った面持ちで、夫婦2組、個人×2とガイドさんの
7名で、カタール航空が手配したドーハのホテルからの
送迎バスを待つ。


最初に、カタールのスタッフから直に
「ダブルブッキングで席がないんです。
イスタンブールの空港スタッフがどう言ったとしても、
団体旅行のメンバーでも、ないものはないんです。
ホテルとお食事を用意して、お金も200ドル上げます。
カタール航空としては、そうできるだけです。」と
言われた時のショックといったら。
しかも、次の便は翌日の同じ深夜01:35発。


ガイドさんが、一緒に残ってくれると知ってからは
開き直ったものの、先に飛行機に乗った他の
30名も、さぞかし驚いただろう。。。





ホテルのナイトマネージャらしき人に質問して、
食事だけでなく飲み物も、レストランでも
部屋の冷蔵庫のものでもオールフリー。


トランクが来たら、部屋まで届けるし
翌日の夜まで、チェックアウトは心配せず
部屋をつかっていい、と聞いて初めて
安心する。



部屋に置いてあった雑誌。この通りの夜景が・・・


憔悴しきった目にも、来る途中の夜景がすごかったのだけど・・・
とにかくお風呂に入って、寝る。






そして、
悪夢のような夜が明け、カーテンを開けた時飛び込んだ景色。


観た途端、体力のバッテリーがチャージされた。



そして、トルコの8日間をいっきに
取り戻せるような質量のバイキング。





魚介類が、豊富にあったのが特にうれしかった。




恥ずかしいほど、生気を取り戻す。


あのまま、ボロボロで飛行機に乗るより、
ここでゆっくりできたのはラッキーだったことに気づく。





RETAJ AL RAYYAN HOTEL
夜はわからなかったけれど、
外に出て振り返ると、素敵なホテルだった。
(ホテルの窓に、周囲の高層ビルが映っている。)






ただ、海沿いは周囲に政府機関の建物が多く、いろいろ厳しい。
これを写すことすら、ガードマンが車で
やってきてやんわり叱られた。
外国でカメラ撮影は要注意なのに。
(つかまらなくてよかった。また、帰国が延びてしまう。)

その後も、懲りずに並びにあった
日本大使館のガードマンさんに
日本人ですけど、ここだけでもだめですか?
・・・と聞いたらわらいながら
「あなたがどこの人でもダメなんですよ。」
と、断られてしまった。






それでも、海岸はヒルトンのプライベートビーチに出てみる。






ぶらぶら。ぶらぶら。





+   +   +



あとは、部屋でハリウッド映画のビデオをみたり、
オットさんと4ケタの数字あてゲームをしたり、
うとうとしたり、
降ってわいたカタールの1日を
あっという間に消化してしまった。



ドーハの空港の大きなクマのぬいぐるみ。頭のちょんまげはライト。



空港に着くと、昨晩は剣もほろろだった空港スタッフが
ドーハを楽しめましたか?と聞いてきた。
昨夜の高飛車な言い方を思い出すと別人。
もともと、綺麗な人なので笑顔はかわいい。
そっけなく、「ホテルは悪くなかった。」とこたえたら
「覚えていますか?わたし、昨夜も居た私ですよ。」と笑ってる。
仕事柄、面倒はきっぱり避けるけど、
この笑顔が、彼女の本来の性格なのだろう。。。


さぁ、今日こそ帰れる。






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トルコ14:バザールとクルーズ

2014-11-29 00:00:00 | 海外旅行




エジプシャンマーケット近くのエミノニュ広場からみた
リュステム・パジャ・ジャーミィと手前は隊商宿。




トルコの旅、観光の最終日9日目。
10/23。



急遽、午前中の自由時間を使って、
ほぼ全員でエジプシャン・バザールへ行くことに。




初日、グランバザールをほとんど見る時間がなかったので
やはり、バザールは歩きたい♪




ここは、スパイスバザールとも言われているそうなので
2店舗で、サフランをェックしたものの決められず・・・





ここで、挽いてブレンド済みの
トルココーヒーを量り売りしてもらう。
ちゃんと、ビニールの口を密閉してくれるし、
身振り手振りで、淹れ方も教えてくれます。





食べ物から・・・




ランプ・・・




陶器・ウール・刺繍やなどのお土産品・・・。
そして、バザール独特の雰囲気・・・。
午前中の短時間で、個人で行く気力はなかったので
みんなで行けて、本当によかった~~!!



+   +   +



一旦ホテルに戻って、荷まとめ。
手荷物を持って最後のボスポラス海峡クルーズです。






バスごとのフェリー移動や、ブユック島への移動など船には
ずいぶん乗った今回の旅でしたが、それだけに感慨ひとしお。

モスクの屋根やイスタンブールの家並み・・・
最後に目に収めながらのクルーズ。




ヨーロッパからの豪華大型客船。もちろん、観るだけ。


チュラーン宮殿


ボスポラス大橋



「明日は、おうちなんて嘘みたい」と思っていたわたし。
まさか、ホントに帰りつけないとは・・・。



夕刻、空港へ。




+   +   +



トルコ最後の昼食は、陸上のレストランで
サバサンド・缶ジュース・袋=お菓子。

最後の食事にしては寂しいものの、
コインが切れていたので、飲み物付きというだけで喜ぶ。

nose5







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トルコ13:ビュック島の馬車

2014-11-28 00:00:00 | 海外旅行





トルコの旅、8日目。10/22。
バス移動450km・6.0時間、イスタンブールへ向かいます。


延々と、広い国土を感じさせるおなじような風景・・・。
でも、この移動時間を利用してトルコ機による日本人のイラン脱出の
プロジェクトⅩ』を見せてもらえて
有意義でした。





突然視界に広がる湖とか、





休憩場所でのローカル色豊かな商品をみられたし、





どこにでも現れる、のんびりしたワンコ達にもあえたしね。
耳のタグは狂犬病の予防注射済みの印だそうです。)



+   +   +






・・・イスタンブールの 乗船場に到着。





ランチはドネルケバブサンドと缶ジュース。
受け取って、付近のベンチを各自確保して戴く。





プリンセス諸島をまわるフェリーで、
めざすはブリュック島です。 




 
街の広場の時計台。


ビュック島は今ではリゾート地として知られていますが
オスマントルコ時代に幽閉されたビザンチンの
皇族たちの住んでいた島だそうです。


現在、緊急車両以外の乗り入れが禁止されていて
主な交通機関は、レンタル自転車と馬車。
さあ、今回のツアーのポイントの1つ、
楽しみにしていた馬車観光です。










 
私たちの馬車のお馬さんのお尻とはしゃぐ私。








建物ウォッチングも好きだから、たまりません。






海沿いを走るので、建物越しに青い海が・・・


  
 


意外と疾走する馬車があっという間に一周した後も、
活気のある街を散策。



  


かわいいネコちゃん達と出会う。







自由行動中「こういうとこで、食べたいよね」と言っていた
海沿いのレストランで、夕食後・・・





名残惜しみつつ、島を後にしたのでした。



この日、ホテルは振り出しに戻って
AKGUN ISTANBUL HOTEL。


明日、9日目がトルコ、最後の日です。






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トルコ12:ハトゥシャシュ

2014-11-27 00:00:00 | 海外旅行







 



トルコの旅、7 日目。10/21。


朝、5日ぶりに上がっているバールーンを
バスの窓から見ながらカッパドキアを出て、
ボアズカレの 世界遺産ハトシャシュへ。
バス移動240km・4時間。



まず、少し離れたヤズルカヤ遺跡を見学。
ここはヒッタイトの聖地だったところだそうです。


丘陵の緩やかで広い石段を登ると岩があり、
その間の空間に、多神教の神々と
ヒッタイト王トゥトゥハリヤ4世のレリーフ
をいろいろ見ることができます。





12神の行進のレリーフ
この12神は、黄泉の国の神々。
禊の儀式の際に、呪いを避けるために
黄泉の国から呼ばれるそうです。





剣神シャルマのレリーフ
どうやら、三角のとんがり棒が神様の目印らしい。
右手に剣を持ち、左手に抱えられているのは
トゥトゥハリヤ4世。小さくて、子供みたい。
帝国の王たるもの、神とも同等に描かれたい
ものじゃないのか?意外な気がします。





レリーフは、小ギャラリー、大ギャラリーに
彫られていますが、通路はこんなところも。



+   +   +


また、バスに乗って、ヒッタイト帝国の都
ハトゥシャシュ遺跡=ハットゥシャシュへ。





あたりは、のどかな牧草地。途中、草をはむ牛さんが。

その中に、遺跡が周囲一帯に点在しています。







少し登っていくと、大神殿跡があります。
それ自体は石垣程度のもの。
目立ったのが、緑の石です。
これは、説明を聞くまでもなくどこかから運んできたのでしょう。
あたりの岩石とは、明らかに違っています。

ラムセス2世から贈られたのか?
はたまたメソポタミヤからの戦利品?
どこから来たのか、何に使われていたのか
解明にいたっていないのだそうですが、
観光客は、触って願い事を掛けているそうです。


ここには、いくつかの個性的な門があるのですが・・・




のあちゃんみたい。nose5
修復されて数年とおぼしき、真っ白でかわいいライオンゲートの左側。




右側のこのコは、オリジナル。



Wクリックで拡大

昔は、アーチの左右を飾っていたようです。






こちらは、ライオンゲートと違い
本物と見紛うレプリカのスフィンクスゲート


上の写真が肉眼で見る以上に、はっきり
翼とその全体像を捉えて撮れていたので
すごくうれしかったのに・・・レプリカだったなんて。


本物は、1910年代以来ベルリンのペルガモン博物館に
あったそうですが、左:1924年と左:201311月(去年)に
返還され、今はイスタンブールの考古学博物館
展示されているそうです。


さらに上に行くと城壁に地下トンネルが・・・
70メートルの石組みトンネルで、戦争の際には
兵士を場外に送りだすのに使ったそうです。





真っ暗の中、ガイドさんのライトを頼りに歩るいて抜けると・・・




眼下には、大きな森。(パノラマ)






向きを変えると、・・・遺跡の向こうの大きな建物は
大神殿の実物大レプリカらしい。(望遠)


広大な遺跡は、修復やレプリカの増設で
年々変化している。。。



□  □  □



この日の昼食は、近くのレストラン。





あれ?と思って写してみたら、やはりなんだか
面白い写真になった。
なんだか、妙にポップでしょ。



このペーパー・ランチョンマットがほしかった。


で、トルコ料理のサチカブルマ(肉と野菜の壺煮)。 
と、パスタ。両方薄味。


バザールにたくさんある香辛料は
いったい、どこで使われているのか。。。
高価なのだろうか。。。
マカロニをつつきながらアレコレおもう。


昼食後、トルコの首都アンカラへ
バス移動210km・3.5時間


この日のホテルは、SURMELI ANKARA HOTRL。





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トルコ11:カッパドキア

2014-11-26 00:00:00 | 海外旅行



トルコの旅、6日目。10/20。

バールンツアーを申し込んでいたけれど、風が強く飛ばなかった。
ざんねん。


O.P.がキャンセルでも、カッパドキアは
連日にもまして弾丸ツアー。
予定、盛りだくさん。


と、いうことでこの記事も4日間分ぐらいの長さに・・・symbol6


まず、
世界複合遺産:
ギョレメ国立公園および
カッパドキアの岩石遺跡群
から、




急な坂を降りて、バスはギョレメの谷へ。




首を回さないと見渡せない規模の岩石遺跡群。





ここは、教会の遺跡が多く中にフレスコ画が
見られる場所もあります。


カッパドキアは、一帯が世界複合遺産になっていて
細かくバスに乗り移動しましたが
合間に、あー道草食いたい!! 魅力的な誘惑が!!





次は、奇岩群のパシャバー






太古からの火山活動と浸食作用が生んだ景色。。。
とはいえ、自然が生んだ異形。自然の偉業。






こちらは、ウチヒサール:ハトの谷


小さい穴は、住居ではなく
ハトの巣になるように開けられたものだそうです。


なぜならば、カッパドキアはワインの産地でもあり
葡萄の木を育てるための肥料として、
ハトの糞を利用しているのだそうです。 ふーん。



お店の屋根のおかしなディスプレー。




ハトの谷の近くで。

少年のドンドルマを食べ損ねましたが
このおじさんのピスタチオのドンドルマ、絶品でした。


次は国立公園内で、洞窟に住んでいる一般家庭見学に。





右のこの家の奥さまは、
コロンヤといるレモンの香りの液体を
つけさせてくれました。
アルコール度の高い除菌効果もあるローション。

そうしている間に、ご主人がチャイとアップルティーを
持ってきてくれ、洞窟のくらしをお聞きしたり
質問したり。。。

国立公園に暮らすというのは
なかなか決まりごとも多く大変そうですが
夏涼しく、冬暖かく近くに市場もあって快適のようです。

思っていた以上に、天井も床もでこぼこしていて
驚きましたが、その上に祖母、母、そして自分の
織った絨毯を重ねているのも素敵でした。


続けて、トルコ絨毯の専門店へ。
なかなかな関連性。
そーはいかないゾ、手中に落ちるものかとはおもいつつ・・・





nose5


そして、昼食。





その後、カイマルク地下都市へ。
岩石遺跡群のあるネヴェシェルから
少し離れていますが、入り口のボードの下のロゴが
世界遺産指定内であることを表しています。






腰痛を感じながら地下から出てきたあとは、
本日最後のビューポイント ローズバレー に。
夕日が落ちる前から寒い中、たくさんの観光バスや
車が集まってきて日没を待つ。









遠くに見えるのは、ムスタファさんの故郷の山:雪のハサン山。


そして、最後の立ち寄り先は、陶器専門店





足で回す轆轤で、みるみる蓋付きポットを
作って見せてくれた、職人さん。




カラフルな陶器は、買いませんでした。
撮り逃げで・・・すみません。


陶器店を出たころは、すでに真っ暗。
この日は、前夜と同じホテルに、連泊。


残念ながら洞窟ホテルじゃないけど、
いっぱいいろいろな洞窟に入ったから、
まぁいいかぁ。。。。







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