ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

バンクーバー雑感

2010-03-02 | Weblog
テレビにかじりついていたわけじゃなくて、主にNHKのダイジェスト番組を見ていたのですが、4年前と違って生で見られた種目もあるし、私なりにオリンピックを楽しみました。そこで感じたことあれこれ・・・。

一番感動したのは、生で見られたこともあり、フリーのフィギュア。中でも鈴木明子。心で滑ったスケーティングに感動!あんなに幸せそうな顔を見たら、見ているこちらも幸せになれます。スポーツを通して幸せになるのがオリンピックの目的だったら、文句なしで鈴木明子が金メダルでしょう。もちろんキム・ヨナの素晴らしさ・・・。金メダルにふさわしい演技に脱帽です。浅田真央の演技にも感動。トリプルアクセル合計3回成功なんて、歴史に残ります。本当にベストを尽くしましたね。ミスもちょっとあったけど、キム・ヨナさえいなかったら彼女が金メダルだったでしょう。二人のメダル争いに世界中が息を呑みました。お見事!

高橋大輔も良かったですね。織田も。怪我から立ち直り、果敢にメダルに挑戦。転倒したけど靴ひもが切れても、強い気持ちで演技に集中。自分らしさを目いっぱい出すことができたと思います。

カーリングを楽しませてもらったのも大収穫。日本のみなさんはトリノで楽しまれたのかもしれないけど、私は初体験。面白いスポーツですね。これ、私もやってみたいかなって思いました。やってみたらもちろん、すごく難しいのでしょうが・・・。解説者の盛り上がりがまた競技を楽しいものにしてくれましたね。

ジャンプ・団体・ラージヒルも感動。葛西の大ジャンプで5位入賞~。飛べなかったトリノの過去を乗り越え、今回飛べなかった「兄さん(岡部)の気持ちも乗せて」。大人のジャンプでしたね。

空飛ぶ魔法使い・スイスのアマンにびっくり。どこまで飛んでいくのか?滑降の王者・スピンダルにもびっくり。超スピードと恐怖を乗り越えて・・・。スノーボードの申し子・ホワイトにも・・・。彼だけ別格でしたね。勝負にならないくらい・・・。タフな天才たちの姿に、素直に感動。

それから、オリンピックがどうして国対抗になっているのかという、素朴な疑問も・・・。

こんなに世界はグローバルになっているのに、どこかの国の代表にならないとオリンピックに出られないのでしょう?国からどれだけお金が出ているか、競技によってかなり違うと思いますが、マイナーな競技は自前でコーチを雇ったり道具だけでも大金。国籍を代えた川口悠子、ハーフのリード兄弟だけじゃなく、今までも色んな選手の色んなケースがありましたね。なにも今更国家のために出場したわけじゃないのにな~って思ったりしました。日の丸があがると単純に喜ばしい気持ちにもなるけど、あの旗の元でアジアの国に迷惑をかけた過去を清算できていないことも、思い出されたわけです。

メダルの獲得は開催国カナダの他、やっぱりアメリカが多かったですね。日本も金はなかったけど、銀も銅もあってよかったです。目立ったのは中国・韓国の活躍かな?4年後のソチで、更に活躍するのでしょうか?楽しみです。

それにしても、今までにない雪不足でとても大変だったようですね。温暖化がここにも現れています。このままでは冬季オリンピックの存続が危ぶまれるかも?なんとかCO2削減に努めなきゃ・・・。そんなことまで思った今大会でした。

あらためてありがとう、バンクーバー!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿