ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

君がいた夏

2007-07-25 | 映画 か行
若き日のジョディ・フォスターが、年上の女性の魅力を透明感のある美しさとセクシーさで演じる。切ない青春物が好きな私には、めろめろの音楽もツボにハマった。

1988年 アメリカ ヒューマンドラマ、青春ドラマ
2007年7月23日 録画 
監督 スティーヴン・カンプマン、ウィル・アルディス
脚本 スティーヴン・カンプマン
音楽 デヴィッド・フォスター
出演 ジョディ・フォスター(フライトプラン、アンナと王様、羊たちの沈黙、タクシードライバーほか多数)、マーク・ハーモン
(出演作品などは、私が観た物にかぎる)

うだつの上がらないプロ野球選手がいた。彼・ビリーはいったんは野球を捨てたが、あることがきっかけでまた野球の世界に戻ってきたのだ。あること・・・それは、彼の子供時代の回想から始まる。彼のベビーシッターをしていた6歳年上のケイティは、おてんばで魅力的な女性だった。成長した高校最後の夏のほろ苦い出来事を最後に、会っていなかったが・・・。

ジョディ・フォスターの自然な演技が良い。50年代風のファッションに身を包み、美しい。活発で自由でチャーミング年上の女性に惹かれるビリーの気持がよく分かる。海辺の景色、初体験。親友とのやりとりや、再会。こんなすべてには、めろめろの音楽がぴったり来る。
ビリーが託されたケイティの遺灰の重さがずしりと胸に響くが、あくまで深刻にはならない。海に向かって桟橋を走るビリーは、ケイティの気持の代弁者なのだから。


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