ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

坂の上の雲 5(留学生)(12/27)

2009-12-30 | テレビドラマ
いよいよ子規は松山に帰ります。夏目金之助と一緒の下宿に住むという文学史上すごい時期です。「坊ちゃん」を書く時期ですからね。しかし、子規の身体は脊椎カリエスに冒され、真之も激痛に悩む子規の姿に驚きます。世界に翔く真之と対照的に、限られた空間で生きる子規。しかし、狭い庭から森羅万象を見出す子規でした。香川照之、ダイエットして結核を病む姿を見せてくれましたね。さすがです。

日露戦争は終わりましたが、日本はロシアの脅威にさらされています。

真之はそんな状況を一早く察知してロシア語を学ぶ広瀬と再会します。日本にもこんな人物がいたのですね。第二次世界大戦当時、アメリカは戦争の相手国である日本を研究していたけれど、日本は精神性だけを言って、敵性語として英語教育をストップしてしまうというおろかな行為をしていたのですから・・・。

やがて真之はアメリカに留学。高橋是清に再会し、更に視野を広げます。ナイヤガラ幕府を見たり、ネイティブアメリカンに武器を与えお互いに戦わせた過去を知ります。そんなアメリカのやり方から、日本の将来を危惧します。

また、広瀬は八代と出会い、オペラ劇場でロシアの娘・アリアズナに出会います。八代を演じた鶴太郎は良い俳優ですが、広瀬と並んだときの身長差が気になって演技に集中できませんでした。良いロケもやっているのに、ちょっと残念。それとも、こんなことが気になる私に問題が?

いつまでも結婚しない真之と、その真之を思う律。切ないですね。

また、好古は良い家庭を築き、子どもにも恵まれます。そして、この続きは1年後に・・・。

どうしてこんなに引っぱるんでしょうか?せっかく盛り上がっているのに~。何と言っても、このドラマ、すべてが素晴らしいのですが、どうしてもここが不満なところです。

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