DL(DL650AL3 V-Strom)のアクセサリー類の中でこのTouratechのサイドスタンドエクスパンションにベストアクセサリー賞を与えたい逸品だった(メーカーはエクステンション/extensionと言っているが、接地面積が広くなるのでエクスパンション/expansionとここでは称する)。
この装着により、舗装、未舗装含めて、不安定な所でも過積載のDLを躊躇せずに(勿論過度の状況では避ける事もあるけど)停める事が出来、ただの一度も敷板が必要だった事は無かった。
ただDLの時にも書いたが、本来はそういう使い方をするバイクであれば、スズキでもホンダでもメーカーは最初から接地面積の広いサイドスタンドを装着すべきで、材料費など殆ど増えない筈。後付けだとTouratechは5000円弱、今回のものでも2,790円(2,290+送料500)の出費が必要なのは如何なものかと思う。
CT用としては現段階ではTouratech含めメーカーオプションも社外品も発売されていないので、色々調べていたら、ADV150のサイドスタンド形状とCTのそれが酷似しているので、ADV150用を試したら使えた、という先達の有難い情報を得て、参考にさせてもらった。
物は中華製で当初の納期よりも数日早く昨日到着したので今朝、強風が吹き荒れる中ではあったがやる事を済ませないと寝覚めが悪いので朝一で装着してきた。
約9万キロ使ったTouratechは流石にステンレスの底が摩耗してボルトのネジ穴も変形している。Touratechは緩止めナイロンフランジナットを使っているが、ADV150用はただのボルトなので緩止めにLOCKTITE@609(中強度)を使用した。
ADV150用は底の厚みが約8mm程あり、比較的サイドスタンドが寝て傾きが大きいCTでも立ちが強くなるか少し気になったが、半分の4mm程えぐりが入っているので実質的には4mm程しか嵩上げにならないので大丈夫だった。
もう一つ、この手のエクスパンションは設計、形状が悪いとサイドスタンドを跳ね上げた時にセンタースタンドとの干渉がある。実際DL用Touratechの旧タイプは干渉したが、私が使っていた物は改良済みのバージョンだった。今回のADV150用もセンスタとのクリアランスが何とか確保出来ていて、問題無かった。
ほぼピッタリと嵌る。上側のカバー固定用の4本のネジのクリアランスを均等に調整するくらいか(若干浮いている)。接地面積はほぼ2倍になった。
サイドスタンドの底は既に擦り傷が出来ているが仕方ない。でもサイドスタンド回し(YSPのスタッフが良くやっていたのでウチらはヤマハ回しと呼んでいた)は今後止めておこう。
これで電装系を除きぼほキャンプツーリング仕様が出来たと思う。
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最初DL用が応用できないか試してみたんですが少々の加工では無理そうなので諦めました。
ver650さんならこの位の加工はお手の物では!!
鉄板を直に溶接じゃダメなんでしょうか、錆びますけど。
良さげですなぁ付けてみようかな?
私のはとりあえずゴム底を付けてます。
同じ所に駐輪してるとコンクリに錆が移っちゃうんですよねぇ
ステンレスで作ろうかなぁ(笑)