
このところ余り体調が良くないこともあり、終日家に居る事も。余り動かないのも良くないのでRブレーキ周りの清掃、点検をすることにしたのだが・・・
いやぁ~家から工具類や洗浄用の水等を持って駐輪場へ行くだけで動悸、息切れ、こりゃヤバいなぁ~、でも決めた事はやらないと。
イスに座って息を整えながら、ブレーキ廻りをみるがピストンがかなり出ているから清掃とパッドも外して摩耗のチェックをすることに。
で、先ずはガムテでスイングアームの養生、まあキャリパーに軍手被せるとかウェスで包むとか吊るすとかやり方は好き好き、キャリパーがスイングアームに当って傷にならなければ良い。
キャリパーを外す前にブレーキパッドピンのカバーナット(赤〇)とブレーキピンを緩めておいた方が固着している場合は外すのが楽なので回してみたのだが予想以上に固着していて回らない。
これカバーだからそんなにトルクを掛けて締める必要は無い筈なのだが、熱の影響もあるかもしれないが、どうもSWはどこのボルトにしても必要以上にトルクを掛ける傾向がある。
緩んで脱落するよりはまし、という考えなんだろうがところ構わず締めるのは止めて欲しい、ましてやこの手のアルミのカバーボルトでマイナスドライバーのものは舐め易いので困る。チェーンカバーの皿ナットなどもその部類なのだがレンチやドライバーの掛りが浅いものや材質がアルミで舐め易いものはバイク屋から帰ったら一旦緩めて自分の好みのトルクで締め直す事もある。
カバーナットの周囲にCRCを掛けて暫く待ち、ドライバーの頭を叩いてみたり、押し7、廻し3で頑張るがボルトの一部を舐めてしまった。これ以上無理をして完全に舐めてしまうと不味いし、インパクトドライバーは持っていない、素人の領域と玄人の領域は何にでもあるので傷を深くしない内に近所のバイク屋へ持ち込んでSOS。
ここ、上手く外さないとキャリパーごと交換になっちゃうんだよね~とかボルトを壊すつもりで一発勝負とか脅かされながら(実際は最悪、ドリルで揉んで逆タップ立てて抜けるとは思うけど)インパクトを使って外して貰った。パッドはやはり残量が少ないので交換することにして舐めたカバーボルトと併せ発注を依頼した。
Rブレーキパッドは1回目の交換が3万キロ、2回目が5.3万キロ(寿命2.3万キロ)、3回目が6.3万キロ(寿命1万キロ、残有りやや早め)そして今回8.1万キロ(寿命1.7万キロ、完全摩耗)となる、早いが、曲がる時などにも当ててリアを沈めて安定させたり、速度の微調整もするし、完全に摩耗していたから交換するしかなかった。ちなみにフロントは5.3万キロで1回目の交換、未だ残量あり。
結局新しいパッドの到着後に清掃もすることにしたので今日は途中までで作業終了。その後は同年代の店主と病気自慢?やら旧車の話やら暫く雑談してから帰宅。ブレーキパッド代先払いって聞いたら価格も分からないから後で良いって言うので入院の場合はパッド代清算してからにするねと言っておいたけど、20年も付き合いのあるユーザーに代金先払い、先払いと言うどこかの船橋のSWと違うなぁ~