ハンターカブで行く、ゲルザブC日帰り下道500kmテストツーリング

【20221027】

気温は低めで最高14/最低7だけど快晴、予定通りゲルザブCのテストツーリングに行ってきた。

目的地は以前にもCTで500kmツーリングをしたのと同じいわき市まで、0820出発、2010帰宅、久し振りのナイトランとなった。走行距離は513.7km。写真少な目。

鮫川村強滝（こわたき）甌穴あり。

美里かかし祭

食事休憩は30～40分、ファミレスは混んできても急き立てられないし、一人でもあまり気にならないのが良い。総じてコロナ対策も強化されていると思っている。

ライトアップ、他車からの視認性向上。しかし夜走ると見慣れた景色も変わってしまい、往きに確認していたにも関わらず、帰りに夕飯を予定していたあげ屋がみつからず通り過ぎてしまい、挙句に何度となく使っているK38も通過してしまった。

防寒に振って、薄手のウォームアップ肌着上下、オールシーズンライディングパンツ、ネルシャツにインナーダウンジャケット、オールシーズンジャケットという装備、この上にもう一段防寒を強化した真冬装備があり、更にそれでも寒いならその日はバイクに乗らないという最終奥義がある。

走り出して最初の印象は、シートが馬蹄形、Ωの様に丸く感じられた事だが、その分両側は張り出していないから太腿の内側を圧迫することは無い。足着きは若干悪くなるがCT自体が軽い車体だし、膝の曲がりが楽になるのは良い。それとゲルザブCの表皮はブレーキングの時に滑るので、ワインディングなどでも気になるかもしれないが、尻の位置を容易にずらせる事で血行、痛みに対してはメリットだと思う。

距離と尻の痛みをレベル0（無痛）からレベル5(悲痛）で表すなら、大まかにはこんな感じかな。

0～100km レベル0

101～150km レベル0.5

151～300km レベル1.0

301～500km レベル1.5

休憩は特に決めていないが、普段と同じで大体2時間、もしくは100kmに一回位の割合。余り頻繁な休憩はライディングのリズムが途切れて疲れるので避ける。

もう暫く使い込まないと結論は出せず、合う、合わないも十人十色なので個人的な感想にしかならないが、今日の感じでは私の尻には合っている様で、予想以上に尻の痛みは軽減された。

普段だと100kmでレベル1.0～1.5位になり、300kmを過ぎると立ち上がったり休憩を取る回数が増え、レベル的には3～4程度まで悪化して、目的地に到着してからも暫く痛みが抜けないが、今回は一度もそういう状態にならず、現に今椅子に座ってPCを打っていても全く痛みは無い。

CTはニーグリップできないこともあり、タンクのあるバイク以上にくるぶしでクランクケースをホールド（塗装が剥げちゃった）して膝を締めたり、腰を立てることや尻、肛門の周りの筋肉を締める事は今までもやっていたし、これからもやることにしている。

副次的ではあるが、尻の痛みが軽減されると、その分ライディングに集中でき、安全面でもメリットがあると思う。

そういう事で、IRON BUTTに少し近づけたら嬉しい、後100～200km位はいけそうだが、尻以外にも長距離は疲労が溜まるし、走りっぱなしは面白くないので、無理して走行距離を延ばすメリットは感じない。

ただこれだけカブのシートの尻が痛い話が出ているにも関わらず、基本的な対策がなされないのはメーカーポリシーなのかとも思ってしまう。勿論そういう使い方が、本来メーカーが意図したものでは無いにせよ、ディスクブレーキやキャストホイール、チューブレスタイヤについても、最近まで国内モデルでは導入されていなかったのは、メーカーの拘りというより単なる意地のようにも見え、新参者のカブ乗りとしては、あまり好きではない。

追記20221028

今日改めてゲルザブを見たら表皮に汚れがついて黒ずんでいた。勿論原因はライディングパンツが汚い事だが、それにしても結構目立つ。私はこういう汚れは余り気にする方ではないが、多分タンだと更に目立つと思う。黒なら目立たないと思うが、購入時には色のチョイスも考えた方が良いと思う。