CT125 しゃーない、やるかクラッチ調整！

先週、2000km達成ツーリングに出掛けた帰りにクラッチの滑りが発生し、そのまま夢ホンへ直行して修理を依頼した。

ただその時点では原因が分からず、取り敢えずはクラッチを再調整して試乗し、まだ滑っているようなら改めて予約を入れてCTを預けての修理も視野に入れると言う事になった。

予てからバイク屋選びで重要なのは購入時よりも、その後のメンテナンスや修理での付き合いであり、メカの腕は大事な選択要素だと再三書いてきたのだが、夢ホンと言ってもピンきり、メカについてはなんだか行動にADHDっぽさが混じっているような動きをするのと、融通が利かずパソコンばかり2時間も眺めている若いのと、見習いっぽいのと、見ていて不安要素がてんこ盛り。

結局、店長がクラッチ調整をして、その上自分で試乗をしてから、これで様子を見て下さいと渡されたのだが、その時は家まで数キロしか走らず。

今日改めて走り出したら、いきなりシフトが固くて入らないし、シフトをするたびにガッシャン、ゴッツン、その上ポコっという異音まで出る始末。それでも我慢して50km程走ってみたが、状況は変わらず、踏返しなんか踵落としをするように思いきり上からキックしてやっとゴッツンと入ったり入らなかったり、というように調整前より明らかに悪化している。

こりゃ駄目だ、CT乗りの某YTさんがシフトからポコッという異音がでるという指摘をして、その対策が出来たというビデオをアップしていてそのビデオを昨日も改めて観ていたのだが、店長が調整したら、正にその悪い時の症状そのものが発動した。やれやれ、これでは今後の付き合い方を考えさせられる。

店が当てにはならない、という事は十分理解できたので、駄目元で、そのYTさんが紹介された調整が有効と言う事で、ランチの後にやってみた次第。

方法は下記するが、これが正規の調整方法なのかはサービスマニュアルも見て無いし、手順も正しいか分からないから、自己責任として欲しい。

ただ調整を行った後、60km程走ったが、シフトの入りも店長の調整前のレベル＋αで改善され、異音も消えたの一定の効果はあったと言える。尚、顕著なクラッチの滑りについては今日は発生しなかった。

14mmのロックナットを緩め（私は外してしまった）、マイナスドライバーでロッドをストッパーに当たるまで右いっぱいまで締め込み（無理やり力を加える必要は無い）、そこから左に回して（戻して）抵抗が大きくなるところ（明確に固くなる）まで回したら、右に1/8戻したところで止める。これを2～3回繰り返し、納得したところでロックナットを締める。マスキングテープを貼ってオリジナル位置を一応記録はしておいたが、都度マイナスの切欠き位置が変わる場合もあり、あまり気にする必要は無い。